7 子どもの力を引き出す

 「木のなかの 仏迎える 鑿(のみ)の技」

 これは大阪四天王寺の仁王さまを刻んだ仏師松久朋琳翁が、仏像を彫るときに念仏のように唱えていた言葉だそうです。

 子どもの指導に当たっては、教え込む、知識を詰め込むというのではなく、「子どものなかの能力を導き出す」という心構えが大切です。

 ・ 子どもはみんな、内に豊かな心を宿しています。

 ・ 優れた能力を隠し持っています。

 ・ 無限の可能性を秘めています。

 それを迎え導き出してやるというのが、教育の基本的な姿勢でなくてはなりません。

 知識を自分から獲得しようとする意欲と知識を獲得する方法を身につけさせる、すなわち「学び方」を学ばせることに、重点をおきたいものです。

 「子どもらの 力引き出す プロ先生」 

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