ヘッドホンアンプの製作
ヘッドホンアンプの製作 手作りヘッドホンアンプ ソースフォロワー 定電流ソースフォロワー 定電流ソースホロワー
音よく 簡単で 安くて 部品数が少なく 適当なTRでOKな 手作りヘッドホンアンプです。
調整は147kΩの抵抗を増減してソース電圧を3.4V付近にするだけなので、
100kΩの固定抵抗+100kΩの半固定抵抗にすればアッと言う間に調整完了ですよね。
(固定抵抗取替え調整でもそんなに時間はかかりませんので、お好みでどうぞ)
SP横の1000uF(470uF以上なら適当でOK)と並列になっている0.1uFは無くてもOKです。
隙間
この回路の欠点は2つ
ステレオで 安定した9Vの電圧と約130mAの電流が必要なので乾電池運用は難しいこと。
TRの放熱が少し必要なこと。
(写真ではTRのタブを基板に大盛り半田付けして放熱していますが、
もう少し放熱面積を増やすか、小型の放熱器を付けた方がより耐久性が増すと思います。)
隙間
または 2SJタイプで作ると↓↓
隙間
製作編2 さらに詳しい解説
↓最低限の電圧と電流値の計算プログラムをエクセルで作ってみました。
↓数値をいろいろ変えて回路を組み検証してみると(AC入力 1kHz 2V/div)
高域はとんでもなくフラット(VR最大時) 低域もそこそこ(我家の試験機が10Hz以下は?なので)
ノイズは入力信号成分の方がはるかに大きくヘッドホンアンプ自体のノイズは感じられません。
(この回路構成なので当然なのですが)
予想では定電流のノイズと追従性に不安があったのですが、全く影響なく動作したのには驚きました。
定電流最低保持電圧のしきい値は無く 2mAダウンした所を最低保持電圧としてあります。
隙間
ダウンロードのページから計算エクセルプログラムをダウンロードできます
おまけ
↓簡易周波数通過損失計を通してみた図です。(注意! 単位がMHzで電波の領域なのですよ。)
さらに
FETを2SK408で実験したところ 57MHzまでフラットでした。
(2SK408はVHF無線機送信用なので、良い子は使用しないで下さいネ!1つ数千円もしますので)
定電流回路の代わりにFETIのdssを利用してもできます。