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東三河地域問題セミナー公開講座「今求められる地域政策は何か?」

7/14(木) 10:00〜

ホテルアークリッシュ豊橋で11日、「東三河地域問題セミナー」の公開講座が行われました。

 このセミナーは、公益社団法人「東三河地域研究センター」が年に4回開催する公開講座で、所属する会員を中心に、およそ50人が参加しました。今回は講師に都市社会学、地域社会学が専門の山下祐介さんを招き、「今求められる地域政策は何か?」と題した講演が開かれました。
 前半は、これまでの地域政策が住民のニーズやアイデアを基に策定が進められるよりも、実際は国の政策の上に、国主導で策定されている色合いが強いといった現状が説明されました。その理由の一つに、「東京一極集中」が挙げられ、その本質は、2000年代以降、公的機関の国と地方の序列が固定化されたことに伴い、企業においても若者が中央を目指す傾向にあることに由来すると指摘しました。参加者たちは、レジュメにメモを取るなど、熱心な姿勢で山下さんの話に耳を傾けていました。
 後半は、国への依存、市場経済への依存と集中は、同じ現象の表と裏であるとした上で、「国のあるべき姿は 東京一極集中による依存からの自立ではなく、共依存による支え合いである」という論考を展開しました。講演終了後の質疑応答では、「地域創世のために個人でできることは何か?」「東三河は今後どのような道を模索すべきか?」といった質問が飛び出し、参加者たちの問題への関心の高さを示していました。
 参加した人たちは山下さんの講演を通して、東三河地域の将来の地域政策を議論する上で、有益なヒントを得ることができようです。

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