Answerback system (for HR-V) |
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それはある雨の日、スーパーへ買い物に行ったときのことだった。両手に荷物を抱え、土砂降りの雨の中車に走り寄る…当然、キーはロックされているので、一旦荷物を地べたに置いてキーをまわし、すばやく荷物を放り込み、車に乗り込んだ |
そんな体験から、先日車を買い換える際も、キーレスエントリーは必須装備として購入車種を検討した。そして選んだHR-Vで雨の中買い物に向かった |
準備
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@アンサーバックキット(下記HP参照) |
1.アンサーバックキット到着! |
まずはしっかりと添付の説明書(写真 左)を読む。が、書かれている内容の20%ほどしか理解できないのが文系大学卒の悲しいところだ
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2.イメージトレーニング |
はやる気持ちを抑え、ここで一度深呼吸し、自分がインパネを外し、配線をコネクトするイメージトレーニングをしてみる |
3.パネルを外す |
さぁ、いよいよ作業開始である |
4.コネクター(カプラー)を外す |
最後にパネルの上の方で留められている4箇所のフックを外す。コツとしてはまっすぐ手前に引くといいらしいのだが、なかなか難しいのでパネルを前後に微妙に揺らしながら外す すると「カパッ」と外れるのだが、喜びのあまり手前にずり出すとハザード、リアデフォッガ、エアコン(オートエアコンの場合は2箇所…いや、3箇所だったかなぁ…)の配線(コネクターなど)を壊す可能性があるので、写真右程度までずり出したら、あとはそれぞれのカプラーを慎重に外す(各カプラとも中央の出っ張りを押しながら外す) ちなみに右の写真の白い物体はオートエアコンユニットで、なんとオートバイのキャブレターとかで有名な「KEIHIN」のもの。ちょっとうれしくなった(でも、オレのバイクのキャブはミクニ製…) |
5.ハザードの配線を留める |
まずとりかかるのは、ハザードの配線に八木澤製のリレーを取り付けること。そのため、作業しやすいようにハザード配線を運転席の足元に引きずり出す |
6.運転席前の小物入れを外す |
HR-Vにはハンドルの右下の方にヒューズの位置とかが書かれた小物入れがある。で、この裏側にいろんなユニットが隠れているので、この小物入れを外す |
7.ハザードリレーの装着 |
赤いカメムシみたいだ… |
さて、いよいよイメージトレーニングの成果が現れる瞬間である |
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なお、リレーの白線は特に指向性はない模様。また、赤線(なんか淫靡な響きだ…)は常時電源なので、ヒューズボックス上部の平型端子(オス)から取り出しても可らしい。 で、残ったリレー側の黄線は最後にアンサーバックユニットと接続するが、その前に… |
8.ハザード試験点灯 |
ここで一旦、バッテリーのマイナス極をつなぎ、上の作業で使った八木澤製リレーから伸びている黄色の線をアースさせる(ハザードコネクタをパネルにつなぐ必要はない) |
9.アンサーバックユニットの装着 |
作業性を良くするため、先に触れたキーレスユニットにつながるカプラを外し、下記のとおり配線を割り込ませる |
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こちらも、赤線(うーん…)は常時電源なので、ヒューズボックス上部の平型端子から取り出しても可らしい で、残った八木澤ユニット側の2本の線のうち、1本(オレンジ色)は「アクセサリー電源」とのこと ここで再びイメトレの成果が現れる。「アクセサリー電源?そりゃたしか”イグニション電源”ってのと似てるらしいジャン!」…ということで、細かいことは抜きにして「イグニション電源」を探す |
10.イグニション電源を取り出す |
再三触れている「ヒューズボックス上部の平型端子」のありかが、左の写真(赤丸部分) からみあう配線の奥でひっそりと出番をまっている3箇所の平型端子(オス)は、写真奥(現物を正面から見ると左)から順番に「イグニション電源」「常時電源」「イルミネーション電源」(らしい) 今回はこの一番奥の「イグニション」と、八木澤ユニットのオレンジ色の配線をつなぐことにした また、これらの端子は後で取り付けるカーナビ用にも必要になるので、平型(メス)端子から二股に別れ、それぞれにギボシ(メス)端子を取り付けた分岐配線を自作して使用した |
11.ハザードリレーとアンサーバックユニットを接続する |
最後に、残った黄色線同士を接続する 今回はあとでやり直しがきくようにギボシ端子をそれぞれにくっつけて接続した(写真の黄線。オス端子に保護ビニールが付いていないのはご愛嬌…) また、写真右に写っているのが2股加工したイグニション電源からの配線。右側の方に八木澤ユニットのオレンジ色の配線が接続されている これで配線作業は終了。あとは適当にコードを束ね、カプラーやパネルを元通りにはめていき、バッテリーをつないでキーレスのボタンを押すと…「おぉーーーー!!!」と感動すること間違いナシ! *車体のキーレスユニットに八木澤製のアンサーバックユニットを貼り付けると、電波干渉のためかキーレスの作動範囲が狭くなるようです。なるべく離して設置したほうが良いようです |
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*エーモンの分岐用コネクター |
最後に、今回大活躍した「エーモン」の分岐コネクター(写真 左側)を紹介しておこう |