いけばなのあゆみ
花を飾ることは、仏様に花を供える事から始まりました。
やがて武士のあいだに部屋の飾りとして花びんに花をさして
楽しむ風習がうまれました。室町時代になって、床の間
や違い棚がある書院造りの建物が建てられるようになると
花は、決められた方法にしたがっていけられ飾られるように
なります。この頃京都の六角堂の僧が花の名人として
登場します。当時の花は「立花」と書いて「たてはな」と読み
ました。
室町時代の終わり頃、美しい花を花びんに飾る事から
一歩すすめて、草や木、花を人間と同じ生命を持つ物として
見つめました。この頃から「立花」は「たてはな」ではなく「りっか」
と呼ばれるようになりました。
江戸時代の中頃から、町人のあいだに手軽に生けられる
いけばな「生花(しょうか)が広まり、さまざまな流派が生ま
れました。床の間の飾りとして生まれたいけばなは、今では
床の間だけではなくあらゆる場所に飾られ、うるおいのある
生活をもたらしています。
「楽しい いけばな」より


   

     五百有余年の、歴史と伝統をもつ池坊は国内はもとより、海外にも
     ネットワークを持っています。新しい世紀に入ってますます重要視される自然との共生、
     生命の尊厳、そして心の回帰など、池坊はこれらの諸問題にも正面から取り組み、
     一人一人との対話を通して、共感の輪を世界へと拡ろげていきます。
     そして池坊は、明日を担う子どもたちにも、生きる喜びや自然を愛する心を育むために、
     尚一層役立ちたいと考えています。

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