【練習】
愛知大學應援團

 

《拍手》

 
《拍手》

「血が死ぬ」
拍手も、やはり気迫が肝心です。渾身の力で拍手を行っていると、内出血が起こります。これは応援団に限らず、多くの方が経験しているのではと思います。手の甲に赤い斑点が出て次第に打撲したような痛みが生じるのですが、応援団の場合、自分の意志で休むことはできません。ずっと力を抜くこと無く続ける事になります。

「金属音」
そのようにして、痛みに耐えながら、練習を続けていくと、やがて、拍手の音に変化が現れます。表現が上手くできませんが、金属音のような音が出て、周囲に響き渡るようになるのです。「パーン」と「キーン」を合わせたような。

「機械」
拍手が金属音を出すようになると、拍手のスピードも速くなります。このスピードは、リズムでは無く、叩くスピードです。叩くときのスピードが速くなると言うことは、手を開いたときのスピードも速くなるので、ここで、「止め」が大事になります。ピッと止めるためには、マシンのような、スピードと正確さが必要になります。

「気魄」
よく鍛えられた応援団は、バックの拍手を見ればすぐにわかるのです。練度が高いからこそ、応援に気魄がこもるのです。

 






 
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