10 子どものために「先生力」を

 子どもをよく知って、子どものやる気を喚起し、子どもの力(能力)を引き出すのは、「先生力」です。

 先生力のある先生とは! 

 @ 子どもが好きな先生
 A 常に子どもと向き合っている先生
 B 子どもが主役と考えている先生
 C 保護者との信頼関係を築いている先生
 D 忠恕の心を秘めている先生
  *忠恕(ちゅうじょ)=思いやり

 「子どもは、無限の可能性を秘めている」と、言われます。無限の可能性があるか否かは別として、子どもは、やる気になればかなりの能力が身につくものです。

 子どもをよく観察して、やる気(意欲)を喚起し、能力を引き出すのは、教育技術ではなく、先生力です。
 教育技術は、先生力を補完するものです。

・子どもをそっちのけにして、研究発表などのためにうつつを抜かしていてはなりません。

・子どもをそっちのけにして、PTA活動にばかり力を入れていてはなりません。

・子どもをそっちのけにして、パソコンにばかり取り付いていてはなりません。

・子どもをそっちのけにして、教育委員会やマスコミにばかり気を遣っていてはなりません。

 子どもが主役です。

   先生は、子どものためにいるのです。 

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