洋 裁  その6

サンドペーパーを使った縫い方

@ 布がよじれたり、伸びたりの縫いずれを防ぐためと、ステッチ定規代わりもできるサンドペーパー。 (ペーパー自体はホームセンターなどで購入。 自分で2〜3cmに切って使用)

 写真の様に、ザラ付く方を下にして布の上に置き、ミシンの押え金を乗せる。

A エフロンファスナーや、今年流行の合皮のステッチに発揮する。

 

 洋 裁  その7

合成皮革の仕立てポイント

 ●●● 本縫いをする前に ●●●

 なるべくシーチングで仮縫いを済ませておく。

 しつけ無しで仕立てやすいように、縫い代を正しく裁断し合い印のノッチ(軽い切り込み)を入れ、縫い代の幅を狭めにとる。

 ミシンの押えはテフロン押えに変えたほうが縫いやすい。

 また、シリコンスプレーをミシン台に吹きかけておくとなお良い。(写真)

 ミシン針は11番・糸は60番手

 ●●● 本縫い開始 ●●●

◆ ミシンを踏むときは、糸調子は弱め、針目は少しあらめにしたほうが良い。

◆ まち針は布に穴があくのでクリップでとめたほうが良い。

◆ 縫うときは2枚の布を両手で引っ張りぎみに持って縫うと縫いずれを起こしにくい。
◆ もしも、縫っている途中で、糸切れ、目とびがおきた場合は写真のようにシリコン液をミシン針に塗るとスムーズに縫える。

◆ 裾のステッチはよじれやすいので、あらかじめ縫い代に手芸用のボンドを塗り、写真のようにハトロン紙の上からアイロンを掛け、押さえつけてからステッチを掛けるときれいにいく。
◆ また、サンドペーパーを写真のように使って縫うとよりいっそう美しい仕上がりになる。

◆ 今年流行の合皮を以上のように縫って友達のチョッピリ自慢してみませんか?