SORAMIMIsono_1

なぜ、私はヤマトの話を書くのか、お話しましょう。
 

 ここまで、派手ではありませんが、私の頭の中のラストのシーンの古代進が、非常にこれに近いので......。ヒントになりませんか?

 

1999年12月28日  今年最後の更新でしょう(たぶん)

 年が開けます。子どもの頃は、ノストラダムスの預言を信じていて、2000年なんか迎えれないって信じてました。

 前々から書きたかった土方(と言うことで......)と古代くんのお話です。書いてみると、全然二人の話になってませんね。二人の会話は、結構削ってしまいました。きっと、この後も、第一艦橋では、お喋りが続くんでしょうね。ということで、

今年一年、私の楽しみに付き合って下さってありがとうございます。

また、来年もよろしくお願いします。
 

1999年12月22日  やっと、ここまで。

 あああ、ここまで書けました。この先です。問題は。今日は、ニュースステーションを見ていて、私の世代の人は、仕事に対する迷いというのか、自分の仕事を探しながら、彷徨ってるみたいなこと言ってました。

 つい、これ一本にしぼれないのは、なぜなのでしょうか。

 

1999年12月20日  小手先

 最近、小手先で、文章を書いているような、そんな気になってしまいました。こんなことまで、勝手に設定してもいいのかななんて、思いつつ、ヤマトの全作品を見ての自分の疑問を自分なりに考えて納得しています。

 完結編での疑問とか、なんでユキは、こんな描かれ方されてるんだろうか......。一生懸命考えて、これなら、納得できる(あくまで自分中心)方向に話を持っていってます。 

 ただ、『蝉の声』を書きながら、こんなに、いろんな小道具をちりばめて、ちょっと、御都合主義に走っているのではないかと、嫌気がさしています。しかし、最後までいって、自分でよしと思えなかったら、書き直せばいいさ......と思うことにしました。

 テーマも、複数になってしまいました。そろそろ兄弟にがんばってもらわねば。(おかしい、兄弟の話だったのに)

 

1999年10月6日   記念日

 もう、25年過ぎたのですね。今、自分の子どもが、ちょうどあの時のわたしと同じ年令です。あの時は、別の番組を見ていて、ヤマトを見ていた兄と、いつもチャンネルを取り合っていました。(弟は、猿の軍団だし。三つ巴でした。)強烈に覚えていたのは、最終回でした。初回は、見たかどうかわかりません。けれど、今日は見ました。主なメンバーが出てきました。古代が沖田を恨む気持ちもわかります。あのつんつんしたユキがすごく好きです。佐渡先生と、アナライザーは、緊張を解きほぐしてくれます。赤(朱)と(深い)青の対比が、とてもはっきりして、きれいです。沖田艦内の赤黒は、マンガの二色刷りをほうふつさせ、いかにも初回サービスという感じです。

 わたしが見たのは、子どもをおふろに入れた後で、八時過ぎていました。これも、今のわたしの状態ですね。わたしの子どもは、25年後、こういう思いで過ごせるようなものがあるのか、わかりませんが、50年後も、こんなふうに過ごしたいです。

 

 

1999年9月21日   兄弟、仕事、蝉.......

 私の書く話のほとんどは、全体を考え、一度表にして、後は、入れたいエピソード、一番伝えたい所、話が盛り上がる(自分の中で)所の何箇所かをノートに書きます。これらを核にして、考えながら入力していきます。その時、手書きのノートそのままの時もあるし、全く見ずに打つので、全然違う文章の時もあります。エピソードを丸ごと辞めてしまう事もあります。

 今日アップした分は、ほとんど、前回すでに入力してあったものです。この後、二人のシーンの鉛筆書きが、全体を考えた時の構想と、ずれてしまったので、ちょっと、休憩しています。『仕事』って、どうやって選ぶんだろう。適職って?どうしても、鉛筆書きの原稿は、守と進の会話と言うより、私が二十歳前後の人に説教しているみたいで。(こんな説教聞きたくないなんて言われそう。)兄弟関係も、私の経験がずいぶん中心です。(ちなみに私は中間子。)

 もし、兄弟関係にもの申す、と言う方いらしたら、メールなり、掲示板で教えて下さい。 

今回のイメージイラスト BY よっしーさん
『幼少の進くん』

 

1999年9月3日   まだ、これだけ。

 ローペースで書いているせいか、まだ、これだけかと、ため息をついてしまいました。起承転結の起の四分の一ぐらいです。実は、結構省きながら書いているのに、分量がどんどん増えていきました。とうとう、夏がおわってしまう。蝉の声、雲の動き、空気の感じ......。夏だから感じる事ができるのに、今書き終えたいのに。題名どうり、蝉の声を聞いて考えた話なので。

(序)を途中でつけたのは、最後まで書かなくてはならない状況を作ってみました。あのシーンは、いくつ先になるのだろう。アクション物になるといいなと(はっきりいって、その部分を書けるかどうかわかりません。あくまで、希望です。)

 

 

1999年7月27日   また、始めてしまいました。

 また、書き始めてしまいました。今度は、「新たなる旅立ち」のあとの話です。前回、書き上げた時、当分書かないつもりだったのに。なのに、出だしと、最後と、いくつかのエピソードを、この十日間で、書きました。

 『兄弟』のはなしって、守くんが死んでしまったあと、出てこないので、ちょっと、寂しいなと思っているのは、私だけでしょうか?(守ファンに会った事ないし)私は、一抹の不安を持ちつつ(前作より長くなってしまうかもしれない)、ゆっくり、書いていきたいと思います。

 

1999年7月17日   これでおしまい。

 どうしても、20日前に書き上げたくて、一気に、書いてしまいました。最後の方は、いろいろカットしました。実は、かなり前に、最後の方は、書いたのですが、それを見ずにもう一度、最後を書いてみました。量的には、ずいぶん減ってしまいましたが、今の自分には、ここまでが精一杯というとこでしょうか。昨日聞いた、ラルク・アン・シエルの歌を聞いて、書き直そうとも思いました(ホントに、影響を受けやすいです。)。でも、やっぱり、ここで終わっておきたいと思います。

 実は、『ヤマト2』ラストの台詞(文字)が、ずっと、心に残っていて、(これは、実体験すると、特にずしっときます。)この言葉につながる話が、ないな−と思ったので、自分なりに、この話の中に入れ込みました。それは、当初の予定以外でした事なのですが、どうでしょうか?

 最後まで、読んで下さって、本当にありがとうございます。

 

1999年7月14日   若桜木虔

 この名前を聞いて、反応するのは、私だけではないと思います。最近読んだ公募雑誌に、「作家養成塾」なるものがのっていて、講師は、若桜木先生でした。うう、お懐かしいと読んでみると、ぐさぐさすることばかり。特に、『点々は「......」と2マスに点六つ入れるのが原稿の書き方の基本である。』のあたりは、「すみません、すっかり忘れてました−。」。この部分だけでもかなり、訂正が入るでしょう。他の部分は、もっと、入るだろうな−。例文募集してたけど、この話出したら、なんと思われるかなーと、一人思ってしまいました。(条件は、エンターテイメント系である事なので、ダメですが。)

 若桜木先生は、このペンネームで300冊、共著のペンネームの方は、130冊著書があるそうです。

 

1999年7月9日   『反省のうた』

 話を書いている最中、いろんな人、いろんなできごとに出会いました。スト−リィの変更は、ほとんどなかったけれど、テーマは、少しずつ変わっていきました。

 Something ELse (サムエル)の『502』を借りました。実は、サムエルは、電波(雷波?)少年に出る前、私の住んでいる地方の番組に出ていました。まさか、売れてないバンドとは、思ってもいなかったので、驚きましたが。この番組で、『反省のうた』という歌を、謝りたい人のところで、生で、歌ってくれるコーナーがあって、それをよく見ていました。アルバムをかりて、『反省のうた』を久々にきいた時、この話のテーマに近いものを感じたのは、そのせいかもしれない。何度も聞いてしまいました。

 『あなたに......』も、第五部が終わり、六部が始まります。(今度がホントの『結』)本当に、文才ないな−と毎日、思ってしまいます。でも、こんなに長いお話を書けた自分を誉めてあげたいです。

 

1999年6月9日   月曜更新

 大体、更新は、月曜日。でも、ここのところ、その月曜日が忙しくて、けっこう、まちまち。頭で思っているより、話はどんどん長くなるし。登場人物は、増えるし。勝手に登場しないキャラクターまで作ってしまうし。(ドクター鈴木なんて、ほんとは、仮の名前だったのに、考えつかなくて、そのままです。唯一、高校の時、ヤマトのことを話せた人から名前をいただきました。連絡もとれなくなってしまって。今何しているのかな。)この先、結構くどい話になってしまいそうで、しんぱいです。

 こんなことなら、全部書いてから、HPにのせるべきだったかも知れません。どちらかと言うと、今まで書いたものも、一度書いて、ばさばさっと、きってしまうことが多かったからです。映画と一緒で、無駄なところがあると、肝心なところが薄れちゃうんです。(今回は、はじめより、どんどんついてしまった...)

 

1999年5月6日  エヴァンゲリオン

 三十過ぎてから、こんなに共感できるアニメが出てくるとは思ってもみませんでした。人間関係と自分自身について悩んで、やっと結果が出せた頃、再放送していたこのアニメに出会いました。最終話は、物凄くすんなり理解できて、みんな、なんでそんなに難しく考えてるのか不思議でした。庵野監督がヤマトを好きだったことで、とても親しみがあったかもしれません。(シンジ達の学校の制服が、私の高校のときの制服とほとんど同じだったし。)最終話は、ぼろぼろ泣きました。最終話もう1回作り直したと言うべき作品(?)「Air/まごころを、君に」を見たときは、もう一回同じこと言うのはたいへんだなーと、変に感心してしまいました。でも、前回より、わかりやすかったけど。

レイ:「虚構に逃げて、真実をごまかしていたのね。」「それは夢じゃない。ただの現実の埋め合わせよ。」

 そう、私が『あなたに白い...』を書くのもそう。”現実の埋め合わせ”なんですよ。でも、今まで埋め合わせもせずに、逃げていたことに、気付いたので、あえて、埋め合わせしています。それがすんだら、別の思いへすすめそうな気がします。14才から、いろいろな夢をすてたり、逃げてしまったけど、今になって、もう一度追っかけている自分がここにいます。やり直しは、いつでもできる。

カヲル:「ただ、人は自分自身の意志で動かなければ、何もかわらない。」                                    

    

1999年5月3日  あとは『結』です。

 私が、文章を書くとき、必ず、起承転結の形で書いています。やっと、「起、承、転」まで来たので、これから『結』です。やっと、書きたい部分が書けるので、楽しみですが、ちょっと、ペースがおちるかもしれません。(今日、更新分は、かなり、無理しちゃいました。暇ないのに。)書きたくて、しょうがないのに、時間が追い付かない状態です。

 

1999年3月3日  「ソラリス」

 今、ファミリー劇場で、ヤマト3がやっています。実は、ヤマト3は、あまりみてなくて、今回が三度目ぐらいです。(なにしろ、昨日見た、新反射衛星砲の結末は、見終わるまでわからなかったぐらいですから。波動砲で解決するとは、思わなかった...)ヤマト3のはなしの中に、『ファンタム星』の話がありました。これは、最初に見た時、「『ソラリス』のぱくりだ。」と思ってしまいました。『ソラリス』とは、スタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』という古典のSF話のことです。(映画化されていて、『ソラリス』という題名だったと思います。未来の地球のハイウェイシーンが日本の首都高か、そのあたりで、撮影されていました。)細かい内容は憶えていませんが、人間の内面をとらえていた話で、高校生の私にはあまり理解できませんでした。(きっと、今も理解できないと思うけれど)この話に出てくる『ソラリス』という惑星は、はっきりと正体はわかりませんが、『ファンタム』と同じような星なのです。『ソラリス』では、主人公の人が、一番思っている人が出てきて、主人公を翻弄する話が中心なのですが、ヤマトの場合、ただパクっているだけで、ちょっとつまらない話になっていました。(島君はテレサを見るとか、もう少し今までのストーリィをからめて欲しかった!!)

 偶然、『ファンタム』の話を見る直前に、『ソラリス』を読んでしまったがために、すごく、この話には不満があって、私だったらこうするぞという思いがかなりはいっているかもしれません。

 

1999年2月17日  「キャラクター」

 昨年、「銀河英雄伝説」にはまりました。これだけ、キャラクターがたくさん出てきて、それで、きちんと訴えたいテーマがあって、すごい作品でした。昔読んだ「グイン・サーガ」(中学生のときに、十巻程読んだだけですが、今は何巻ぐらいになったのかな?)と三国志(大学も、卒論も三国志で決めたぐらいです)以来、すごいなと思いました。私が、話を書くにあたって、この三作品のような、魅力的なキャラクターの設定はできないなと思いました。もしかしたら、私がこの話を書いているのは、正史の三国志を元に、三国志演義やその他の三国志に関する話がたくさん書かれているのと同じことなのかも知れません。

 話し変わって、最近、ヤマトのラジオドラマを聞き直しました。(だれか、「永遠に」のテープ貸して下さい)「完結編」のテープで、Nプロデューサーが、「さらば」の最後の古代の台詞をすごく何日も考えたことを言っていた(風邪で寝ている時だったので、まちがっていたらすみません。)のですが、私も、最後に、古代がユキになんて言うのか、すごく悩んでいます。やっぱり、男心はわかりません。この一言でこけたらどうしよう。(ははは...)

 

1999年2月1日  「なぜ、この話を書いたのか」

 私が、ヤマトから興味を失せたのは、「ヤマト3」からでした。(ローマ数字は機種依存文字なので、『3』を使います)「さらば」以降、どうも私の思っていた世界と違いが大きくなっていったからだと思っていたのですが、一番大きかったのは、「ヤマトが好き!」と言えなくなったからです。同じ経験の方も、多いかも知れません。ヤマトが好きであることが、はづかしかったのです。友だちに『ケロぴーさんは、ヤマトが好きなんだって』と言われるのがはづかしかったからです。

 それだけでなく、(他にいろいろ、ほんとに色々なことがあって)私の時間は、14歳ぐらいでストップしてしまいました。二年程前、やっと、私は14歳から乗り越えることができました。(この時も色々なことがありました。)

 そして、再び、ヤマトとヤマトの好きな人たちとめぐりあえました。それが98年の夏です。

 その頃、中学生の頃(一番ヤマトが好きだった頃)の友だちと話をしていた時、『そういえば、あの頃、よくアニメの続きの話書いていたよね。ケロぴーは、ヤマトの話で...』と言われました。自分には、全然、記憶にないことでした。実は、二年前から、童話を書き始めたのですが(動機は、初めて文章をほめられたからなのです)、それまで、自分が文章を書いていたとは、思ってもみませんでした。そこで、ある人から励ましていただいたこともあって、この話を書き始めました。

 いろんな人のヤマトのホームページをみて、いろんな人の思いを見て、そして、ヤマトをまた見始めて、新しい気持ちで書きはじめました。だから、一人で書いていたら、こんなストーリィにきっとならなかったでしょう。今でも、話は膨らんでいき、もどっては、書き直しています。

 最終的には、古代進はどんな父親になれるか、そんな話を書きたいです。アニメの主人公と言うのは、家族に縁のない主人公達が結構います。(特に昔のは)なぜなのでしょうか?そして、そういうアニメを見続けた私(達)には、どういう影響を与えてきているのでしょうか?はたして、自分は親として、やっていけるのだろうか?

 アニメで、そういう答えを出してくれた話を知らないので、ヤマトを元にして、自分で書いてみたいと思いました。

 そういうわけで、設定でたらない部分は、補っていかなければならないし、40代の古代はどんなふうになっていくのか、想像しなければならないし、やることはいっぱいになっていきました。

 この『白い花束をあなたに』を書いて、「新たなる」と「永遠に」の間の話と、完結前半とだぶる部分の話を書いてからになるので、本当にそこまでたどり着けるか分かりませんが、書いてみようかな〜という軽い気持ちでこの文を書いています。

 もしよかったら、つき合って下さいね。(今日も一日がんばるぞ!!!)


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