Carnavigation system (for HR-V) |
前に乗っていた車にもテレビを付けていた 2.5インチくらいの画面の小さな携帯テレビだったけど、とりあえず役に立っていた 新しく買ったHR-Vにもそのテレビを付けるつもりだった…が、新車のダッシュボードにそのテレビはあまりにもチープだった 「せっかくだから、ちゃんとしたテレビを付けるか…」 いろいろと調べているうち、テレビキットに2〜3万円プラスするとナビが付くという 「せっかくだから、ナビも付けるか…」 |
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準備
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@カーナビ本体 ソニー XYZ88(下記HP参照)
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1.情報収集 |
すでに購入機種はソニーのXYZ88に決まっているので、コレをいかにしたらHR-Vに装着できるかを調べなければならない。何しろオ○トバックスやイエロ○ハットで取り付けを頼むと、万単位の工賃と2〜3時間ほどの時間を要する大ごとらしい |
2.パネルを外す |
今回はアンサーバックシステムと同時装着のため、すでに外れた状態になっているわけだが、何回もコレを繰り返すとパネル周りがキズだらけになってしまうので、右の写真の矢印ところにTシャツかなんかを通して一気に引っ張ると見事に外れるとのこと
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3.インダッシュ・ステーションを取り付ける |
HR-Vのオーディオスペースはいわゆる”2DIN”。すでに1DIN分は前の車から使ってるKENWOODのCDプレーヤーがはまっているので、残った1DINに「インダッシュ・ステーション」を取り付ける |
4.パネルを元通りにはめる |
インダッシュの部分の作業は3の配線(FMアンテナ、拡張ケーブル、GPS)の3本を刺すだけなので、これだけ接続したらDINスペース用のステーに固定してパネルをはめる |
カーソルあててみてね
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5.電源を取り出す |
これ以降の配線は、すべて「拡張ステーション」に繋ぐ配線となる。つまり…モニターがインダッシュもどきになっても、なんだかんだで配線がそこら中に伸びるというワケだ |
6.アースを繋ぐ |
僕のようなシロウトにとって、自動車の電気配線なんかをいじるときに鬼門になるのが、この”アース”である これがよくわかんないから感電しそうで怖いし、たまにはヒューズをとばしたりする。なので、とりあえず「どっかからプラスの電気が流れてくるから、それをボディのどっか金属のところに流してやらないと電気が通らない」と理解し、塗装がされていない金属がむき出しにところを探すが、これが意外に見つからない で、結局ヒューズボックス下のパネルを引っぺがし、ダッシュボードを支えているボルト(写真の中央部分)に繋ぐことにする たいていアース線は先端がクワ型の端子になっているので、ボルトをゆるめてカマせる。1カ所取れれば、後はエーモンの分岐コネクタで対応しよう (サイドブレーキ線も繋いじゃったのはナイショ) |
7.車速パルスを取り出す |
カーナビ取り付け最大の謎がこの「車速パルス」だ。何のことだか見当も付かないが、とりあえず繋がないとはじまらないので、例によってソニーのサイトを見ると…「フューエルインジェクションユニットの24Pコネクターの5番(青/白)…」って、さっぱりわかんねーよ! |
8.リバース信号を取り出す(その1) |
こちらもソニーのサイトに従い、リアスピーカーの下にあるテールランプ配線用コネクタ付近から取り出そう…と思ったら、これがエライ大変な作業だった 何しろHR-Vのリアスピーカーは直径12cmという、ツイーターと見間違うばかりのスペシャル(社外品不可)ミニサイズである。ここに成人男性が手を突っ込んで、エーモンのコネクターをかませるのは極めて過酷な作業となる (ここで左手に20カ所、右手に10カ所ほどの擦り傷を作った) 死ぬ思いで写真右のように分岐させたが、ここからどうやって拡張ステーションまで線を延ばすか…まったく妙案が浮かばない そのとき、アゼストの方の取り付け説明書が目に入った |
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リバース信号を取り出す(その2) |
こっちには「AT車はシフトスイッチ下の配線から取り出し…」とある どう考えてもこっちの方がラクそうなのだが、先ほどの車速パルスの例もあるので、イマイチよくわからない。ま、分岐するぐらいなら車に害はないだろうと信じ、カップホルダーをハズして下をのぞいてみた |
リバース信号を取り出す(その3) |
すると、アゼストの図面のとおりのコネクターが出てきた(写真「コレ」) |
9.アンテナの配線 |
このナビにはフィルムアンテナが付いている。張り方は「スモークフィルムを張るのと同じだろう…」と思い、霧吹きで中性洗剤入りの水をぶっかけて貼り付ける。当然、型どりなんていう工程は割愛した |
10.アンテナ等の配線 |
右側同様、左側も配線する。今回はダッシュボードの右側にGPSアンテナ、左側にビーコン受信機を設置するので、これらのケーブルもピラーとダッシュボードの隙間から足下に通しておく。こうするとソニーの思うツボ…もとい、うたい文句通りダッシュボード上の配線がすっきりする (ちなみに僕が「ビーコンとGPSのコードもダッシュボード脇から通せばイイジャン!」と気づいたのは、この作業を終えピラーのパネルをはめた30分後だった) |
11.アンテナの接続 |
フィルムアンテナが十分に乾いてから、先に配線したケーブルをアンテナの端子部に貼り付ける |
12.アンテナブースターの設置 |
この作業は最後でもいいんだけど…左右のアンテナからのケーブルは、5の作業の平型端子から電源供給されているブースターに繋ぐことになる さらにこのブースターから拡張ステーションにぶっといケーブルがつながっているんで、取り回しに頭を抱えたが、後で説明するように助手席サイドから回した ブースター本体はダッシュボードセンターの助手席側足下のあたりに貼り付けたけど、人を乗せた場合蹴られるんじゃないかとちょっと心配… |
13.バックカメラの取り付け |
今回はフンパツしてオプションのバックカメラも取り付けることにした |
14.バックカメラの配線 |
もはやパネルに穴をあけたりシートを外したりする気力がないので、素直にトランクルームの床のスミを這わせた リアゲートのパッキンのところが何も処理されていないが、そのうち何か貼り付けておこうと思っている。気力があれば… |
15.アンテナ、バックカメラ電源等の配線(その1) |
今回は拡張ステーションを助手席シート下に設置してみた |
アンテナ、バックカメラ電源等の配線(その2) |
サイドシル(ガーニッシュ?)を通すとなると、その手前のパネル(発煙筒の付いているヤツ)も外さなくてはならない で、その発煙筒をつかんでいるパーツのネジを外し、引っ張るが…取れない よく見るとそのネジは取り外しにまったく関係ないネジで、例によって人力で「エイヤ」で外すのが正解だった なお、これらの配線はHR-V程度の大きさの車だと大量に余裕があるので、丸めて助手席足下のモールの中に押し込んでおいた |
16.拡張ステーションの設置 |
数々の配線にからまる拡張ステーション…HR-Vにはスペース的にシート下しか置き場所がないと思われるので、助手席下にマジックテープで貼り付けたけど…どーも後ろに座ったヤツに蹴られそうだ |
17.試運転! |
さて、いよいよ緊張の一瞬…車速パルスは、リバース信号はちゃんと取れているのか? |
サイドブレーキの配線をアース(作業6参照) に繋いだんで…走行中もテレビが映ったりする |
* 試運転!〜その後 |
で、車速パルスだけど…ちゃんと取れてましたよ!(何の役に立つのかよくわかんないけど)
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