15 子どもに興味関心を(まとめ) 

 子どもを授業に引きつける(興味関心をもたせる)ためには?

学校教育は、多くの問題を抱えていますので、子どもを授業に引きつける作戦を立てたり、実践したりするのはとても難儀なことです。しかし、このことが先生として一番重要事項ではないでしょうか。

少なくとも、次の3点については気を遣いたいものです。

@ せめて学期一度は(研究授業のときなど)、子どもを引きつける授業について、本音で追究してみる。

 ・先生は多忙ですから、毎時間子どもを引きつける授業の追究をするのは無理です。学期一度の研究でも、それが他の授業にも生きるはずです。

A 授業に子どもを引きつけるための情報(先人の研究成果など)に、常に留意している。

 ・自分でゼロから研究するのでは、手間暇がかかりすぎます。書籍とか、教育関係のメディアとか、研究発表会とか、研修・研究会とかから、子どもを引きつけるためのノウハウを学ぶことが能率的です。子どもを引きつけた授業をモデルにするといいでしょう。

B 「先生大好き」と言われる先生になることを心に秘めている。

 ・嫌いな先生の授業には、熱が入りにくいものです。先生は、まず子どもに好かれなくてはなりません。興味関心は、好きな先生の授業ならばこそです。

 「子どもに興味関心をもたせることが大切」
と言うは易く行うは難し。
   

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