洋 裁  その1

仕上げアイロンを上手に掛ける方法

布に合わせて熱(温度)、水分(スチーム)、圧力(押す力)を使い分けてください。しかし、シルクやレーヨンなどには水をつけてはいけません。

表側のかける場所に当て布(手ぬぐい、スレキ)をして、初めは蒸気を使いアイロンをした後、布の湿り気を取るためドライアイロンにして水分をしっかりとりましょう。

または、ウールギャバジンなど収縮が大きい布地には蒸気を使わずその部分にだけ当て布の上から水ばけ(指)を使って水を少々与えドライアイロンを掛けます。

すばやく当て布をはずし、さらに湿り気と熱を取るため、木製の羽子板を使いしっかりと押さえます。(3〜5秒間)一度押さえたら充分に熱が取れるまで動かさないようにします。

縫い代のような細かい部分には、写真のように羽子板の側面を使うとさらに良く効く。


以上 多少のツレ、よれなどは、ピーンとなり美しい仕上がりになります。 是非、試して下さい。