２００９年８月２３日（日）晴れ

初めてクロカンに出てみた。 静岡県富士市の富士山こどもの国で開かれた、富士山クロスカントリーだ。
ここでの種目は、２km、３km、５km、１０kmの４通りあって、私の出る１０kmは２kmのコースを５周する。
去年はコースの誘導にミスがあったそうで、今回はコース上に周回数をチェックする機器があって、そこを５回通過しないとゴールタイムが計測されないようになった。
またランナー自身が何周目を走ってるのかわからなくなりそうだから、輪ゴムを５個手首にはめて１周廻るごとにはずすって方法になった。

制限時間は９０分。 私は自分がどんなタイムでゴールできるか予測できなかった。平坦なら５５〜５９分、キロ６分弱がやっとって低レベル。
コースは高低差約４０ｍの起伏がだらだらと続く。でも私はふだん村の健康の道超ハードコース（片道４km、高低差２００ｍ）を片道３５分、往復７０分で練習してる。
キロ９分てことはないでしょ、キロ８分として８０分以内でのゴールを最低目標にした。
ＡＭ１１：５０、１０kmの部スタート！男子７１８人＋女子１３７人＝８５５人が一斉に走り出した。

足元は芝生なんで走るのには気持ちいい。でもでこぼこ道なんで気をつけないと足をとられそうになる。 舗装してない点トレランと同じだ。
木陰を走ると涼しくてさわやか。ここは標高９００ｍくらいだから、平地より５℃くらいは低いはず。
でもそーじゃないトコに出ると、暑い！ホントに真夏の日差しが肌を刺す！
いつもは日焼け止めクリームをしっかり塗って美肌維持対策してるけど、今日はついやめちゃった。いかん(+_+)　頬が・腕が・赤く焼けてくのがわかる。

１周廻り終えて１４分。このペースならゴールは７０分だ。でも後半落ちるのは毎度のこと、ペースダウンするに決まってる、８０分以内で行けたらヨシとする。
２周目に入った時、後ろからトップランナーたちがすごい息づかいで走ってきた。この人たちはもう３周目に入ってるんだ。
何人かすごいスピードで私たちの横を走り抜けた後、トレランの第一人者・相馬　剛選手が私を追い抜いて行った。
今日は招待選手じゃなくて一般参加として１０kmに出てるんだ。「相馬選手、ガンバれ〜ッ！！」声を張り上げて応援してあげた。

ちょうど半分の２周半・５kmで３８分。やっぱペースが落ちた。
周回の終わりに「心臓破りの丘」って、おっそろしいネーミングの急な上り坂があって、そこだけは１周目から歩いてる人も多くいた。
私はレース途中は決して歩かないことを信条にしてるが、４周目ではたまらずそこはウォーキング。
５周目に入ったらラストスパートかけようと思ってたけど、その余力なし。なんか…暑さにやられたって感じ。
体が熱い！ランシャツは汗でビタビタ。腕だけ振って、走るカッコするのがせい一杯。５回目の心臓破りの丘も歩いてしまった。

そこを抜けると周回コースをはずれゴールエリアに進む。ちょこっとラストスパートかけるとあっけなくフィニッシュラインがあった。
最後だけは元気よく、両手を上げてゴール！大会関係者のまばらな拍手。
タイムは１時間１９分５３秒だった。ひゃ〜かろーじて８０分以内だ。
こんなんじゃぜんぜん満足できん。やっぱ７０分以内でないとね。あ〜ぁまた練習のやり直しだ。まだまだ未熟者です〜^^;

会場に着いてすぐ。いつもこの時が一番元気がいい(^^ゞ	開会式の後、ウォ−ミングアップストレッチのご指導	５kmの部のスタートふーけー