☆産科医療保償制度について☆
産科医療保償制度とは
赤ちゃんが健康で、元気に生まれてくることを願って、全力で皆様をサポートしてまいりたいと考えています。
しかしながら、お産の現場では予期せぬことが起こってしまう場合もございます。
そこで、分娩に関連して発症した脳性まひの赤ちゃんやその家族を、出産後も引き続きサポートさせていただく
ことを目的として、この「産科医療保償制度」が創設されました。
妊産婦の皆様が安心して産科医療を受けられるように、分娩機関が民間の損害保険に加入して補償する制度です。
補償の対象について
次の①②③の基準を満たす児が補償の対象となります。
①2021年までに生まれた出生体重1,400g以上かつ在胎週数32週以上 または
28週以上で所定の低酸素状況の要件を満たしている。
2022年1月以降に出生のお子様は、28週以上と制度改正されました。
②身体障害者等級1・2級相当の脳性まひ
③先天性や新生児期の要因によらない脳性まひ
その要因が脳性まひの主な原因であることが明らかでない時は保証対象となります。
補償内容について
分娩に関連して発症した重症脳性まひと認定された場合には、準備一時金600万円と補償分割金2,400万円
(年間120万円を20回)の 補償金を支払われますが、分娩機関に過失が認められ損害賠償金が支払われる
場合は、補償金と損害賠償金を二重に受け取ることはできません。
妊産婦の皆様へのお願い
この制度に加入している当院では、妊産婦の皆様にこの制度の対象となることを示す「登録票」を交付します。
必要事項のご記入などについて、ご協力をお願いします。
詳しくは下記リンクをクリック
産科医療補償制度の詳細|脳性麻痺に対する補償について (jcqhc.or.jp)