子どもの目線で、教育研究を眺めてみましょう。
○中2の数学では、半数以上の子が「授業がよく分からない」と言っているようです。
・1年の一次方程式が解けなくては、2年の連立方程式の学習は無理です。
・連立方程式の指導の前に、式の計算はできるか、一次方程式は解けるかのチェックをしなくてはなりません。
・当然個人のカルテが必要になります。
・プレテスト(事前テスト)をして、カルテを作成するためには、かなりの時間を必要とします。
・しかし、ほとんどの先生がカルテの作成をせず、場合によってはレディネス(式の計算等の能力)のチェックすらせずに、連立方程式の指導をしているのではないでしょうか。
・それは先生が怠慢であるのではなく、レディネスチェックやカルテの作成をする時間がないからです。
十中八九間違いなく、2・3年で雲散霧消してしまう教育研究にうつつを抜かすのではなく、