この企画展は、田原市出身で後の伊良湖岬美術館となる川口美術館を創設した川口四郎と、その長女で晩年を渥美で過ごし、渥美半島の風景を描き続けた入江窈、体調の優れない妻と美術館の運営を支えた入江光太郎の作品を展示しています。
川口四郎は、油絵で力強く大胆なタッチで風景や人物などを描き、日展でも活躍した画家で、会場には大小様々な作品がおよそ60点展示されています。
また、入江窈の作品は、どこかで見たことがある渥美の原風景を水彩の温かいタッチで描いたものが多く、伊良湖岬の美しい風景を絵を通して感じることができます。
この「川口四郎、入江窈・光太郎展」は、渥美郷土資料館と同時開催で、26日(日)まで開かれています。
取材場所 | 田原市博物館 |
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