「昭和のこころ」ノスタルジー世界のブログ
古い奴だとお思いでしょうが

【政治・経済】
 

■民主党国会議員は信念に生きるべき、そして責任を負え 2012年7月11日

■国会中継のメディア学習・・・国会議員の言葉遣い 2011年11月15日

■菅直人首相を突き上げる民主党議員には責任はないのか? 2010年08月05日

■政党「すぐやる課」・・・政治には即効力が必要 2010年07月18日

■介護家庭だけの問題ではありません

■消費税増税を盾や矛として自己を守ろうとする人たち2010年07月15日

■聞こえの良い言葉・・・民間でできることは民間へ・公務員削減2010年07月11日

■自然の恩恵を受ける産業の育成と保護・・・対価を払おう

■昔に戻れ・・・今ならギリギリ間に合う

■産業維新・・・江戸時代に戻せというのではない。

■大企業を擁護す人たちへ・・・職人・職をなめるな2010年07月11日

■消費税がいけいのではない・・・目的税とせよ

■物品税(贅沢税)の必要性 おにぎりと子ども

■子ども手当は景気回復のためではない 2010年06月20日

■母子加算廃止・老齢加算廃止に賛成した政党は?2010年06月19日

■江戸時代、孝行者への保障

■国会議員の皆さん。消費税で動揺しないことです。

■シベリア特措法と国会欠席 2010年06月17日

■シベリア特措法と戦争被害者への保障

■子ども手当と待機児童の問題を同じレベルで報道しない 2010年06月13日

■10代・20代の人に告ぐ・・・医療保険・年金制度の破綻

■菅直人首相は、国民を守るためにメディアを敵にして戦え

■菅直人首相の人事に対して「ケンカを売っているのか」という人がほんとうにいるのか?2010年06月07日

■党首の所為にするな 2010年05月22日

■20代の国民の声

■なぜ、使い切り予算をやめないのか?

■政治参加 インターネットをちゃんと使いこなそう 2010年05月22日

■国会議員をもっと増やすべし

■三宅雪子議員の問題に関する小泉進次郎議員の発言について2010年05月17日

■責任追及・・・けじめをつけるのは誰なのか? 2010年05月09日

■愛知県の空港建設は2010年05月08日

■公共性の高いものは官から民でよいのか 2010年05月02日

■政党政治はもういらない 2010年05月01日

■李下に冠を正さず・・・しっかりせよ民主党 2010年04月30日

■雇用創出を阻む合理的な考え方 2010年01月21日

■ひとりがみんなのために、みんながひとりのために2009年08月03日

■世襲議員大いにけっこう 2009年06月18日

■スズメの恩返し 2009年06月15日

■一通のメールとテレビの顔 2009年03月30日

■無関心といわれる政治への関心 2009年03月10日

■麻生首相批判?・・・誰が選んだのか?2009年02月13日
 
 
 

 
■民主党国会議員は信念に生きるべき、そして責任を負え 2012年7月11日

社会保障・税一体改革関連法案採決で反対票を投じた福田衣里子衆議院議
員のコメントは清々しかった。一本筋が通っているように感じました。

残る人も出る人も国会議員として信念に基づいて投票したのでしょう。(そう信じ
たい)

さて、賛成した議員たちはどこに信念があるのでしょうか?

信念とは「固く信じて動かない心」だと辞書にありました。

選挙の時の信念はどこに行ってしまったのでしょうか?
 
■国会中継のメディア学習・・・国会議員の言葉遣い 2011年11月15日

国会議員のなかには、国会において、語気を荒げる人がいます。あの言葉遣い
と態度を見た小中校生は何を感じるのでしょうか。

国会中継がおおむね授業時間内に放映されていることは、救いか?それとも、
あるがままを子どもたちがあるがままを見た方が良いのか?

教師がその気になれば、社会科・公民・現代社会・政治経済・倫理・道徳・国語・
ディベートなど、あらゆる授業に活用できます。

国家の大事なことがどのように決められていくのかをリアルタイムで学習ができる
のです。その感想や疑問から具体的に学ぶべきモノが見えてきます。なぜそうな
るのか?語句がわからないとか。

心を乱さず理路整然と議論できる人物が国会議員でなければ、安心して国防・
外交・治安を任すことはできません。危ない、危ない

国家を危うくするものは何であるのか。

子どもたちがひとつでも実感できれば将来への大きな布石になります。

【日本国憲法】

第四十一条  国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関であ
る。

第四十三条  両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織す
る。

第四十九条  両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の
歳費を受ける。

第五十条  両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中
逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中こ
れを釈放しなければならない。

第五十一条  両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決につい
て、院外で責任を問はれない。

 
■菅直人首相を突き上げる民主党議員には責任はないのか? 2010年08月
05日

参議院選の敗北の責任を、それぞれが自にもとめるような、政党であれば健全と
いえます。民主党に限らず、そのような政治家が多ければ日本の将来は明るい
といえます。

テレビニュースの範囲でしか我々は知ることができません。多くの議員が健全で
あると思いたい。

大きな失策があれば辞めるのは自然なことです。実際に政治らしいことをおこな
っていないのです。消費税に関する発言を含めて、選挙に負けたからといって、
己の政党の党首を引きずり下ろそうとする光景を国民が見て、やっぱり民主党に
入れなくてよかったと思う人もいるのではないでしょうか。

民主党だけではありませんが、政治家が国民と政党とどちらを見て行動している
のかという、生き様がそこに見られます。
 
■政党「すぐやる課」・・・政治には即効力が必要 2010年07月18日
 

みんなの党の渡辺喜美代表の口からこの言葉がよく聞かれます。

「デフレ脱却法案」

内容が今一つ理解できません。私の理解力が不足しているからです。

それでは、一つお聞きしたい。

老若男女、今、苦しんでいる人たちを、今、救済する法案をつくる政党はあるの
だろうか?

そういう政党はどこにあるのか?

以前は市民政党とか福祉政党といったイメージの政党があったように思います。

しかし、度重なる連立政権によって、特色が薄れていってしまったように感じま
す。

「すぐやる課」のような政党があると頼もしい。
 
■介護家庭だけの問題ではありません

消費税の問題を取り上げて、消費税を10%に引き上げると、生活が成り立たな
くなる人たちがでてくるということを、

視聴者に印象づけるために、親を介護する40代の男性にスポットを当てたテレ
ビ番組を見ました。

どうして、このような番組の作り方をするのか疑問に感じました。

現状で消費税を引き上げたら、収入が少ない人は直撃を受けることになります。

今でも、生活が苦しく、将来的な計画は立てられず、生活費が足りなければ、わ
ずかな蓄えも切り崩し、借金をし、もし、親が亡くなれば親の年金は支給されなく
なり、介護者自身の年齢も高くなり、就職はさらに厳しく、生活は成り立たなくな
る可能性が大きいのです。

介護施設がたりない。
親の介護のために離職しなければならない。
収入が極端に少なくなる。
ロングステイの費用が足りない。
介護保険分を超過したときの自己負担金が払えない。
介護者の精神的・肉体的疲労。
職業としての介護者の待遇が悪い

このような、問題の解決策をセットにして、消費税の問題を考えなければならな
いのです。

これは介護家庭だけの問題ではありません。
 
■消費税増税を盾や矛として自己を守ろうとする人たち2010年07月15日
 

消費税がやり玉に挙げられているが、消費税アップがよいか悪いかという単純な
理論はいい加減やめてもらいたい。

無駄遣いをしないというのは、大前提にあるわけです。

消費税があがらなくても、苦しい生活が変わらないような社会構造であれば、相
変わらず苦しいわけです。

消費税を上げて、使い道をしっかり決めたら、生活が楽になるわけです。

何を上げて、何に使うのかをしかり議論することです。

生活弱者への配分を増やすことなしに、全面的に消費税を上げるのであれば、
まったく受け入れられないことです。

政党はしっかりとその議論をするべきです。

民主党は、その大事な部分の提示をしなかった。

一部のマスコミや、政治家・評論家などは、論点・争点を単純化して本質的なこ
とから国民の関心をそらせているのです。
 
■聞こえの良い言葉・・・民間でできることは民間へ・公務員削減2010年07月
11日

必要のない部署の公務員は削減して必要なところへ移ってもらったらよいでしょ
う。

行政サービスとして赤字でもやってきた部分に関しては、民間でできることであ
っても行政がやりましょう。

政府ができることは政府が責任を持って、公務員がやるべきです。そのために
公務員が増えても良いのです。

警察官あなたのまわりにいますか?
今おそわれたら何分後に警察官が来ますか?
その時あなたはどうなっていますか?

公共病院の医師・看護師、児童相談所職員、指導困難なクラスの教員、スクー
ルカウンセラー、学校支援員など足りないところはたくさんあります。じゅうぶんな
人材確保ができれば、犯罪・いじめ・虐待・ネグレクト・独居死・自殺など多くの悲
劇を未然に防ぐことが可能です。

一人暮しのおじいちゃんやおばあちゃんがいても、鉄道はありません、バスもな
くなりました、郵便局もなくなりました、もちろん運転免許は持っていません。病
院がありません。行政で何とかならないのか?

赤字では維持できない。
お金がない。
人が足りない。

民間でできるものは民間へ、
つまり、赤字はなくしていくわけです。
民間では、採算のとれない地域のサービスは厳しいわけです。

公務員は削減へ、
困ったところ、今困っている人への行政サービスは
今できないのです。

一方で、数百万円も月給をもらっている役員もいるのです。

口ではかっこよく聞こえます。時流に乗っているようでもあります。

しかし、時流に抗しても、弱きをたすけていくのが政治家であり公務員であり、そ
れよりも、人間なのです。

どこか、おかしいと思う若者がたくさんいるはずです。
もっと、よく考えてみましょう。
おかしなところがたくさんあります。

 
■自然の恩恵を受ける産業の育成と保護・・・対価を払おう

よくよく考えてみてください。

日本は古来から農業・漁業・林業をしっかりとやっていれば成り立つ国家なので
す。

どこで間違ったのか、その古来の産業構造を大きく変えてたために、食料の自
立ができない国になってしまった。

食生活を変え(無駄をなくす・捨てないような構造をつくる・もったいないの復
活)、日本の技術力を背景に産業構造を変えていけば、食料安全保障の問題も
解決できます。

山を守る人への対価
山の治水力への対価
酸素供給に対する対価

水をきれいにしてくれる人への対価
魚を増やしてくれる人への対価

化学物質に汚染されていない土壌を作ったり維持してくれる人への対価

自然に関しての対価はきりがありませんが、ただではないということを私たちはい
つも頭に入れておくべきです。


ちゃんとお金を支払っていきましょう。
地方公共団体に一括で渡すのとは別に、個々に、対価を支払うことは可能で
す。おじいさんやおばあさんが何十年も前から大切に育て、守ってきた自然い
たいする対価を税金で支払っても良いではありませんか。

なぜやらないのでしょうか?
 
■昔に戻れ・・・今ならギリギリ間に合う

日本の企業は、海外競争力をとうことで、工場をコストが安い海外へ持っていき
始めました。しかし、海外が技術と資本力を身につければどうなるか?誰が考え
てもわかることでした。

気がつけば、国内の産業はどのように変化していたか?

労働者側にも問題がありました。二度のオイルショックのころは私は子どもでした
が、経済を外国に依存する構造の恐ろしさをなんとなく感じました。いつまで右
肩上がりで行くと考えていたのでしょうか?給料が上がり続けることが何を意味し
ているか?もっとも、上がり続ける会社ばかりではありませんでしたが、一部の業
界では異常なアップでした。そのような構造こそ、政治がコントロールしなければ
ならなかったのです。

そしてさらにバブルというとんでもない状況を作り出した政治のツケはあまりにも
大きく、古き良きものが精神と共に置き去りにされていったようです。もう見えな
いくらい遥かむこうに。

元に戻すべきなのです。

従来型の工業資源が乏しい国であることはほとんどの国民が知っています。日
本の技術力を結集して、従来型のエネルギーに依存しない、新しい産業構造を
作り、特に食料の安全保障を確立することです。

いつまでも、大企業・大銀行を守らないといけないという、旧来型の産業構造を
維持するやり方ではどうにもならないのです。

いまが、ギリギリ間に合うような気がする。
同じ考えをもあった人が結集すれば何とかなるかもしれません。
 
■産業維新・・・江戸時代に戻せというのではない。

江戸時代、貨幣経済が浸透してきて、従来の社会構造が崩壊しかかります、幕
府や大名の力では元に戻すことはできませんでした。

食料に関しては、絶対量が足りないときは多くの餓死者を出しました。栄養不足
による体力低下で病死も増えました。自殺者や間引きも多かったと思います。江
戸時代の人口の推移を見るとゾッとします(必ず日本史の授業では取り上げま
す)。

あるところにはあったと思いますが、支配階級である武士の多くが贅沢をしてい
たわけではなく、一部の人たち以外は、質素な暮らしをしていたのです。

現代は、そのような時代とは違います。

日本の技術力・科学力を結集して国家的なプロジェクトで、農業・漁業・林業とそ
れらの関連産業の大変革をおこなえば、食料安全保障や雇傭問題は大きく改
善されます。

なぜやらないのでしょうか?

誰かが邪魔をしているのでしょうか?
 
■大企業を擁護す人たちへ・・・職人・職をなめるな2010年07月11日
 

日本が世界に誇ったのは技術力です。その背景には、職人気質・職人育成制
度・労働時間・巧みな発想力などなど、多くの要素がありました。

それらは、江戸時代から近代にかけて個人企業を始め、中小企業で培われて、
継承されてきました。

ところが、技術が消えつつあるのが現状です。

○○をしているのは、○○ができるのは私だけです。

というテレビ番組を見るようになりました。


大問題です。
 
■消費税がいけいのではない・・・目的税とせよ

消費税がいけないという単純な理論をするのではなく、どのように富の再配分を
するのかという議論をしなければならない。

福祉目的税とする。
年金・医療の保険制度の廃止。
生活必需品に係る消費税は据え置きまたは全廃。
還付制度はとらない。誰でも還付できると思うと大間違い。
地方にもっと課税権を与える。


消費税を増やすとデフレが進行するという経済の専門家がいます。

一つお聞きしたい。デフレ経済が続かないように学問を生かすのではありません
か?
何年かかっているのでしょうか?
何のため学問なのでしょうか?

消費税を上げると、もたないという人は、経済構造を変えようということは考えな
いでしょうか?
 
■物品税(贅沢税)の必要性 おにぎりとこども

たとえばのお話しです。

消費税がない場合、
食費が一日100円の子どもが、コンビニで100円のおにぎりを買うことができま
す。

消費税10%では、110円必要ですので、明日まで我慢します。今日は買うこと
ができません。

「今日は半分だけ売っておくれよ」

とはいきませんね。

たまに3000円のステーキを食べる人が、10%の消費税加算で3300円を支払
っても、そんなにダメージだとは思いません。

子どもは30日間おにぎりを我慢しても、ステーキを食べることはできません。33
日間我慢すれば、ステーキを食べることができますが、その前に栄養失調で倒
れるでしょう。


※私は人生の中でまだ3000円のステーキを食べたことがありませんが、ひがん
でいるわけではありませんし、ステーキ屋さんの営業を妨害しているつもりもあり
ません。


3000円のステーキを食べる人増えたら、お店が儲かって、利益や税金が増え
て、回り回って、あなたのお父さんの会社も儲かって、お父さんお給料派が増え
て、ステーキが食べられるようになるかも知れないのですよ。

と言う人たちがいます。

では、子どもがステーキを口にするのはいつなのでしょうか?

それよりも、おにぎりの消費税を廃止して、消費税分を福祉予算にまわして、生
活補助金を100円交付することで、子どもは一個100円(消費税なし)のおにぎ
りを一日2個のおにぎりを食べることができます。

子どもとおにぎりで例えましたが、誰でも同じことが言えます。


責任ある立場にある人は、

《今どうなるのか》

ということと

《将来的にどうなるのか》

を、しっかりと説明するべきなのです。


以前はあったのです。

 
■子ども手当は景気回復のためではない 2010年06月20日


子ども手当は景気回復を目指したものではありません。

子育ての経済的支援なのです。

子ども手当を必要としない人のためではなく、

子ども手当を必要とする人のためにあるのです。

ただし、しわ寄せが他の社会保障に及ぶのはよくないことです。

 
■母子加算廃止・老齢加算廃止に賛成した政党は?2010年06月19日 ・・
・忘れてならないことがある。


消費税増税に反対する政党の中で、母子加算や老齢加算廃止に賛成した政党
はどこでしょうか?

消費税は、みんなで負担します。生活必需品にかけるのであれば、経済的に困
窮している人には打撃です。

加算廃止は直撃です。狙い撃ちなのです。


支給を受けている人たちには、生活状態に幅があります。

平均を参考にするのか?

今日の生活ににも困るような人を参考にするのか?

まったく違うわけです。

困らない人が出ないようなシステムを作ってから、廃止ならまだしも。

日本で、餓死をしたり、お金がなくて病院に行かなかったり、貧困や病気・介護
を苦にして自殺する人はいます。

福祉・相互扶助というのは、何のためであるのかを考えたら、間他に答えは出て
来ますね。


今日の生活に困っていない人が政策を考えても、限界があります。どれだけ、困
っている人たちの訴えを汲み取ることができるかが、為政者の能力です。

その身にならなければわからないこともあるのです。

 
■江戸時代、孝行者への保障

江戸時代は、親や兄弟の世話をよくみている孝行者や他人のために尽力した
者へ、

一時金を支給したり、
税の負担を軽くしたり、
生涯暮らしに困らぬような保障をしたり、
子々孫々まで収入を保障したりすることがありました。

普通以上の生活を保障することがあったわけです。

長寿者にも金品が支給されることもありました。

これは、支配層による民衆統治の為の一つの方策とみる人もいますが、それば
かりではないと思います。

そういえば、江戸時代ではありませんが、織田信長が、体の不自由な人を見て、
生活の面倒を村人たちにみさせたという話を、【NHK歴史秘話ヒストリア】でや
っていましたね(出典?)。

長生きして安心して暮らせるような社会を選ぶか、現在の社会を選ぶのか。

老い、病気、ケガなど、今はよくても、いつかは来る道なのです。

 
■国会議員の皆さん。消費税で動揺しないことです。


党首が悪いから

今度は、

消費税が悪いから

あまり、有権者を低く見るのはやめましょう。そんなにレベルは低くありません。
若い人たちも、しっかりと政治を見ています。高度経済成長も、安定成長も、バ
ブル景気も経験したことがない人たちです。しっかりしている人たちは、多いと思
います。

日頃の姿勢がしかりしていれば、それでよいではないですか。

消費税一つで、当落が決まるのであれば、それが運命(さだめです)往生際はよ
くしましょう。

捲土重来を期します。

 
■シベリア特措法と国会欠席 2010年06月17日

政党名は書きませんが、法案の採決がおこなわれた衆議院本会議を欠席した
政党がありました。

この法案の成立については、超党派で協力してすすめられてきたようなイメージ
があるのですが、違うのでしょうか?

これが、国会運営に対する反発のあらわれであるのなら、「もういい加減にやめ
ましょう」と言いたくなります。

もし、欠席することにより法案が流れてしまう状況であったのならば、「それでも、
欠席したのですか?」と、わたしは、国会議員ひとりひとりに問いたい。

政党という枠が出席して賛成したいという国会議員の邪魔をしたのであれば、政
党という組織は必要ありません。

本会議で賛成しないのが信念であるのならば、そのような国会議員を、ひとりの
人間として信じることはできません。

法案自体に大きな落ち度は見あたりません。

敢えて言うのであれば、もっと早くするべきだったということです。

気に入らないから、欠席するというのは、もういい加減にやめましょう。全ての国
会議員に言えることです。国会議員には、税金を使っているわけです。こんな事
ばかりやっていると国会議員を国民が仕分けることになります。

 
■シベリア特措法と戦争被害者への保障

昨日(2010年6月16日)、シベリア抑留者の救済法である《シベリア特措法》
(戦後強制抑留者に係る問題に関する特別措置法)が成立しました。


昭和二十年八月九日以来の戦争の結果、ソ連又はモンゴル人民共和国で強制
抑留された「戦後強制抑留者」に対し、特別給付金が支給されます。金額は帰
還の時期によって異なります。

法案によれば、予算は約250億円であり、国民一人あたり200円に満たない計
算になります。

日本政府は、今まで何をしてきたのでしょうか?


戦争は生命だけではなく、精神的にもダメージを受けます。心の傷という精神的
な犠牲に対する保障をするべきです。兵役は義務でしたが、それとこれとはまっ
たく別のものです。これは、軍人であるかないかとか、国籍によって区別するもの
ではなく、皆等しくなければなりません。

戦後復興・高度経済成長などの経済的な成長により、現在のわれわれの暮らし
があると思うから、今の世の中が空虚なものになるのだと思います。多くの犠牲
の上にあぐらをかいている事を忘れないことです。

 
■子ども手当と待機児童の問題を同じレベルで報道しない 2010年06月13日
 

2010年4月1日より施行された子ども手当法に賛否両論あるという報道がなさ
れています。

保護者の所得制限なしに、中学3年生までの子どもの保護者(養育者)に毎月
支給されるもので、所得制限のあった児童手当は廃止されました。

財源の問題
受給者の範囲の問題
使途の問題

など色々ありますが、結果として経済的に保護者が助かるのであれば、細かな
問題は少しずつ改善していけばよいことです。

メディアが子ども手当の問題を取り上げるときに、保育園などの施設不足・待機
児童の増加の問題を一緒に取り上げることがあります。

この問題は、よく整理して別の枠で考えなければならないと思います。

・働きたい。
・生活レベルを向上させたい、維持したい。

という人には、緊急性は少ないので我慢してもらうとして、

・今日の生活に困っている人には現金支給が必要です。

・今日の生活には困らないが、働きに行かないと生活ができなくなると言う人に
は、保育施設が必要です。

それぞれ立場が違うのですから、支援の方法が異なるのは当たり前のことです。

 
■10代・20代の人に告ぐ・・・医療保険・年金制度の破綻

日本の医療保険と年金の制度が破綻していることはご存じでしょうか?

少なくともいまから三十年くらい前にはすでに破綻することがわかっていたので
す。政府の機関ではもっと前からわかっていたのかもしれません。

だから、現在のような混乱がおきているのです。

あなたたちは生まれていないので知らないと思いますが、かつての日本には、
税金を使っても医療や福祉にお金を使っていこうという時代がありました。

所得制限・年齢制限・加入する保険の種類の違いにより差はありましたが、老人
や寝たきりの人、勤労者が安心して病院に行くことができた時代があったので
す。

なぜ、なくなってしまったのでしょうか?

今では、子どものも医療費が無料になる制度がありますが、これはどこが負担し
ているのでしょうか?

保険制度には限界があるのはわかっていたのですが、なぜ公費(税金)で全額
負担しないのでしょうか?

給料のなかから、医療と年金の保険料をどれだけ支払っているか確認してみて
ください。

いままでどれだけ上がってきているか知っていますか?

あなたたちが、会社を退職したとき、ケガや病気や障害を負って働けないとき、
年金などの保障はどうなるのでしょうか?

これは、あなたたちの大切な子どもたちについてもまったく同じことが言えるので
す。

あなた方はどれくらい知っていますか?
学校で、どれくらい取り扱われてきましたか?

材料はたくさんあります。勉強してみてください。

支えあうのが人間社会です。
しかし、医療保険・年金せいどについてはこれが必ずしも当てはまりません。こ
のからくりを知るべきです。

余人をもって代え難い人材であり、その労働の対価としてであっても、天下りな
どで、給料や退職金を何百万も何千万ももらう人がいるいっぽうで、生活費や育
児の費用の捻出に苦慮する人がいるのです。
あるところにはお金はあるのです。
そして、不正はなくなりません。

政治家・官僚・学者・マスコミ・評論家など、多くの理屈をならべている人たちが
います。この人たちは、公的な責任を負っています。今の社会にたいして、どの
ようなミスを認め、どのような責任をとるのかを、明確にしている人がどれだけいる
でしょうか。

これは、残念ながら、私も含めた過去の若者たちが選択してきた道なのです。理
屈ではなく結果として。

あなたたちや子どもの将来を考えたとき、最良の選択をしてください。

 
■菅直人首相は、国民を守るためにメディアを敵にして戦え

民主党政権に代わり、まだ日が浅いのにもかかわらず、良い政策をいくつかお
こなっていると思います。旧政権ではできなかったこともあるわけです。その部分
をマイナス面とバランスをとりながら報道するのが普通のメディアです。国民が判
断する材料を、正確に伝えるべきなのです。

マイナス材料を多く電波に流せば、支持率が急激に低下するのは当然のことで
す。

良い部分の報道よりも、批判を優先して報道するのだから、すべてのマスコミを
敵にまわすつもりでやったらよいと思います。

そして、正常なメディアを相手にしていただきたいものです。

そのかわり、議員ひとりひとりの身辺をきれいにして公表し、悪いことがあれば、
謝罪してあらためるべきです。

単純なことができないのが政治の世界などと、思っていてはいつまでたってもこ
の国は変わりません。


 
■菅直人首相の人事に対して「ケンカを売っているのか」という人がほんとうにい
るのか?2010年06月07日


テレビによれば、菅直人首相の人事に対して、「ケンカを売っているのか」といっ
た話があったそうですが、そのような街のごろつきのようなことを言う人がほんとう
に小沢氏のまわりにいるのでしょうか?

私はあまり信じたくはないですが、本当であれば、国民の前に出て来て、自分の
意見を正々堂々と述べたらよいでしょう。そのような、人を脅すような発言は、か
えって小沢氏にとってマイナスイメージとなるのではないでしょうか。

あるいは、民主党を分裂させるための工作かと思ってしまうのは、思いすぎでし
ょうか。

メディアは、「脱小沢」「小沢外し」などと面白可笑しく電波に乗せていますが、い
ったいどんな根拠があってやっているのでしょうか。小沢一郎氏と菅直人首相の
対立を流せば、国民にわかりやすくて、おもしろいとでも思っているでしょうか?

本当にいるのでしょうか?

 
■党首の所為にするな 2010年05月22日

自民党時代から変わらないのですが、

党首を変えないと選挙が戦えないという議員がいます。

誰が選んだ党首なのでしょうか?

選んでいないとしても、その党首の下で、その党に所属してきたのは誰なのでし
ょうか?

選んだのは自らの意志

党に属したのも自らの意志

自らの意志に対する、責任はどこへ行ってしまったのでしょうか?

選挙が戦えないのであれば、それは、自らの責任なのです。

国民に選ばれた、国民の代表であることを、忘れてはなりません。

もっと、責任と自信をもってやっていってください。

そうでなければ、安心してその人に投票できるでしょうか?

議員になるということは、備わった徳があるのです。
その徳を増やしていくためには、選挙を他人の所為にしないことです。

ちゃんと、国民はあなたの仕事をみています。
正当な評価をすると思います。
黙々と使命を果たしてください。

 
■20代の国民の声

ある評論家がテレビで、前回の衆院選は小沢さんのおかげで勝ったといような
発言をしていました。

別の方が反論していましたが、国民をバカにしてはいけないと思いました。

あの選挙の結果は、国民のたまりにたまった声だったのです。

とくに

高度成長も、バブル景気も経験していない20代の若者の声を見逃してはならな
いのです。

自分たちだけで政治をしているわけではありません。
若者をなめるとたいへんなことになります。

 
■なぜ、使い切り予算をやめないのか?

原口議員によれば、使い切り予算を財務省はやめたそうです。

年度末になると、今まで締めてきた財布をいきなり全開にして開けて、使え使え
とせき立てられるのです。

本当に必要なときに予算を使って欲しかった
このお金を貯めておいて、来年度に使えば、もっと有効に使える

このように思っている人はたくさんいると思います。

制度は変えたらよいのです。

今までなぜやめなかったのでしょうか?

他の省庁はどうなのでしょうか?

ただ、節約する人がマイナスになるようではいけません。
また、予算を将来に向けて多年度の計画ができるように、
ストックしていくシステムが必要です。

簡単な事です。
なぜ、やらなかったのでしょうか?

我々国民は、これからの政治をしかりとみていくべきであり、
過去も忘れてはいけないのです。

 
■政治参加 インターネットをちゃんと使いこなそう 2010年05月22日
 

「太田光の私が総理大臣になったら」(2010年5月21日放映)の、内田裕也氏
の発言でもうひとつ思ったことがあります。

国民のひとりひとりの気持ちを、政治に反映させるシステムがあれば、二二六事
件のような悲劇はおこらなかったのだと強く感じました。

政治家や官僚の一部は、その地位に甘んじて、権勢をふるい、税金を湯水のよ
うに使う。

一方、今日の食にも困る人がじっと耐えている。日本で、餓死をする人もいる。

朝令暮改は常であり、口から出た言葉は空気よりも軽く責任をとらない。

責めを負うべき者が胸壁にかくれ、下っ端が詰め腹を切らされる。

天下りで得た退職金を持って渡り歩く人がいる一方で、学生の就職難は深刻
で、失業率も高い。

財政難を盾にして、医療・福祉・教育費が切り詰められ、弱者が切り捨てられる。

政党は党利党略を優先し、国民や国家のための政治をおろそかにしている。

数え上げたらきりがありませんね。

★現行の民主党政権だけの責任ではないことを、忘れてはいません。前自民党
政権のツケが重すぎる。最近、テレビで、そのことを忘れてしまったかのように発
言している政治家や評論家がいます。これは、非常に気になります。

政治の乱れは、昭和初期、いや、明治から此の方(近代で止めておきますが)、
続いています。人間の不必要な欲が無くならない限り、乱れ続けていくことでしょ
う。

しかし、少しでも、良い方向に流れを変えていきたいものです。

そのためには、ひとりひとりが、冷静に情報を分析して
普通に判断をすることです。

インターネットは犯罪やいじめにも使われますが、
世の中をよくするために使いたいものです。

 
■国会議員をもっと増やすべし

「太田光の私が総理大臣になったら」(2010年5月21日放映)で、内田裕也氏
の発言は重みがありました。

内田氏の兄上が、学徒出陣で戦争に行かれた時の話です。

国民ひとりひとりの思いが直接、政治に反映するような社会であったのならば、
あの戦争は避けられたのかもしれません。

今、現在どうなのでしょうか?
《以前との比較ではなく》

国会議員を減らせと言う声が、多く聞かれます。

本当にそれでよいのでしょうか?

国民のためにならない国会議員は減らしたらよいのです。

国民の選択肢を増やし、国政に参加する機会を増やすためにも、国会議員は
増やすべきです。

ただし、

比例代表は廃止し、

参議院を廃止して、政党や特定の団体に所属しない無所属の国会議員で構成
する議院を創設し、権限を強化して、衆議院と同等の権能を持たせるような改革
が必要です。衆議院は政党政治、新設された議院は政党を介さない直接的な
国民政治になるような改革です。

また、さまざまな選挙制度の改革も必要です。

選挙費用は全て公費でまかない、一定の条件を満たすことで立候補できるよう
な制度を作り、

選挙区は、

全国区
都道府県単位の中選挙区
現行に沿った小選挙区

を定めて、選択の機会を増やし、

特例として、たとえば、市町村長が選挙人となる、都道府県から選出される国会
議員や、一票の格差を逆手にとり、人口が少ない地域から優先的に選出される
国会議員や、自然の恵みを多く与えてくれる市町村の国会議員などの枠を設け
るなど新たな選挙システムをつくることも、将来を見据えれば本当に重要なこと
なのです。

これらの大改革には憲法改正が必要になります。

国民の意見をダイレクトに政治に反映させるためには、現行の制度では無理だ
と思います。

 
■三宅雪子議員の問題に関する小泉進次郎議員の発言について2010年05
月17日

民主党の三宅雪子議員の転倒にまつわる問題で、
自民党の小泉進次郎議員の発言を聞いて、
けじめのつけ方を間違っていると感じました。

相手の所属する政党にけじめをつけない人がいることと、
三宅議員がケガをしたこととケガの因果関係とは、
別の次元で考えなければなりません。

別の次元で考えるものを、同じ土俵に上げてしまうのは、
筋が通りません。このようなことを、暴論と言います。

ケガに至る因果関係がはっきりして、
自分が悪いと感じた人がいたら、
政党に関係なく謝罪をしたらよいのです。

甘利明議員が直接三宅議員に直接触れなくても
転送する原因を作っていたのだとしたらどうでしょうか。
自分で処するべき問題です。

逆に、民主党の議員にも原因を作った人はいないのでしょうか?

なぜ、関係がない議員が内閣委員会のあの場所にいたのか?

自分の意思か?
行かざるを得ない情況があったのか?
危険を想定できなかったのか?
マナー違反か?
ルール違反か?

ルール違反であれば、当然ペナルティを科せられるべき問題です。

トラブルの解決方法を子どもに示すのも
国会議員の役割ではないでしょうか。

自分が悪いと思ったら、「ごめんなさい」を先ず言いましょう。
子どもに、そのように教えませんか。
良い悪いをはっきりさせる。
これが、けじめのつけ方です。

そして、

「ゴメンね」
「ごめんなさい」
「私が悪かった」
「いや、こちらこそ」

三方一両損のように謙虚な人が多ければ、
問題は大きくならないと思います。

相手に問題があり、
こちらに責任がないから、
けじめをつけろと言われたくないというのは、

もっともらしい理論に聞こえるかもしれませんが、
これでは法治国家は成り立たないのです。

国会議員は立法府の人です。
国会議員が口にする言葉ではないのです。

もっとひどい暴論を吐く議員はたくさんいるのもわかってます。
けじめをつけない国会議員がたくさんいるのもわかっています。

それと、これとを一緒にすると、暴論になります。
前途ある人だと思います。
助言する人がそばにいないのでしょうか?

また、小泉氏に乗っかるマスコミがいるのが残念です。

マスコミ、政治家、政治評論家はもっと大々的に
野中広務氏の暴露した問題を追求してもよいのではないでしょうか。

 
■責任追及・・・けじめをつけるのは誰なのか? 2010年05月09日

本当は組織のあり方に問題があるのに、個人が詰め腹を切らされる。

本当は個人に責任があるのに、組織の存在が問題になる。


個人が責任をとれば、組織の問題はうやむやになり、

組織が解体されたら、個人の責任も追及されない。

このようにして、本質的な問題は解決されずに、
マイナス要因が脈脈と続いているのが今の日本です。

旧軍・軍人、官僚組織・官僚、政党・政治家の問題と責任は、
追求されずにここまで来ています。

当事者やその組織と多くのマスコミが、

組織が悪いといったときには、個人の責任を追及しましょう。

個人の責任を追及しているときには、組織の問題を明らかにしましょう。

 
■愛知県の空港建設は2010年05月08日

愛知県の空港建設は一部の反対を押し切って進められました。
反対を押し切るだけの経済効果が期待されました。

当時、教育だけに目をやれば、
学校の廃校・統廃合、特別支援学校の教室不足・教員不足という問題がありま
した。

光熱費・修繕費・維持費・建設費などを除いた人件費だけののことかもしれませ
んが、
一つの分校を一年間で維持できる費用はおよそ一億円と言われ、
空港を作るお金があれば、
どれだけの学校がつぶれずに済むか、
教室を増やして劣悪な条件から解放できるか、
教員を増やすことができるかと思っていた時期がありました。

空港は目に見える経済効果が期待され、
教育は目にみえない人材育成です。

短期的な経済効果も大事です。
長期的な人材育成も大事です。

しかし、失われたものは二度とかえらない。

 
■公共性の高いものは官から民でよいのか 2010年05月02日

多くのマスコミは、官から民への流れを誘導しているように感じます。

本当にそれでよいのでしょうか?

愛知県では、民間会社の飛行機航・鉄道・バス・フェリーの路線廃止が問題にな
っています。
というよりも、ずっと問題になってきました。

民間は利潤を追求しなければつぶれてしまいます。
採算が合わない路線が廃止されるのは当然です。

割を食うのは誰なのでしょうか?
弱い立場にある人達です。

たとえば

国鉄は国鉄としての大きな意味があったのです。
利用者が少なくても、その少数の人達のために、多数の人達のお金が使われ
る。

それでいいのです。

多数の人達は、数字では表れないような、恩恵を少数の人達から受けているか
らです。

自動車に乗る人は、自分が自動車に乗ることを前提に物事を考えます。
自動車に乗れなくなって、はじめて、その不便さに気付くのですが、
その時点では遅すぎます。

そもそも、国鉄が赤字になったのは、国鉄だけの責任ではありませんし、
改善の余地は大いにあったのです。
ちょっと調べてみればすぐにわかることです。
勿論国鉄内部の大きな問題もありました。
労働組合の問題も大きかった。

結果だけを見て叩くのは簡単です。
叩きやすかったので叩かれてつぶされたのが、国鉄です。

バスも民営鉄道も航空会社も高速道路も国鉄とおなじように、
言うに言えないような事情を抱えているのだと思います。

なぜ赤字になってまでも、運営を続けたのかというしっかりとした理由を全部明ら
かにするのがマスコミの役目です。

そうしてから官から民へ移して良いものと悪いものを国民が判断する材料を提供
するべきです。

官でなければできないこともあります。

一度なくなったものを、復活させることは難しい。

 
■政党政治はもういらない 2010年05月01日

豊橋市の市会議員の会派の離合集散が繰り返されています。
市民にはよくわからないことです。
集団が分裂したりくっついたりするときには、
エネルギーを必要以上に使うものです。

エネルギーの使い途が違います。

医療・福祉・教育・治安などの問題が山積しているのに。

いままでは、市民に直結した市民政党が必要なのかなと思っていましたが、
それも結局は既存の政党と同じ事にありかねない。

政党や会派とは無縁で、枠やしがらみに拘束されない、
本当の意味での無所属議員が増えて欲しいと思います。

自分の考えとは異なった議案に賛成する議員を国民は信じても良いのでしょう
か?

それは、国民のために投票したことにはならない。

同じ考え方や目的を持った議員が集まって仕事をしていくことで、良い政治が
行われると思います。

 
■李下に冠を正さず・・・しっかりせよ民主党 2010年04月30日

「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」という言葉があります。

秘書といえば家族も同然、家族でなくとも、側近や腹心、
直属の部下であります。

秘書の不祥事を、己の不祥事と受け止めることができるか否か。

一旦身を退き、けじめをつけてから、新たに出直すも良し、
後進に道を譲るも良しです。

ケジメには、色々な考え方がありますが、
進退を誤ると、人心が離れるのは当然の成り行きです。

民主党がガタガタしているのは、そこです。

おそれずに、けじめをつけることです。
やる気があれば、またそこからやり直せばよいのです。

 
■雇用創出を阻む合理的な考え方 2010年01月21日

雇用創出と聞いて、ずっと前に聞いた話を思い出しました。

場所はどこか忘れましたが、公園としましょう。公園では、設置されたいくつもの
ゴミかごからゴミがあふれて散乱するくらいゴミを捨てる人が絶えなかったそうで
す。

そこで、公園設置者は思い切ってゴミかごを撤去するという画期的な方針に切り
替えました。

ゴミかごが無くなれば、ゴミを捨てる人が減るという考え方があり、実際に効果が
あがったそうです。

しかし、今までゴミの片付けや公園の掃除をしていた人たちが一気に仕事を失う
ことになりました。もちろん掃除をしていた人たちの家族もその影響を受けること
になりました。

税金の無駄使いと言われる大きな組織ではなく、はたから見ると、何をしている
のかよくわからないけれども、ずっと続いてきたような目立たない仕事は合理的
な考え方によって、どんどん減少してきたように思います。

あの仕事にどうしてお金を支払うのか?
ほんとうに必要な仕事なのか?
正規に採用されているのか?
合理化できないのか?

合理的と思えるようなことは必ずしも、道理にかなっているわけではありません。

雇用創出のカギはこのようなところにあるのだと思います。ややこしい理屈をつ
けなければ本当に簡単な事だと思います。

 
■ひとりがみんなのために、みんながひとりのために2009年08月03日
 

多くのブログで取り上げられましたが、「みのもんたの朝ズバッ! 」で、ドクターヘ
リが飛べば飛ぶほど赤字になるという問題については、まったく知りませんでし
た。

周辺で、ドクターヘリのおかげで助かったニュースを聞くこともあり、『コード・ブ
ルー -ドクターヘリ緊急救命-』も興味深く見ていたりしましたが、このような深刻
な問題が背景とは。

この問題の原因と解決方法は明らかです。明らかであるのに、なぜ政治が解決
してこなかったのか、不思議でなりません。

命の重さをお金ではかっているとは思いませんが、過疎地域の医療問題や医師
不足問題、たらい回し問題と同様に、政治家が何をいちばんにしてきたのかとい
うことのあらわれだと思います。

いつ自分や家族が助けられる立場になるとも限りません。
人命を最優先とする予算に反対する国民がどれだけいるでしょうか?
しかし、使い道を決めているのは政治家です。
ひとりを助けるために、多くの人の税金を使う国であって欲しいと思います。
「ひとりがみんなのために、みんながひとりのために」

 
■世襲議員大いにけっこう 2009年06月18日

選んで生まれてくるわけではありません。なるべくしてなるのですから。なりたくな
い人もいるでしょうし、それはそれでいろいろな悩みもあると思います。

それは議員でなくても、どの家に生まれたのかを考えてみれば同じことです。

私は、勤め人の家に生まれたので世襲は関係ありませんでしたが、家を継ぐとい
うことからは逃れられない環境にありました。

スタートは異なっているのです。異なったとこからのスタートであることに意義が
ると思います。

世襲議員に反対するのであれば、世襲議員に一票入れなければよいのです。
世襲議員がいるから当選できないと批判するよりも、世襲議員よりも多く票を獲
得して当選できる努力をすることに意味があるともいます。

豊臣秀吉は這い上がっていきました。織田信長と徳川家康は地方の世襲領主
です。しかし、信長は、今川義元という大きな壁を打ち破って、家康は人質時代
を耐えて、乗り越えて行きました。

たとえば、戦国時代、周囲の大領主の向こうを張っても生き延びていく中小領主
に共通しているものは、たくましさだと思います。すべてがではありませんが、そ
のような武将は、たとえ滅んだとしても、名を残すばかりではなく、その家臣達の
再雇用先が安定していたともいえます。


いろいろなタイプの政治家がいてよいのだと思います。精神的にたくましい政治
家が少ないように見えるのは、何かを打ち破って、這い上がっていくことが少な
いからではないでしょうか。相手が強ければ強いほど鍛えられ、こちらも強くなる
わけです。国の指導者である政治家なのですから、精神的なたくましさは欲しい
と思います。猪突猛進や頑固とはちがいます。

信長の桶狭間、秀吉の金ヶ崎の退口、家康の三方原、その他毛利元就の厳
島、真田昌幸の上田城などなど。

世襲議員大いにけっこう。相手にとって不足はないという心意気が必要だと言い
たいのです。

 
■スズメの恩返し 2009年06月15日

雀でも恩返しをします。

あるテレビ番組で、「老医師が医者になれたの多くの人たちのおかげであり、恩
返しをしなければならない」とおっしゃていました。

実際に、命がけで恩返しをしているように見えました。

医師だけでなく、多くの職業があります。

政治家の役割は大きいとおもいます。

国民に恩を返そうという政治家がどれくらいいるのでしょうか。

誰しもが、これではいけないということを、改革できない。

何十年も。

徐々に変わっている。変えようと努力している。

命がけで、国民に恩返しをしようとする政治家の数が多ければ、今すぐに変わる
わけです。


なぜ変わらないのでしょうか?

我々国民はいい加減に目を覚まさねばなりません。


 
■一通のメールとテレビの顔 2009年03月30日

「おれは男だ」の森田健作氏が千葉県知事になります。
二期務めた堂本暁子知事は引退とのことです。

私は堂本知事の政治をまったく知りませんが、
国会議員であったとき、メールの返事をいただいた数少ない議員の一人である
ことを、今でも忘れずにいます。

以前、男女共同参画社会に取り組んでいた議員に何通かメールを送りました。
なかには、現在政党の幹部なっている女性議員もいましたが、返信はありません
でした。義理や人情は理屈ではないことを理解できるともっと良い政治家になる
と思うのですが。

一通のメールであっても人と人のつながりはできます。
テレビや国会でもっともなことを言っていても、一通のメールも返すことができず
に、メールを受け入れている議員もいます。

テレビの顔だけが本当の顔ではありません。

 
■無関心といわれる政治への関心 2009年03月10日

多くの政治家が失脚するのは、経済政策の失敗が原因となっているように感じま
す。江戸時代を見てもそのようなことがいえます。

たとえ、スキャンダルや事件が直接的な原因であっても、外交手腕があり、政治
力があっても、経済政策を誤れば政権から降りなければなりません。

人物的に、清廉潔白で民衆のことを思っている人であっても。

食べられなければ、生きていけないからです。

昭和恐慌は経済政策の失敗です。国民生活の安定があれば、政治的な事件は
回避できたかもしれません。犬養首相も首相になる機会がなければ、死なずに
すんだかもしれないのです。

政治と国民の生活が離れずぎると、時代の流れが一気に傾いて走り出す危険
性が高まると思います。

そうならないためにも、政治に、政治家に関心を示すことは大切です。

食べることと住む場所の確保ができる政治家を選択するチャンスをものにしたい
と思っています。

 
■麻生首相批判?・・・誰が選んだのか?2009年02月13日

小泉元首相も怒った。

麻生首相批判が続く自民党ですが、いったい誰が選んだのでしょうか?
2008年9月22日両院議員総会で麻生太郎氏を選んだ人にはどのような責任
があるか?

527票(議員票+地方票)中、麻生太郎氏は351票でした。

9月24日の指名選挙では、337人の衆議院議員が自由民主党総裁麻生太郎
氏に投票しました。

少なくとも、351人は、この責めを感じなければならないでしょう。
国会では自民党や公明党の議員が麻生氏に投票しているのですから、337人
も責任がありますね。

そして、この議員を選んだのは国民であることも忘れてはいけません。

選ばれた側の責任が大きく取り上げられるのですが、選んだ側の責任はどこか
に行ってしまうのです。未熟な民主主義においてはこれが最も怖いのです。

選挙とは有権者が責任を負うであることを国民が忘れてはいけません。選挙に
行っても行かなくても、誰を選ぶにしてもすべて責任があるわけです。
 
 

【政治・経済】

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