わたしの図書室 教育・子育て・発達障害 ★おすすめサイト★ |
『そだちの科学』13号、特集「おとなの発達障害」 『覚えておきたい 古文書くずし字200選』柏書房 『我が家のシュタイナー教育』(幼児期編) 『ファミリーパークの仲間たち』 月刊『 じょうほう通』(休刊?) 『 いま、こころの育ちが危ない』 『上手な登校刺激の与え方』 『あなたがあなたであるために』 『軽度発達障害児の理解と支援』 『発達障害の子どもたち』 『子ども虐待という第四の発達障害』 発達障害と向き合う 幻冬舎ルネッサンス新書 図解 やさしくわかるパーソナリティ障害 2012/12/02 ササッとわかる 「大人のADHD」 基礎知識と対処法 2012/12/12 |
【三河武士がゆく】 |
■『覚えておきたい 古文書くずし字200選』柏書房 2010/01/25 昨年、近世の古文書を読む必要ができたので、 『くずし解読字典』を引っ張り出してみましたが、 なかなかはかどりません。 もともと読めたわけではないので、 いきなりこのレベルの字典では難しかったと思い、 古書店で見つけた 『覚えておきたい 古文書くずし字500選』柏書房を購入しました。 わかりやすいのでおすすめですが、 500選の前に出版された200選が気になり出しました。 順序が逆なので、余計に覚えずらかったのですが、 200選を読むようになって、少し自信がついてきました。 200選とはいえ、500選の倍くらい用例が載せられており、 用例の読み方も添えられているので、ありがたいです。 古文書は日常の生活では使いませんので、実用的ではありませんが 私の半分眠っていた右脳も少しずつ動きだしました。 頭の体操にはなりますよ。 古文書を始めようという方にはお薦めの一冊です。 ついでに、 かな文字に慣れるには、以下の本はどうでしょうか。 私は、『寺子屋式 古文書手習い』を買いました。 『江戸かな古文書入門』 『寺子屋式 古文書手習い』 かなが少し読めるようになると、 文がつながって理解出来るようになりました。 字典類はそれからでも遅くはないと思います。 『くずし解読字典』は持っておきたい一冊です。 ※さらに進めば、起筆から検索できる『くずし字解読辞典』なのかなと思いますが、私はまだまだ使いこなすレベルに至りません。 わたしの図書室 |
■『我が家のシュタイナー教育』(幼児期編) 広瀬牧子 共同通信社 ひとことで言って、子育てに安心感をあたえる本です。 お恥ずかしながらシュタイナーについてはほとんど知識はありませんでした。 この本は、ラジオで存在を知り、求めて買ったものです。我が家には、ほかに妻が買った『ミュンヘンの小学生』(子安美知子・中公新書)と『シュタイナー再発見の旅』(子安美知子・小学館)の2冊がありますが、その存在すら知らなかったほどです。 わたしとシュタイナー教育との出会いは、この1冊から始まりましたが、すすんでいません。しかし、育児に不安を覚えると、かならず開いて何度も読み直しては、何度もうなずいています。 わたしは子どもをよくしかりますが、視点を変えて、子どもをみるようになってきました。「子どもだから仕方がない」とか「あとで拭けばいい」といったように、少しずつですが余裕がでてきました。 なかなか理屈通りには行きませんが、この本と出会ってよかったと思っています。 わたしの図書室 |
■『ファミリーパークの仲間たち』 山本茂行 北日本新聞社 動物園に対する認識が変わる本です。 富山市ファミリーパークの計画段階から携わってきた、飼育課長の山本氏によって書かれた本だけに、動物の飼育以外に動物園の運営や現在動物園が置かれている状況など、動物園の舞台裏を伺い知ることができます。また、思わず野生の動物の姿を探しに行きたくなるような本です。 わたしは1度だけ訪れたことがありますが、近所にあれば毎日のように訪れたくなる動物園です。 わたしの図書室 |
■月刊『 じょうほう通』(休刊?) オフィスクラベ 「偏らず、傾かず、受け入れて、考えて、行動する」姿勢を貫こうとしている情報誌です。幸福の尺度を、学歴・職業・地位・経済的価値などではかろうとする傾向がますます強まっている現代社会において、貴重な一冊だと思います。 「教育問題」「環境問題」「医療問題」など、ありのままの情報を知ることができます。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 《わたしのお気に入り》 ●「真」の情報を掲載していくことを第一義と考え、完全無広告ノンスポンサーで表現するため、全国の個人個人の読者皆様方のお力添えのみで運営していく、たぐい希なる情報メディアの創造を目指します。このことは、すべてにおいて他者の影響力や、圧力に断固、屈しないためです。 ●そこには必ずいつもそのことがらを、押し進めようと考え行動する「推進派」と、それを阻止し、くい止めようとする「反対派」の2つの思惑がぶつかり合います。今までは、見解の異なる両者の情報(著書、投稿、社説など)を手に入れ、考えることが必要でした。 ●月刊『じょうほう通』は、それぞれの立場を理解し、いま、何が起こり、何を知らなければならないのかをいち早く提供していきます。毎号両者のコメンテーターの見解を余すところなく取材、誌面に表現し、検証する場とします。両者の見解を誌面上でぶつけあうことにより、ことの本質がよりハッキリ見えてきます。両者の見解をまず知っていただき、判断していただくための貴重な情報源として活用していただける誌面作りを目指します。 (IMPORTANT MESSAGE・関連サイトより抜粋) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ◎知る人ぞ知る「マナメッセ」の元編集長倉部英幸氏が創刊。 ◎誰に頼まれたということではありませんが、気合い入れて応援します。 ◎経営的には楽ではないと思いますが、どうか、現在のスタイルを変えず、末永く、発行され続けることを心からお祈りしております。 わたしの図書室 |
■『 いま、こころの育ちが危ない』 吉川武彦 毎日新聞社 国立精神・神経センター精神保健研究所長である筆者が、精神科医としてこころの育ちに警鐘を鳴らしています。「『脳』と『こころ』の距離は遠く、目に見えない『こころ』を語るためには自然科学はあまり有効ではない」として、こころの育ちを親、おとな、こども、社会などとの関わりかたを中心に分析しています。 わたしが、少年院の院長、産婦人科医、養護教諭の方から聞いた話のなかで共通しているのは、 こどもの発達の順番を飛び越さないこと、 教育環境を作るのは親や教師を中心としたおとなであること、 各自が自分を冷静に見つめること、 そして、先祖から伝わる連綿たる命の尊厳です。 職業、専門分野はことなっていても、どれも人との関わり方が育ちに重要な意味を持っていることを指摘しています。 わたしの図書室 |
■『上手な登校刺激の与え方』2007/10/20 小澤美代子、ほんの森出版 事例が多い。実践的。教師におすすめ。 ★いろいろ読んだなかでおすすめできる一冊です。 わたしの図書室 |
■『あなたがあなたであるために』2007/10/20 《自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド》 ローナ・ウィング監修、吉田友子著、中央法規出版 教師にもおすすめ。こどもたちに接するときの心構え。 ★細かなことを学ぶ前にぜひ読んでおきたい目から鱗の一冊です。この一冊だけでもじゅうぶん。 わたしの図書室 |
■『軽度発達障害児の理解と支援』 《子どもと家族への実践的サポート》 降籏志郎編著 金剛出版 2004.9 臨床心理士、小児科医、児童精神科医、心理学者、教諭などによる実践的な内容。 わたしの図書室 |
■『発達障害の子どもたち』 2008年4月7日 杉山登志郎著 講談社現代新書 2007年12月初版 【著者】 現在(2007年)あいち小児保健医療総合センター保健センター長 専門は児童青年期精神医学 日本児童青年精神医学会認定医 【内容】 ・発達障害は治るのか ・「生まれつき」か「環境」か ・精神遅滞と境界知能 ・自閉症という文化 ・アスペルガー問題 ・ADHDと学習障害 ・子ども虐待という発達障害 ・発達障害の早期療育 ・どのクラスで学ぶか(特別支援教育を考える) ・藥は必要か 【感想】 ★発達障害の早期発見・早期療育・早期対応がいかに重要であるのか。 ★発達障害の一般的な認識と対応のなかには、間違ったものがあり、したがって、間違った対応により深刻な事態になりかねない。 ★専門家であっても発達障害に気付かないことがある。発見の遅れはマイナスの結果を生む可能性が大きくなる。 ★早期発見・早期対応により、生きやすさがある程度確保されていくことで情緒的な安定がある程度保たれて、良い結果をもたらす。 ★親・教師・専門家の間違った認識を排除する必要性がある。 ★マスコミ関係者・政治家などのなかには、あまりにも無責任な発言が目立つ。 ★発達障害をもった一人一人に異なった対応が必要。 ★不登校・気分障害(うつ病)・解離性障害・強迫性障害などとの関連。 ★親子関係の重要性と親の機能不全時の早期対応の必要性。 ★成人までに発達障害に気がつかなかった成人への対応の不備。二次的な障害。 ★気付いていない青年〜成人への対応が難しい。社会的な問題になると思う。 ★今まで私が、根拠(臨床体験や長期の教育経験)がないために、おそらくこうではないかと確信が持てずにいたことのうち、いくつかに的確な回答をいただいたようだ。 わたしの図書室 |
■『子ども虐待という第四の発達障害』 わたしの図書室 |
■発達障害と向き合う 幻冬舎ルネッサンス新書 著者 竹内 吉和 ※私感:大きく変わった情報は見当たらないようですが、聴覚的短期記憶という言葉初耳でした。「アメとムシ」(ムチではない)も。 教育現場の経験から理論が導かれているというところに説得力があると思います。 アスペルガーよりもADHDに関する内容が多いと感じました(あくまでも私感)。 早期発見、早期に良い対応をすることで、二次的な障害を水際で防ぐことの重要性は、どの本を読んでも強く感じます。 |
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