写真講座 初歩のカメラマン技術
一番下に初歩の技術早分かり表あります。
分からないことにもお答えします。
撮影方法と考え方
| 06-5-1更新 デジタルカメラが一般的になった今、写真が写っていなかったという失敗はなくなり、誰でも手軽にカメラを扱える時代になりました。 文明を進めて行く中で、人間の記憶する、忘れる、うっかりする、勘違いする等のエピソードを含む人間らしさが、気づかないうちに取り除かれる一面があります。 カメラにおいても昔のそれは、操作箇所の意味を覚え、ピンとあわせを、露出を覚え、さらにフィルムは自分で入れなければならなりませんでした。 とくに、長巻フィルムを扱う時代は、極一部の人の楽しみだったカメラ趣味。 そのカメラを至れり尽くせりで誰にでも扱えるようにし、大変大きな商売としてまた文明の機材として発展させながら2000年頃までカメラといえばフィルムカメラと思ってきました。 なかでも主流となったのは35mmサイズフィルムでありました。このサイズが現代の写真愛好家の基本技術をマスターする重要な役割を果たしました。 当初は35mmカメラの標準レンズを50mm前後の焦点距離とし、標準セットとして販売していました。このころは一眼レフカメラが容易に変える時代ではないので交換できない標準レンズとボディを一体型とした35mmスチールカメラでした。 ところで写真技術は、35mmカメラの50mmレンズの使い方をマスターすると写真の基本が分かるのです。 しかし、カメラが進化しすぎた為、原版の大きさと標準レンズが崩れ、絞りとボケの関係、開放でのレンズの味、標準レンズ撮影での絶妙な違和感のない写り具合などが失われました。 35mmカメラを土俵として腕の競い合いをしたことがカメラ技術の面白さであって、35mmカメラが少ない今は、もうカメラ趣味はほんの一部の信者だけになってしまった。 では今から写真をはじめようとする人は、自分がしようとしていることはいったい何なんだと思うでしょう。 写真とはカメラで写したものであれば、印画紙にしようが、印刷にしようが、コンピュータで見ようがすべて写真と定義されています。 商売としてはプリントや印刷にしないと発展しないのでコンピュータに入れ込んで勝手にホームページで公開すると商売になりません。ところがここにきてコンピュータの利用者が圧倒的になったため、商売としての部分が崩れ、ご存知のようにフィルムカメラは何らかの意味が自分にないと買わなくなりましたので、製造も瀕死の状態となりました。 もうお分かりのように、今後はフィルムカメラの使用は初心者には向かない方向にいきます。 趣味のデジカメ写真は個性化の時代を迎えてすべて自分でするようになります。 フィルムカメラのように撮り終わったならば写真屋さんが全部してくれる時代は終わってしまうのです。 すべて自分で作り出すのです。 只今、デジカメ写真に関しては何の規制もありません。 自分が偶然良いチャンスにめぐまれ良い写真をとっても、落ちているゴミが写った作品の価値は落ちます。 初心者は拾わなければいけないゴミも撮ってしまうのです。 デジタルではそれを取り除き、写真の欠点を後から補ってしまいます。 拾って取り除いたものと、デジタルで取ったものとが同じ価値観で土俵に上がれば意味がなくなります。 現段階では写真の芸術性がデジタルで果たせれるのか、フィルムがなくなっていく今、プロフェショナルプリントマンが育たない状況下寂しくなるのが現状です。 本当の意味での写真理論ができれば、解決するのだが・・・。 |
| 02/12/2更新 初歩の写真講座の説明だと思ったのが間違いでした。質問コーナーではもっと最初から説明してほしい、何もわからないが写真を写したいという思いの人からもメールがありました。 このフレームの中ではそのグループの方を対象としたお話をします。 写真を写したいというきっかけは何ですか。 芸術としてだれにでもできて簡単そう、旅行したとき綺麗な写真を残したい、せっかくカメラを買ったのだから生かしたい、全く何も知らないが写真を写したい等漠然とした質問に私の答えは「やるきっかけを人に教えてもらっても長続きはしない」。まず行動を起こすことが先決です。うまくいかなかった場合に原因を考え、自分で判らないところを文章にすることで解って来ることもあります。それを質問コーナーに載せて下さい。最初からわからないのが当たり前で、写真も勉強も急に判ろうとしても無理です。 自分が努力したり、失敗して楽しく理解していくことが写真を趣味とする人の喜びなのです。「何も判らないので訊いているのだ」というのは性急過ぎます趣味だからこそゆっくり理解しながら進むのが懸命だと思います。 |
| 写真を始めかけた人、これから始めようとしている人、基本から勉強しようとこだわっている人、今日に至ってもまだ初心者からぬけだせない人、その方たちに、どうすれば上手な写真が撮れるようになるかをお話ししたいと思います。 まず、このコーナーを読まれる方は、もう すでに上手い写真というものをご覧になられています。 何故なら、自分が撮りたい写真を想像したり、他人の写真を観て感動した経験を持っていると思われるからです。 写真を写すということは、”撮りたいものが見つけられるか”です。以前、ダム建設のため村を出なければならぬ御老女が、記録と記念を兼ねて写した写真は人々を感動させ、個展まで開催したこともありました。 そのことから撮影者がテーマを持つことは上達のキーポイントであり、 ”写したいものがある”というのは写真技術を磨く上でも非常にプラスになります。 だからあえてダム建設を引き合いに出しましたが、御老女の見た目はダム建設を通して村をあらためてふりかえったものでした。 カメラ性能がすぐれている今日、写真の表現だけで誰もが御老女となれるのです。 だが、誰もが同じものに興味を示す訳ではなく、 撮影者は、自分がワクワクするような被写体を探し続け、いつでも心から楽しみたいと思うものです。 しかし、ここで難しいのは、初心者はカメラを持っていてもなかなか楽しめる肝心な被写体を探せないということです。これがベテランと初心者の大きな差です。 そこで、写真を楽しもうとする初心者の方は、たぶんすぐにプロになろうとしない訳ですから、ベテランの写真をマネすることで、どの方向の被写体が自分をワクワクさせたか試みてください。最初から、マネをすることでベテランの気持ちを理解できるようになり、何故この被写体を選んだのかを考えながら自分の方向を探してください。人と違った写真表現をするのは、そのあとでも十分に間に合うでしょう。 そこでベテランと同じように”真似ろ”といっても表現感覚ではすぐれていても技術が追いつかないのでおよその技術を知識として覚えておくように表にしました。使えるようにするには自分の練習が必要なのでそのことは、努力してください。 |
写真技術は必要か
| 今日、写真技術はカメラ機能の中に大半含まれているので必要ないと思っている方が非常に多くみられます。確かに、写すだけの機能は備えていますが、写真がうまくなるに連れ、オートでは機能不足になってきます。たとえば、街頭スナップを撮るのに50mmレンズ(相当)を使ってファインダーをのぞき、構図とピントを、あちらこちら視線入力で確認すると、どうカメラが反応しますか。私の場合はピントが定まらないし、近いところをみるとそこにピントが合焦し後ろがボケるし、遠くを見ると前がボケる。ロックをかければ一動作増え、はずせば、また一動作時間がかかる。カメラ操作の遊びをさせられる。つまりオートフォーカスはこの場合不必要になり、気づいたときには被写体のタイミングは迫ってくるし、あわてて外さなくてはならない。そのとき、絞り値(被写界深度)、シャッタースピード(被写体を静止させる目的)の組み合わせも勝手に決められて、その被写体を撮影するには相当でない場合が多い。 技術が備わってくるとわずかな光の変化を見つけることができるし、その光を生かすにはカメラメーカーの組み合わせたデータだけで対応不可能なのです。 カメラメーカーのピントの動き、露出の決め方は最初からプロカメラマンの速い動き(技術)よりもむしろ一般の人の動きに合わせてつくってあるからです。 最初の写真技術の話に戻りますが、つまるところカメラが技術を習得しているのではなくて、あくまでも、アマチュアカメラマンの不得意なところを補う形で今日のカメラが発展してきたのであり、 撮影技術はいらないという発想は多くの写真技術を知らない人々の思い込みとなってしまった。 |
初歩の写真技術早分かり
| カメラ | 初心者の方は一眼レフカメラを使用することで、直接 使用レンズの写り具合が解るので利用価値が高い。 |
| レンズ | 50mmを含む50mm単体、28mm〜105mm、35mm〜70mm等のレンズが必要。 最初のころはズームでも50mmにあわせておき、近づいたり、遠ざかったりしてファインダーを覗き50mmの画角(標準レンズの画角)を覚えてください。 |
| 50mmレンズのところ | 50mmレンズは単純にファインダーを覗いたとき、人間がはっきりと認識できる視野、45度程度を有している。50mmレンズより画角が狭いのは望遠レンズ、広いのは広角レンズと呼ばれる。 |
| 望遠レンズとは | 変化が現れるのが85mm含む大きい数値。例105、135、200、300、400mmなど |
| 広角レンズとは | 変化が現れてくるのが35mm含む小さい数値。 30、28、24、21、20、19、18mmなど |
| 絞りの数値(レンズ) | 明るさを感覚で捉えると未成年者の正常な眼をほぼ f1 とすると歳を経るに連れて目の明るさが落ちてくる。f2.8のレンズでも f1.2のレンズでもファインダーの明るさ認識が変わらなく見えてくる。絞るということは暗くなる(入射光量減)と考えるのが覚えやすいでしょう。 |
| 絞り | レンズの絞りによって写真の写り方がかわる。レンズの種類および、ピントの合わす位置によっても複雑に違ってくる。一般的にはその変化を被写界深度が浅い、深いなどという。露出光量の多少をシャッタースピードと組み合わせて調整する役目も有る。オート機能の絞り優先(Aのところ)は、画面全体がシャープに写せたり、前後をぼかしたりできるので使用価値が高い。 |
| シャッタースピード | スピード変化により絞りとペアで露出が決まる。水飛沫などを瞬時に早いスピードで一瞬にして止めたり、ゆっくりとしたシャッタースピードで水を白い糸のように表現することも可能。次のテストをしてみてください。”車” カメラを構えて1/60secsec、1/30secでシャターを押しながら車が横通過する瞬間を進行方向に腰をスイングしながら追う流し撮り。バックが省略されて被写体が浮き出てくるので動くもののバック省略に効果的です。 |
| 露出 | 絞りとシャッタースピードによってフィルムに当たる光量をオーバー、適正、アンダーと変化させることを言い、レンズから入りフィルムに結ぶ像と深い関係にある。 カメラの露出によって画像の良し悪しが決定される。 |
| 三脚 | 写真を大きく引き伸ばすとボケているのがおおい。結果ボケではなくてブレが大半を占める。細かい描写をするレンズによい三脚は必須。お金をかけてください。 |
| 質問をどうぞ | 写真で分からないことがありましたならばお答えします。 メール h-torii@tees.jp |