沙漠植林ボランティアの活動

 

モデル森林農場を作り、地元農牧民主体の持続可能な

「家族森林農場」を普及支援。

 植林協力隊を派遣して、日中友好親善を図り、現在、

砂漠化が進んでいる状況を見て、人と他の生き物が

共生できる地球環境を目指す。
木を育てると同時に、人(未来をになう子供たち)を

育てる教育啓発、支援。

 

 ← 風で動く沙漠 タービンチャガン

(モンゴル語で地獄の沙漠)

 砂の粒子が細かいので風が吹く
と砂丘が移動します。
窪地に生えていた草の上に
かぶさりながら、砂丘の移動に
よって砂漠化が進んでいきます。
1年に約10キロ進むと聞きました。

流砂を止める工夫  →

 試行錯誤しています。
流砂が止まれば、そこに草が
生えます。
現地の人がしています。

 ← 樹齢50から80年の柳

 過去には森林があったようです。

ポプラ、柳、アカシアを植え
防風林にする。       →

 50cm位掘れば、湿った土が出ます。

 ← 植林をして畑を作る。

 植林してその中に畑を作る。
現在、稲、サツマイモを作った。

烏雲の森はモデル森林農場→

 中国各地から見学に来る。
ここも1994年以前は、沙漠
だったそうです。

    ← 烏雲の森 (2001年4月24日撮影)

  ポプラの木の間に松も植える。
小鳥の巣もあり、動物の種類も増えた。
烏雲の森、森林農場の入り口→

 1994年から始まった緑化活動は、
現在モデル森林農場に
なりました。

 ホルチン沙漠は、日本に一番近い砂漠です。黄砂が日本にも春になるとやって
きます。

 内モンゴル自治区東部に広がる面積約500万ヘクタール(九州の1,2倍)の
ホルチン沙漠は、数百年前までは草原と森林が広がる豊な大地でした。

 過剰な開墾、放牧、伐採により急速に砂漠化が進み、多くの人々が貧困や
離村に追い込まれました。

   沿革

1990年  沙漠植林ボランティア協会設立。中国各地で沙漠植林を実施。

1992年  クブチ沙漠および内蒙古高原で植林活動。(他団体との共催)

1994年  ホルチン沙漠庫倫旗での植林活動を開始。

2000年  ホルチン沙漠科左后旗での植林活動を開始。(喜びの森)
       (協力)  本田技研工業株式会社

2001年  蒙古高原ゴビ沙漠での本格的植林活動を開始。

 

 


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