「いつかはダナー…」昔っからキャンプ大好きだった僕はずーっと思っていたけど、それはかなわぬ夢だった。だって高いから… 数年前、身体を壊し1ヶ月ばかり入院した。そして保険金が予想外にたくさん貰えた。遅れてきたバブルに僕の中で何かが壊れた(たぶん…それは”タガ”ってヤツだと思う)。 ついに手に入れたダナー…そして「いつかは…」だったはずが「最初の1足」になってしまっていた |
STANDARD |
LIGHT
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LIGHT 2
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LIGHT (BLACK)
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ダナーといえばコレなんだろうけど、僕が買ったのはつい最近。なんだか配色が好きじゃなくて…と思ってたけど、履いてみてはじめてその配色の完成度の高さを理解した。うーん、定番恐るべし
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母国アメリカでは、左のライトの茶色モデルはすでに廃盤で、こっちが基本モデルらしい。このLT2系のモデルは、サイド部分のカッティングのせいかホールド感が強い
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定番モデルの黒色バージョン。ただしこれはDワイズなので、見た目もちょっとスリムな気がする。このモデルに限らず、黒の革を使ってるやつは、歩くとギィギィ言うのはなぜ?
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MOUTAIN LIGHT SERIES |
MOUNTAIN LIGHT
(BLACK)
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MOUTAIN LIGHT
2
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NEHALEM
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とにかく、重い。でもって、街履きにはアキレス腱のあたりがチョットつらい。やっぱり基本的にはブ厚い靴下履いて、山歩きに使う靴だと思う。それと、タンの部分が必ずよじれるのはご愛敬か…
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当然左の黒と同じ履き心地なんだけど、心なしか軽い気がする。後発の分だけ改善されたのか、それとも革質を落としたのか…ま、たぶん後者だろうけど…。(※レースは緑→茶に替えてあります)
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一見、左のMT.LIGHT2と同じに見えるけど、シボ革を使った”ネハレム”と言われる限定モデル。数年前にソールがボブソールの復刻版が出たけれど、これはビブラムのオリジナル!
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KEVLAR and NUBUCK |
KEVLAR LIGHT
(BLACK)
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KEVLAR LIGHT
(GLAY)
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US LIMITED
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軽くてホールド感が良くて、おまけに丈夫(たぶん)なので、発売されたときから欲しかったケブラー。街でも山でも重宝するおすすめの一足。ただし黒のヌバックってジーンズにもチノにも合わないような…
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ブラックに比べて早くから絶版になってしまったグレーのケブラー(でも、今でもよくたたき売られている…)。色的には絶対こっちの方がカッコ良いと思う。ので、安売りしてたときにもう一足買ってしまった…
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国内でも同じカラーのボブライトは一時期発売されてたけど、これはライトと同じビブラム&レースフック仕様のモデル。アメリカ限定モデルらしいけど、詳しいことはわからない
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SUEDE SERIES |
GUIDE CREEK (BEIGE)
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GUIDE CREEK (BROWN)
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VANCOUVER
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沢歩き用の”リバーグリッパー”のタウンバージョンとして販売されたガイドクリーク。ちなみに上の2点の写真は色調の差ではなく、レッキとした別物である。インナーはアルピナと同じ素材。ダナー社曰く「リバーグリッパーのソールを張り替えてタウンユースに使うユーザーが後を絶たないため、要望に応えリリース…」のものらしいが、だったら何で下のリバーウォーカーを絶版にしたんだよ?
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知る人ぞ知るバンクーバー。なんでもダナー社がゴア搭載モデルを出すときに、ライトかこのバンクーバーか迷ったらしい。結局バンクーバーは20年後に限定モデルとして世に出たということ?
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EXPLORER SERIES |
EXPLORER
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EXPLORER (BLUE)
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EXPLORER (GREEN)
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オールレザーで、MT.LIGHT2と同じような革を使ってる。なので履き心地はわりとしなやか。エクスプローラー系は落ち着いた感じで、スーツにも合う…と思う
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限定モデルのエクスプローラーは、なぜかLT2系ではなく、オリジナルライトと同じ型。でも、格好はこっちの方が良いと個人的には思う
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このカラーに関しては、ヤフオクなんかでLT2系の型も見たことがある。もしかしたら、日本企画の復刻だけが通常のライト系の形なのかも?
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CAMOUFLAGE MODEL |
CAMO HIDE
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CAMO LIGHT
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DIGICAMO
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2000年頃、鳴り物入りで限定発売されたんだけど、大量に売れ残ったらしく、随所で半額でたたき売られていた。カッコイイと思うんだけどね…。革質はとても柔らかい、というか薄い気がする
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左がカモハイド、で、こっちがカモライトと言われているモデル。こちらもあんまし評判はよろしくなかったみたい。カモハイドに比べて履き心地はけっこうタイトで、オイルドレザーにしては革も堅め
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コレは最近のモデルで、革の部分がマウントフッドと同じようなシボ革、サイドがデジタルカモ柄になっている。近年革の質の低下が言われているダナーだけど、コレは久しぶりに良品の香りがする
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20th MODEL |
20th ANNIVERSARY
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LT 2000
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定番ダナーライトの「発売20周年記念」の限定モデルらしい。一応シリアルナンバーがタンに刻まれてる。革の質感は恐ろしいほど高く、それでいてほとんど蒸れない。まさに最高のダナーだと思う
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左の20周年モデルと同時期にリリースされた「2000年」モデル。20th同様にダナー社の社長サンのサイン入りメッセージカードが付いているけど、そのサインがとても同一人物のものと思えないんだな(笑)
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MT.*** SERIES |
MT.HOOD
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MT.BAKER
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MT.RIDGE (low)
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通称”キムタクモデル”だと。上のネハレムと同じやわらかめのシボ革を使ってる。ライト系との違いは…見た目以外はよくわかんないや
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長らくココで「wanted!」としてきたbakerだけど、ちょっと前に格安で入手することができた。で、第一印象は「安っちい色だな…」だったけど、オイルを入れたらまるで別モノ!のカッコ良さとなった。いやー、だからダナーはやめられない
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なんか…こういうホワイトのクリスティーソールのローカットモデルを見ると、『Red Wingのマネしてんじゃ…』と思ってしまう。で、山靴のマウンテンライトを極端に街仕様にしたようなコレは、案の定日本製だったりする(クレッター仕様のも日本製だけどね) |
BLACK LEATHER MODEL |
BURNSIDE
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URBAN COUGAR
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この配色は好き嫌いが分かれるところだろうけど、個人的には”格好良さナンバーワン!”だと思う。ただ、ベージュの部分の汚れが結構目立ってしまうんで、もったいなくてあまり履けない… |
このところ調子に乗ってイカレた限定モデルばかり出してるダナーのこれは数少ない絶品。グレーっぽいスウェードと黒という、ありそうでなかった色合いは左のバーンサイドに匹敵するカッコ良さ!
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SMOKYBROWN |
CEDER RAINBOW
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ALPINA
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通称「”スモーキーブラウン”ダナーライト」(長い通称だ…)。明る目のオイルドレザーで、独特の質感を醸し出している。これも2000年ごろの限定。この頃はたくさん限定が出てたなぁ…
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たぶん左のスモーキーブラウンと同じ頃に発売されてた”復刻”アルピナ。ノンゴアテックスで、ガイドクリークとかと同じ内装らしいけど、正直この感触はあまり好きじゃない
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WADING SHOES and more |
RIVER GRIPPER
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RIVER GRIPPER
2
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RIVER WALKER
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ソール部分が沢歩き用にフェルト貼りになっている”ウェーディングシューズ”の最高峰。これはアメリカの大手通販会社”カベラス”のOEM版だけど、ヒールにはしっかりDannerの刻印があるので安心(←何が?)
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ハッキリ言う。コレはダナーじゃない。トナリのアメリカ製と同じ頻度で使っていても、革は2乗のスピードで劣化する。聞けば某国内釣り用品メーカーが製造の下請けしてるらしい。だったらまぎらわしい外タグ(アメリカ製のマネ)もやめろって!
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上のガイドクリーク発売前にすでに発売されていたのがこちらのリバーウォーカーで、もちろんフェルトではなくビブラムのクリスティ。しかしリバーグリッパー同様、インナーは付いていないため、普段と同サイズで購入したらえらい大きかった… |
BROTHERHOOD SERIES |
BLACK
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CAMO (BLACK)
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CAMO (BROWN)
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人気ブランド”brotherhood”(ホントはよく知らない…)とのコラボモデル。サイドの黒の素材部分に同ブランドのロゴがうっすらとプリントされているところがオサレかな?
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同じく”brotherhood”のカモ柄バージョン。左同様ライトの黒と同じ革に見えるけど、ずいぶん柔らかく、また全体に軽い気がする。おかげでとても履きやすい
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左のカモ柄の茶色バージョン。革の色が違うだけでなく、カモ柄の部分も配色が違う。また、このコラボシリーズはすべてインナー表地に”GORE-TEX”の文字がプリントされている
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COLLABORATION MODEL |
OUTBLAZE PREMIUM
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RETRIEVER
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知らないでしょ?こんなの。?釣具のダイワとのコラボモデルで、見た目はエクスプローラー、履き心地と素材は上のブラザーフッドというキワモノ。エクスプローラーとの違いはロールオーバー画像でご確認を…
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一見定番ライトに見えるけど、実はベージュの部分がエクスプローラーの限定モデルと同様にバックスキンになっている。ゴールデン・レトリバーとのWネームで、ヒールのところにも”RETRIEVER”の刻印がある
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7"~10" Height |
FORT LEWIS 200g
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FOOTHILL
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RIVER GRIPPER STUDDED
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米軍の官給品らしく、新品定価に対して中古がバカみたいに安く買える。200gは内張りの保温素材(シンサレート)の量で、内張りの色が赤なら200、緑なら400、オレンジなら600と、どんどんブ厚くなっていく
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右のと同様、これら(高さが)8インチ以上のダナーは、程度の良い中古でも七〜八千円でゴロゴロ売ってる。防水・防寒は絶対こっちの方が優れてるし、あと数年でロングの時代が来るんじゃないかなぁ…
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上のほうに出てるフェルトソールの釣り靴のロング&スパイクバージョン。革じゃない部分が茶ではなく紫っぽいのがどうしても欲しくて、ちょっと小さいけど9インチにした。(ウワサでは10以上が茶になるとか…ホントか?)
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New! |
SUPER RAIN FOREST
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5000SDF
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通常のダナーのロングだと、デザインが一段上のヤツみたいなパターンになるんだけど、コレはライト(U)っぽいカットでしかもソールが分厚いんで身長が5〜6センチ伸びた気分になれる良品だ。ただ、国内で多く出回っているベージュと黒のツートンの「レインフォレスト”パーク”」は、ノンゴアテックスなのでお間違いのないように
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日本の自衛隊モデルを名乗っているのに中国製というコイツは、例の履き心地最悪の『日本人向けラスト(型)』仕様。だからぁ、ダナーが人気になったのはアメリカ産なのに日本人の足に妙にフィットしたからなんだよ。それをワザワザ台無しにしてどうする?大体同じ8.5EEなのに小さいんだよ!こんなのダナーじゃねーよ!
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BUSINESS and DRESS |
ASANAGI
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KIWAMI
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TRAMPLE
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軽量ビジネスシューズというジャンルを開拓するべく、ダナージャポンが意気込んで展開した400シリーズ…結果は玉砕だったが、安く買えたので個人的には大勝利だ
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左同様、瞬時に消えたモデル…敗因はこのセンスのないネーミングにもあるような気がしてならない。ただでさえオッサンくさいスタイルだし…おとなしくポストマンの廉価版でも出した方が良かったと思う
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こんだけダナーを持っているんだけど、心のどこかに『ホワイツが欲しい…』という意識があるんだと思う。そんな気持ちを見透かしたかのようなトランプル。ダナーの刻印があって、ライトみたいなパターンだけどセミドレス(?)シューズ…イイとこ突いてると思う
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FAQ about Danner |
Q1: | 「日本人向けの足型」のダナーはライトなんかとどうちがうの? | |
A1: |
おそらく内張り全体に”GORETEX”の文字がクロスしてプリントされているヤツがソレだと思うのですが、総じて足裏のフィット感がまるでないです。Danner社の見解としては、『ニホンジン ミナ ヘンペイソク!』ということだと思います。あと、妙にソールが軽いです。きっとビブラム社の見解としては『ニホンジン ミナ アシ ニ パワー ナイネ!』ということだと思います。 |
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Q2: | ライトとマウンテンライトの履き心地の違いは? | |
A2: | まるで違います。ライトはレースを一番上までキッチリ締めても心地よいホールド感ですが、マウンテンはソレをやるとうかつな靴下ではアキレス腱から血が出ます。かといって緩めに結ぶと履き心地がイマイチです。マウンテンにはインソールが必須かと思います。自分はコシの無い100均インソールとの組み合わせが大好きです。 | |
Q3: | 最初の1足を選ぶなら? | |
A3: | だまされたと思って、オクなんかでよく見る安いロングタイプ(ただし冬用じゃないヤツ)のモノはいかがでしょうか?探せば程度の良いモノがまだまだ出てきますし、ショートにしたってどのみち夏は暑いしレースはメンドウです。いきなり2万、3万出して「なんじゃこりゃ?」となっては大変ですから、まずは被害を最小限に食い止め、2足目で本命を狙ってみてはどうでしょう?で、3足目はちょっと冒険して、4足目に珍品を、そして5足目は・・・ | |
Q4: | EEとかDとかのワイズの違いってどうなの? | |
A4: | 自分は8.5EEと9Dを主に履いていますが、普通に街履きしている分にはあまり違いは気になりません。ただ、Dのほうが靴自体のシルエットが細身なのか、ともすればミッキーマウスの靴のように見えるDanner足がスッキリ自然に見える・・・気がします。 |