拓也の 遍路 道中記B

平成10年8月 夏へんろ(小五)

 

二十三番からの続きの夏へんろは、

僕と母さんとおじいちゃんの三人だ。

8月1日から10日までの一番暑い

時だった。


8月2日、鯖大師で愛媛新聞のT記者さんと

待ち合わせ、(3日間、密着取材のため)

愛媛新聞に8月25,26,27日「汗で結ぶ

三世代」で連載された。


T記者さんと仲良しになり、逆取材を

した。「T さん、彼女いるの?」

ちょっと返事に困ってたが、「いるよ」

「今度紹介してね。」「いいとも」

その後、彼女と別れたという手紙がきた。


8月4日津照寺でT記者さんと、お別れを

する。3日間いっしょに歩いてくれた、

T記者さん、有難う。国道ばかりの遍路道。

でも、楽しかった。


二十七番神峰寺への道では、母さんが

先に行ってしまう。見えているけれど、

遠いなあ。


歩いても、歩いても日陰なし。

みんな黙って、ただ歩く。

暑い、暑い。水、水、・・・

あとで写真を見て、こんな花

咲いていたかなあー??


今回は寄り道をよくした。

野良時計も見に行った。

坂本竜馬の歴史館も入った。

高知へ着いたら、よさこい祭りだ。

ついでに見て帰ろう。今回、二十三番

から三十番善楽寺まで、

8月1日から10日(約180キロ)