「昭和のこころ」ノスタルジー世界のブログ
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「学ぶ日本史」

 


■日本史の学習(4) 教科書をベースに 2013年04月20日

■日本史の学習(3) 参考書や問題集を買う前に 2013年4月20日

■日本史の学習(2) 参考書や問題集を買う前に 2013年4月10日

■日本史の学習(1) 新学期のスタート間近です 2013年4月3日

■学ぶ日本史・・・読書でじゅうぶん 2010/05/25

■NHK大河ドラマ「龍馬伝」と日本史の学習 2010/01/31

■『覚えておきたい 古文書くずし字200選』柏書房 2010/01/20

■学ぶ日本史 あのページの、何行目に書かれていた2009/11/25


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■日本史の学習(4) 教科書をベースに 2013年04月20日

教科書を理解できないのに、参考書を見ても無理があるというお話をしましたが、参考書の方がわかりやすいという人もいるでしょう。それはそれでよいと思います。

ここでは、教科書をベースにした、一つの学習方法を紹介します。

教科書の文章は、おもしろおかしくはありませんが、簡単で無駄のない文章です。国語(現代文)の力があれば、何とか理解できる日本語です。新聞を読む力があればじゅうぶんだと思います。

もしも、意味不明な言葉があれば、国語辞典でひとつずつ調べながら進めていけばよいことです。いい加減な自己判断で流していけば、それなりの文章理解になるだけです。

国語の力が普通にありながら理解できないとしたら、歴史用語がわからないのだと思います。その場合は、歴史用語辞典か日本史辞典を使いましょう。ひとつひとつ理解していけばよいのです。

あまりにも中途半端で進んでいくのでは、おもしろくないでしょうし、残りませんね。
 
 
■日本史の学習(3) 参考書や問題集を買う前に 2013年04月20日

自分に合った参考書や問題集を手に入れるためには、先ず自分の力を知ることです。
実際に、参考書や問題集を開いて理解できるようであれば、
あるいは、違和感がなければ、自分の段階にあっていると思います。

何を選んだらよいかわからないといっても、何冊も自分で手に取って慎重に見比べてみれば何となくわかってくるものです。

わからないときは、あなたの今の実力を知っている先生にうかがってみることです。

あるいは、事前に先生からアドバイスを頂いてからでもいいでしょう。

徐々にレベルアップしていったらよいのです。
自分の力にあっていない教材で学習しないことです。
ほんとうに身につけたいのであれば、最初は時間をかけることです。

学習塾・進学塾・家庭教師、何れにも言えることです。
 
 
■日本史の学習(2) 参考書や問題集を買う前に 2013年04月10日

高校で使う教科書の内容が理解できないという理由で、参考書や要点整理を買ったとして、どうするのでしょうか。「参考書を買ったけどわからない」となることが目に見えています。

教科書の内容よりも深く知りたい人が参考書を買うものだと思います。
教科書の内容をある程度理解して、要点を整理して覚えたいときに要点整理を使うものです。

教科書を開き、読んでみて理解ができないのに、それよりも難しいことをやってわかる方が不思議なのです。

@簡単なステップから

教科書の内容を理解できなければ、中学の教科書を読むことです。それでもわからなければ、小中学生向のマンガの日本史をおすすめします。全部読むのではなく、授業の単元に合わせていけば、無理ではありません。

Aコツコツ積み重ねていく

国語で、言葉の意味や漢字がわからないときは国語辞典や漢和辞典を引きますね。日本史も同じように、用語集を引けばよいのです。そのとき国語辞典も用意しておけば、現代文の学習にもなります。少し高価ですが日本史辞典があればさらに理解が深まります。

B感覚で覚える

文章だけではイメージが湧きません。教科書にも写真や図が載っていますが、ビジュアル的な図説が一冊あれば安心です。

 
■日本史の学習(1) 新学期のスタート間近です 2013年04月03日

新学期のスタート間近です。

知恵袋などのインターネットの質問で、日本史の学習に関するものが見られますが、その何割かは学校の先生にたずねることで解決できると思います。コミュニケーション力を高めることで自分の成長にプラスになります。

しかし、何らかの事情で、以下のような疑問や不安を持っている人もいるでしょう。

暗記が苦手
流れが分からない
勉強しているが思ったように学力が伸びない
授業の時には大体分かっているようだが、覚えられない
学習塾・進学塾・家庭教師を利用しているがはっきりとした効果があらわれない
勉強の方法が間違っていないか
参考書や問題集があっていないのか
能力がないのか
日本史は向いていないのか
他の科目を選択した方が良いのでは

あれこれと考えると不安が増すばかりですね。(つづく)

 
■学ぶ日本史・・・読書でじゅうぶん 2010/05/25

日本史の学習方法がわからない人は、
まず誰でもよいので、
歴史上の人物の伝記物をおすすめします。

歴史は人生を集めたものです。
人物に興味を持ち、そこから入るのが無難だと思います。

歴史用語をおぼえることから始めて、おもしろいでしょうか?
おもしろくなければ、頭に入っていかないのは当たり前のことです。

今の私からみたら、
あたらしい歌をおぼえることはとても難しいことです。
横文字の入った歌はなおさらのことです。

しかし、「日本史が全然おぼえられない」という若者が、
次から次へとあたらしい曲をおぼえていきます。
すごい記憶力だなあと感心します。

★暗記力が優れている方が、テストで点数がとれるのですが、その力は歴史の学力とは別のものなのです。

小学校の社会と国語と理科の時間を削り、
毎日一時間、読書の時間を作ると
学力はどんどん伸びていくと思います。

家庭では困難のです。
学校ではゲームをしたりテレビを見る機会はありません。
専念できます。

用語をおぼえる必要がないと言っているのではありません。
読書でじゅうぶんなのです。
小学校の社会科は、都道府県名や地名、簡単な地図の読み方、簡単な政治の仕組み、環境問題くらいでじゅうぶんです。
それですら、読書で学ぶことができます。

中学でも最低限の用語だけでよいのです。

人間に興味を持たずに用語を暗記しても
おもしろくないのは当たり前のことです。

まず、一冊、人物に関する本を読みましょう。
マンガでもよいのです。

 
■NHK大河ドラマ「龍馬伝」と日本史の学習 2010/01/31

日本史がわからないと言う声はよく聞きます。
つまらない、興味がないというところから始まっているの場合が多いのでは。

なぜつまらないのか、理由はたくさんありますが、
またお話しします。

私が十代のころ、周囲で司馬遼太郎がはやっていました。
テレビか雑誌で誰かが言っていましたが、

『燃えよ剣』『竜馬がゆく』

どちらを先に読むのかで、勤王と佐幕とに大きく別れると。

私は、生まれていましたが、『竜馬がゆく』は記憶にありません。『天と地と』はかすかに残っています。

ブログの最初に書いていますが、テレビの再放送の影響で、『燃えよ剣』の文庫本を購入しました。

それでかどうかわかりませんが、新選組が好きになりました。

その後、『峠』で河井継之助や長岡藩に興味を持ちました。

なぜかわかりませんが、朝日山で討ち死にした時山直八が気になりましたが、深入りはしていません。

大河ドラマ『花神』では松平健演じていました。彼は豊橋市出身です。

『花神』では、村田蔵六よりも、久坂玄瑞・高杉晋作、イネに興味が。

佐幕一辺倒かというとそうでもなく、いや厳密に言うと、『竜馬がゆく』を読むまでは佐幕色が強かったのですが、竜馬の魅力に引き込まれてしまいました。

歴史は、このようにして本やドラマを入り口としていくことが多いのだと思います。

人物史や物語を中心とした日本史の授業を展開すると、もっと歴史好きの人が増えてくるのだと思います。

 
■『覚えておきたい 古文書くずし字200選』柏書房 2010/01/20

昨年、近世の古文書を読む必要ができたので、
『くずし解読字典』を引っ張り出してみましたが、
なかなかはかどりません。

もともと読めたわけではないので、
いきなりこのレベルの字典では難しかったと思い、
古書店で見つけた
『覚えておきたい 古文書くずし字500選』柏書房を購入しました。

わかりやすいのでおすすめですが、
500選の前に出版された200選が気になり出しました。

順序が逆なので、余計に覚えずらかったのですが、
200選を読むようになって、少し自信がついてきました。

200選とはいえ、500選の倍くらい用例が載せられており、
用例の読み方も添えられているので、ありがたいです。

古文書は日常の生活では使いませんので、実用的ではありませんが
私の半分眠っていた右脳も少しずつ動きだしました。
頭の体操にはなりますよ。

古文書を始めようという方にはお薦めの一冊です。

ついでに、

かな文字に慣れるには、以下の本はどうでしょうか。
私は、『寺子屋式 古文書手習い』を買いました。

『江戸かな古文書入門』
『寺子屋式 古文書手習い』

かなが少し読めるようになると、
文がつながって理解出来るようになりました。

字典類はそれからでも遅くはないと思います。
『くずし解読字典』は持っておきたい一冊です。

 
■学ぶ日本史 あのページの、何行目に書かれていた2009/11/25


変わった子どもがいました。

問題を出すと、あそこに書かれていた。
と言って、必死の形相で思い出しているのです。

その子の頭の中には、教科書が浮かんでくるのでしょう。

今から思えば、典型的な右脳タイプの子どもだったのでしょう。

その子は、見事に大学に合格しました。

ただ、その子も、関連付けでおぼえるのがほとんどで、どうしても答えが浮かんでこないときに、超能力のように、あそこに書かれていたといって思い出していたのですが。

歴史は丸暗記ではなく、関連付けでおぼえるものだと思っていた私には、とても新鮮な出来事でした。

 


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