26 教育研究に思う(2) ー子どもの目線でー
 

 マイナス面をなくする配慮をすれば、教育研究はとても意義がある」

 学校がテーマを設定して、教育研究(実践的)をすることはとても大切なことです。
 その場合、建前(格好付け)を捨てて、本音で取り組むことが不可欠です。(子どもの目線に立って)

 ・お祭り騒ぎのような研究発表会は行わないこと。(PTAや地域住民を巻き込まない)

 ・プリント(資料)を最小限に押さえること。(次に同じようなテーマで研究する学校を除いては、誰も改めて読んでくれない)

 ・研究を始めるに当たって、他の学校教育活動を精選・整理・割愛すること。(運動会・学習発表会・遠足・作品展等についても聖域をなくして)

 ・研究成果を生かす段階で、通常の学校活動の中に無理なく組み込めるか検討しておくこと。(それをしないから、数年経つと負担加重になって、研究成果は雲散霧消してしまう)

 教育研究は、とかく建前のお祭り騒ぎになりやすいが、
 医学の研究はお祭り騒ぎだけでは、人命が失われてしまう。

 医学の研究と比較しながら、教育研究を。



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