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神宮神御衣御料所 糸繰り式

6/29(月) 10:00〜

田原市亀山町にある神宮神御衣御料所で26日金曜日、伊勢神宮に奉献する絹糸を紡ぐ、糸繰り式が執り行われました。

 糸繰り式は、伊勢神宮で神様に献上する絹糸、「赤引の糸」を紡ぐもので、毎年6月下旬に行われています。
 三河の糸を伊勢神宮に納める行事は、およそ1300年前から続けられていましたが、応仁の乱を期に中断していました。
 しかし明治の始めに、現在、神宮神御衣御料所を守る渡邊久子さんの祖父 渡邊熊十さんが、10年間かけて伊勢神宮から許可を得て、再びこの伝統行事が再開されたそうです。
 現在使用している繭は、県内で2軒しかいない養蚕農家のうちの一人、新城市在住の海野さんが生産したものです。
お清めには、伊勢神宮、橿原神宮、明治神宮、そして砥鹿神社の宮司らも出席し、繭が清められました。続いて直会をはさんだ後、糸繰り殿で、まずは繭を煮ました。ここから糸繰りの作業を行うのは、16年前から役を務めている糸姫の二人です。
 十分煮出した後、100年ほど使用しているという足踏み式の繰糸機「だるま」を使って、繭から繊維を取り出し、撚りをかけて糸を紡いでいきました。
 途中、養蚕にチャレンジしているという亀山小学校の3年生児童も訪れ、目を輝かせながら職人技を見学していました。
 紡いだ糸は、大枠で巻き取る作業を行います。この作業は児童も体験することができました。
 この赤引きの糸は、7月4日に伊勢神宮へ奉献されます。

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