この「ヒマワリの種まき」は、特定非営利活動法人「田原菜の花エコネットワーク」が、市内の保育園・こども園の園児を対象に遊休農地を使ってヒマワリや菜の花の栽培を通して、子どもたちが「自然環境や食と農業」などを学ぶことが出来るようにと、毎年実施しています。この日は、講師の鈴木さんが、福江保育園の年長と年中の園児67人を前に、肥料のまき方や種のまき方などのお手本を身振り手振りで見せてから作業が始まりました。あらかじめ小さなバケツに、米粒ぐらいの大きさの肥料が用意され全員横一列に並んで、一斉に肥料をまきました。肥料を撒いた後は、ヒマワリの種まきです。田原菜の花エコネットワークのスタッフがヒマワリの種を土と一緒にかき混ぜたあと、バケツに入れて配りました。そして、同じように全員横一列になって講師の鈴木さんが教えてくれたように、丁寧に種をまいて行きました。晴天に恵まれたこの日、福江保育園の園児たちがまいたヒマワリの種は、1週間後に芽が出て、およそ60日後の7月中・下旬頃には花が咲きはじめるとのことです。
取材場所 | 田原市立福江保育園・福江町向田(遊休農地) |
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