東三河スローサイクリング協会活動実績>2009年03月06-07日

「2009年03月06-07日 オフライド・ミーティング」

東京ツアーです。

●東京国立博物館・本館 東京都台東区上野公園

十一面観音菩薩立像(木心乾漆造、奈良時代・8世紀)
製作が奈良時代に遡る木心乾漆造り(もくしんかんしつづくり)の貴重な作品。
大部分は木彫であるが、顔や腕には厚く木屎漆(こくそうるし)が用いられている。
条帛(じょうはく)を着けないのは菩薩像としてはめずらしく、細かな襞(ひだ)を連ねた衣の表現にも特色がある。
頭上面(ずじょうめん)の大部分は作成当初のものが残っている。

不動明王立像(重要文化財、木造、彩色、平安時代・11世紀)
教王護国寺(東寺)に端を発する真言系の不動明王像。
顔の造りが小さく中央にまとまり、忿怒(ふんど)の形相もおとなしい。
衣文(えもん)は数少なく整理された感があるが、峰に鎬を残す。
下半身の重たげな肉づき、一木造り(いちぼくづくり)で内刳り(うちぐり)のない構造など、洗練の中に古様(いにしえざま)が混在する。

五大明王像(木造、彩色、平安時代・11〜12世紀)
五大明王は空海が中国から請来(しょうらい)した密教尊像。
密教はインドの神々をとりえれて成立したが、多くの面や手足を持つ姿にも、その影響がうかがえる。
5体揃う現存作例は極少なく、本一具像は貴重な作例である。
穏やかな表現から平安後期の製作と考えられる。

阿弥陀如来坐像(木造、漆箔、平安時代・12世紀)
来迎印(らいごういん)を結ぶ阿弥陀坐像。
穏やかな顔立ち、浅く彫られた柔らかな衣文(えもん)表現など定朝(じょうちょう)様式の特色をしめしている。
頭体幹部(とうたいかんぶ)をヒノキの一材から造り、前後に割矧ぎ(わりはぎ)、さらに割首としている。
右腕の前膊(ぜんはく)より先、左腕の手首より先が後補(こうほ)のほか、補修された箇所が多い。

観音菩薩立像(木造、彩色、平安時代・10〜11世紀)
円筒形宝冠(ほうかん)をつける密教系の菩薩像。
脚部に翻波式衣文(ほんばしきえもん)のなごりをとどめる。
宝冠の正面に釘孔(くぎあな)があり、化仏(けぶつ)などを付けていたはずであるが亡失する。
頭体幹部(とうたいかんぶ)を通してヒノキの一材より造り、体部の上下2カ所から背刳り(せぐり)をほどこす。
左腕の肘より先、足先は後補(こうほ)。

大階段

このページの先頭へ戻る

●JR東日本・山手線 東京駅〜田端駅(内回り)

E231系500番台・運転台

E231系500番台・警視庁側面車体広告車

E231系500番台・警視庁側面車体広告車

このページの先頭へ戻る