このガイドブックは、「解説編」「地図編」の二分刷になっています。 「解説編」は、[へんろの取り組みガイド] [四国霊場等注釈表]
「地図編」は、[四国遍路地図] [四国霊場と宿泊施設一覧表]
現地確認、順路探索は国土地理院の地形図と市販住宅地図を
使用し、地元の古老や住民からの事情聴取して参考にした。
現地確認して、宿、食堂、駅、その他の目標物が表示してあります。
四国霊場八十八札所(順打ち表示)、番外霊場(弘法大師ゆかりの
霊場を含む)、宿泊施設、これらの距離が表示してあります。
解説編 1000円(送料別払) | 地図編 2500円(送料別払) |
第6版 解説編 | 第6版 地図編 |
〇遍路の取り組みガイド1、遍路実行の時機2、遍路所要日数3、遍路の仕方4、費用、予算5、巡拝プランの立て方6、へんろ用品と取り扱い上の留意点7、装備品と携行品8、携行荷物の重量9、事前の準備10、現金の携帯11、宿泊先の予約12、霊場での作法13、遍路の心得、戒め14、遍路道の歩き方15、野宿について16、托鉢について17、滝行について18、修行を終わって四国遍路基本コース歩行距離表 三日遍路(徳島県)のモデルプラン 徒歩遍路携行用品標準重量 〇四国霊場等注釈表 |
〇地図構成 四国八十八ヶ所第一番札所 霊山寺を起点に、順打ち方向に、 まず各札所とこれを直結する遍 路道と車両巡拝道を、原則として 「右から左」「上から下」へ進む形 の地図にして、四国の地を右回り に一周するように、八十七図に地 図割りしてまとめた。 次に、この地図範囲から外れた 番外霊場を別図として三十図にま とめ、札所直結の地図に後続きさ せた。ちなみに、各地図上に前後 の地図の関連図を点描掲示して 読解し易いように配慮した。 〇距離表示、 霊場と宿泊施設一覧表の距離 表示。 〇四国霊場と宿泊施設の一覧表 (平成16年3月現在)宿泊は電話等で予約して、確かめてください。休業している場合もあります。 |
地図編はカラー表示で見やすくなりました。 歩き遍路の道だけでなく、車道も表示してあります。 霊場と宿泊施設の距離、電話番号(下の一覧表) 平成16年3月現在 |
まえがき物質文明繁栄のかげに、先人達が踏み固めてきた貴重な文化遺産 である「遍路道」が荒廃し、消滅しかかっています。 このガイドブックは、遍路道を守り、再び大勢の人々がこの遍路道を 歩くことを願って製作しました。保存協力会では、遍路道に対する世の 関心を高め、一人でも多くの人々に通って欲しいと、四国八十八札所を 結ぶ基本コースについて、道しるべを標示してきましたが、その限界を 知り「遍路地図」併用の必要性を痛感したのが動機であります。 本来、遍路は四国の地全体を霊場としてとらえ、八十八札所を通過 関門として巡拝しながら「道中修行」することに意義があります。 札所から札所に至る空間こそ修行目的であり、この所が、この目的を 目指す人々に僅かでもお役にたてば幸いであります。 ところで、世にガイドブックと称される書をひもとくに、八十八ヵ所札所 の説明に終始し、徒歩道程や行動要領について詳細な解説を記した ものにお目にかかれません。 巡拝したい人は、実はこの部分の情報を欲しがっているのです。 本書は、札所の解説については要点簡記にとどめ、途中の道程の 情報を極力盛り込み、実情にあった、具体的な実践要領の解説に力を 入れることにしました。 ささやかではありますが、徒歩巡拝の体験を通じ知り得た情報と教訓 を基に、他の体験者等の情報も盛り込んで、歩く遍路にとって何が必要 であるか、自問自答しながら作成したつもりです。 歩く遍路にとって一番の関心事は、寝ること、食べること、排泄の三つ です。この三要素を念頭に置き、歩く遍路の立場から現地調査を行い、 必要情報を収集し掲載しました。 |
(以下省略) 歩き遍路が、一番知りたいこと(地図、宿、休息可能施設、巡拝プラン、 事前の準備等)を書いてあります。 最近、歩き遍路さんを見かけると、この地図が手放せなくて、右手に 金剛杖、左手にこの本(地図)を持っている方をよく見かけます。 |
解説編 (第6版) 1000円(送料210円)
地図編 (第6版) 2500円(送料210円)
「解説編 地図編の単品だけでも受け付けます。」
解説編、地図編のセット 3500円(送料290円)
「初めての方は、解説編、地図編一括をお勧めします。」
地図編2冊では5290円。3冊で7840円(送料含む)
郵便局の払込取扱票をご利用ください。
「現地購入場所」 四国八十八ヶ所道中では
第一番霊山寺。 第十一番藤井寺門前たにやさん。
徳島市東大工町瀬戸内仏具店。第二十一番太龍寺。
第二十四番最御崎寺。 第二十六番金剛頂寺。
第二十九番国分寺門前遍路用品店扇屋さん。
第三十七番岩本寺。松山市中央2丁目乾仏具本店。
第五十四番今治延命寺。第七十五番善通寺。
「書店販売」 東京八重洲口ブックセンター。
遍路を初めて体験される方は、心構えから靴、肌着などの
事前準備を要する事がありますから、前もって購入される
ことをお勧めします。