「ちょボラ」  

君は知っているかい

道路の片隅に転がっている空き缶を

誰かが車から捨てたんだよ・・・・

 

「アルミ缶50000個で車椅子を贈る」

この活動の為 道路の清掃とアルミ缶

拾いを実施したとき感じたこと。

アルミ缶はビール缶、缶チューハイ、

コーラ缶、ウーロン茶缶が殆んどだ。

なぜ?ビール缶がこんなにあるの?

車から捨てたと言う事は、飲酒運転

をしていたんだ、ごみを捨てることも

いけないのに、やり場のない怒りを感じる。

 

ふと、草むらからビール缶を拾う

捨てるときの気持ちは、

いけないことだと感じていないんだ。

人目を気にしてスリルを感じているのかな。

ビール缶のことはもう、とっくの昔に忘れているのだろう。

ビールを飲んでも心は癒されない。

マナーの堕落というだけでは済まされないよ。

心の貧困を改めて見せつけられた思いだ。

沙漠には何にもない。水がない。緑がない。

不便と極貧の中で生きている人たちがいる。

私達が忘れた、明るい笑顔に輝いた目だ。

(沙漠植林ボランティア隊のお手伝いにきた小学生)

 

何不自由ない生活の中で、年々増えつづける自殺。

交通事故による死者が一万人を越すと大騒ぎをするが、

平成十年から毎年自殺者三万人以上となってもあまり騒がない。

犯罪も凶悪になり、何か私たちは、忘れてきたものがある。

物が豊かになって、恵まれていても気が付かず、

自我が強くなることによって、

失われていく 他人への思いやり。

 

共生の地球をめざして

地球も病んでいます。温暖化、沙漠化、酸性雨、オゾン層の破壊。

人と人が共に 生きていくには、自己中心的な考えを捨てて、

他人への思いやり、助け合い、感謝の気持ちが大切です。