Reels (part1)  

 

 フライフィッシングを始めた頃、友人と一緒に”イナガキ”へ出かけた
 
 そこでピアレスを買った友人は、帰りの車中でうわごとのように「ついにピアレスオーナーに・・・」などと3分に1回ぐらいつぶやいていた

 「あぁ、こんなフライフィッシャーにはなりたくない・・・」そう思ったあの日からおよそ10年・・・意味もなくCFOをクリックさせている自分が今ここにいる
 
 「ついにオレもここまで昇りつめたか・・・フッ」
    
 ふと鏡を見ると、まさにあの日の友人と同じ病んだ笑みを浮かべたフライフィッシャーの姿があった


ORVIS CFO1
CFO1D

 CFOです!2つ持ってます!使ったことありません!キャー!

 いや、つい興奮して
しまった・・・実は、そんなに「欲しいぃー!」とか思っていた訳ではなかった

 軽いリールを探していたら、たまたまディスクのとクリックのが両方半額で売られているサイトを発見した

 「これって・・・安いんじゃない?」そう思ってヤフオク相場をチェックしてびっくり!中古でもそれより高い
 「カ・・・買わねば!しかし、どっちにすべきか?」

 軽いのを探していたんだけど、ディスクドラグも捨てがたい
 そうこう悩んでいる間にも、ヤフオク相場は上昇する。それに「生産中止」という殺し文句も物欲を激しく刺激する・・・

 結局、両方買ってしまった・・・ふぅー

やっぱ後ろ姿がカッコ良い
(前から見るとカンタータと区別がつかない・・・)

ユーフレックスのXFPシリーズに装着予定です)

HOUSE of HARDY Marquis #2/3
DX Flyweight
Silver Marquis #2/3

 このリールは使用頻度も高く、3種類持ってるのでさぞ多くのインプレッションを語れる・・・はずなのだが、ハーディーのリールで頭に浮かぶのは”イナガキ”のオヤジ(店主?)のことばかりである

 3つとも瀬戸市のイナガキで直接購入したんだけど・・・「すみません・・・あの・・・このリールが・・・ほしいんですけど・・・」、「あ、これね。サッちゃーん、カギ持ってきてー!」からはじまるウンチクの嵐・・・

  値段も安いし、いいものたくさん置いてあるんだけど、どーにも敷居が高い・・・というかオヤジの柔らかな物腰から繰り出される英国テイストあふれるトークに耐えられず、写真中のシャンパンゴールドの限定品を買ってからは近寄っていない

(マーキスはクレモナ、DXはアキスコに使用)
左からマーキス、フライウェイト、シルバーマーキス
Redington CT2/3
CT3/4

 気づいたらヒカリモノのリールばかりになっていたので、黒いリールが欲しくなって購入した。(その後、テンリュウだのエーベルだのマリエットだの黒ばっかしになっちゃうんだけどね)

 見てのとおり、#2/3と#3/4の両方持っているんだけど、並べてみると塗装の質が全然違う。#2/3はツヤあり、#3/4はツヤ消しという感じ

 また、それぞれ違う店で買ったのに、両方とも「箱
・保証書なし」という売られ方だった。もしかするとアウトレットかなんかが大量に出回っているのかもしれない

 リールそのものは軽い感じのクリックとスムースな回転で、なかなか心地よい使用感のオススメ品です

左が#2/3、右が#3/4
見た目ほど重さはかわらない

ライトスタッフの7’10に使用中)
able TR-L (Solid)
TR-L

 これも2コセットで持ってます。最近になって、こういう買い方はなんか間違ってるような気が自分でもしてきました

 とても頑丈そうな造りの割には、結構軽くできている。ドラグ調整はできないけど、絶妙な抵抗のラチェットがかかる

 何より、見た目がなかなか美しい
 いわゆる”所有欲優先タイプ”のフライフィッシャーにも満足できるリールだと思う

 知ってる人もいるだろうけど、2つとも大手通販サイト「ナチュラム」でタタキ売られている(56〜60%オフ 2004年6月現在)
 お金に余裕があったら、もう1セット買っちゃうかも・・・

 

フリーストーンXTに使用中)

左(カーソル当てると右になる…)が
”ソリッド”と呼ばれる限定品らしい

KIRAKU Philius (Small Trout)
Halcyone (Baby Trout)
Philius (Baby Trout)

 またまた2個セット(フィリアス)・・・どうして僕はこうなってしまうんだろう・・・

 最初に買ったのは真ん中に写ってるハルキュオン。
 この頃バーミンガムスタイルのリールが無性に欲しくて、東京へ出かけたついでに上野のキラクさんで購入した

 「送料儲け!」なんて喜んでたのも束の間、自宅から車で10分のところで20%引きで売られてやんの・・・

 フィリアスの方は軽いのが売り。特にベビートラウトの小ささ・軽さは感動的。ただ、ドラグ調整ノブはファッションだと思ったほうがいい

左からフィリアス(スモール)、ハルキュオン、フィリアス(ベビー)

(ハルキュオンはライトスタッフ8’10用)
Caps AMPEX SK-1S
AMPEX SK-CL
Setter Classic1

 ホントはネ…同じキャップスでも”No,1”っていうバーミンガムスタイルのリールがほしかったのヨ…でもさ…めちゃくちゃ高いじゃん!
 ウチの在所の秋田にある「Dループ」っていうショップが”30%オフ”で売ってるんだけど、それでも「43,953円」だって。根羽川の年券12年分だよ

 肝心のSK-1の話がまったく進んでいないワケだが、コイツとNo,1の共通点がある。それが特徴的なオフセットフットで、要はロッドに装着したときに重心が前よりになる(逆もできると思う)んで、バランスが良くなるようになっている…んじゃないかな?よく知らないけど

 でも…コレを装着予定なのが同じキャップスの「ライトスタッフ」なんで、どのみち装着位置が2way(グリップ寄りorテール寄り)で…ほとんど意味ないような…

ウラ面の文字が安ッチー!

 黒い方が人気のSK-CL。見た目で買ってそのクリック音に絶句した人も多いと聞く

 一方シルバーの方が最近発売になった「クラッシック1」というモデルなのだけど、キャップスのサイトでは未だにシカトされている(てゆーか、サイト放置されてないか?)謎のリール・・・
 「当然、クリック音は改善されてるんだろうナ」・・・そんな甘い期待を木っ端微塵に破壊するそのサウンドは一聴の価値アリだ

 そのシルバーも購入時に壊れていて、修理(普通交換だろ・・・)に1ヶ月近くかかったことを付け加えておこう
 

クリック音がカエルの鳴き声なんだよ!

Marryat CMR3/4 (Black)
CMR3/4 (Brown)
マリエットのロッドはけっこう前から持ってたんだけど、どのリールを履かせてもイマイチしっくりこないのが気になってて、「だったら同じマリエットなら似合うんじゃないのか?」という安易な考えで購入した

 さすがのディスクドラグは(実釣には永遠に役立ちそうもないけど)すばらしい出来である。リール背面の処理もシンプルかつ美しく、スプールを外し中をのぞいてもその造形はため息モノの精巧さである…ただ…

 マリエットのロッドに似合わないんだナ、コレがっ!

 そこで、ユーフレックスのXF833を買ったついでに、それに黒のマリエットを譲って、新たに茶色のマリエットを購入したら…

 バッチリ合いましたよ!マリエットのロッドに!

 え、「最初から茶色を買え!」って?それができれば…ねぇ…

 

 

茶色のは左利き用になっててビビリました


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