この催しは、「愛知県農村生活アドバイザー協会」の東三河支部豊橋ブロックが、本年度4回開催するイベントのうちの一つで、この日は抽選で選ばれた12組の親子が参加しました。
みそ作りに使用した大豆は、農家であるスタッフが生産したものです。予め圧力鍋で柔らかくした大豆を袋に入れ、まだ熱を帯びた大豆の粒がなくなるまで押し潰していきました。続いて、米麹と豆麹を混ぜた桶の中に大豆を入れ、ムラがないようにかき混ぜていきました。大豆と麹が混ざったら、おにぎりを作る要領で、野球ボールぐらいの大きさに丸めていき、容器の中に叩きつけるように投げつけてきました。この工程は、中に空気が残らないようにするために、とても大切な工程です。参加者の中には、家でもみそ作りができるように、スタッフからコツを教わるなど、交流する姿も見られました。完成したみそは、参加者が自宅に持ち帰り、涼しい場所で10か月間発酵させれば食べ頃ということです。
参加者たちはみそ作りを通して、地元食材の魅力に気付くことができたようです。