「ヤマト対銀英伝−キャラ非対応表」付属資料
宇宙戦艦ヤマト編

 「ヤマト対銀英伝−キャラ非対応表」の付属資料として、ここでは「宇宙戦艦ヤマ ト」の登場人物のコメントを書き記します。
 第1艦橋では、相原さん/土方艦長が抜けていて「惜しい」と思っていたのと、ヤ マトでは大事なキャラ:デスラー/守さん/スターシャ/テレサ/長官が抜けてい て、よーよが「コメントを書きたい」と思ったキャラ達です。
 あれ、デスラーも書いている内に、古代君よりも長くなってしまったぞ。
 以下、またまた私情が多く入るかも知れませんが、お楽しみ下さい。

 またまた、茶々入れてます(ケロケロぴー)。前回、スターシャがないないと、何回も探して大騒ぎしていた私です。(対応表だと、自覚できてなかったのです)

<地球>
相原義一:
 ヤマト通信班長。ヤマトのメインクルー。第1艦橋勤務。
 イスカンダルへの旅では、ガミラスの罠(リレー衛星)により、密かに地球の両親 と交信をしていて、ホームシックに掛かったこともあった。(気が動転していて、宇 宙遊泳で地球に帰ろうとしていたが、リレー衛星に引っかかり我に返る。相原さんを 探しに出ていた古代君の協力のもと、自らの手でそのリレー衛星を破壊する)
 白色彗星帝国との戦いの旅では、島君にテレサとの交信を独占され、また、通信装 置を乱暴に扱われて悲しい思いをしている。
 第2の地球探しの時は、ヤマトに乗艦する前に、南十字島の空港で、死んだ小鳥の お墓を作ってあげようとしていた藤堂晶子と知り合い恋仲となる。(名前を聞き忘れ て、一時は下艦しようとしたが「今やらなくちゃならないのは、第2の地球を探すこ とだ」と下艦をためらった)
 ヤマト艦内で晶子さんと対面した時の相原さんは、カチコチになっていて可愛かっ た。
 航海中も定時交信の時は、鼻歌を歌いながら通信準備をし、晶子さんに逢える喜び を噛み締めていた。(この頃、晶子さんはお爺様のお手伝いで、長官秘書を務めてい た)
 この通信準備の際には、南部さんに「手回しがいいなぁ」と呆れられている。
 南十字島の空港で晶子さんからもらった野菊を押し花として、大事に持っている。
 相原さんの捜索隊が結成されても、見つけるのは古代君である。(リレー衛星で も、下艦をしようとした時でも。古代君は相原さんを見つけるのが得意?)
 島君よりも、エピソードが多いかもしれない相原くん。あまり個性がないようで、実は、パート1の19話に『北上夜曲』という曲(ただ、さみしい曲かなあと思っていましたが、故郷を、好きだった人を思い出す曲です。ヤマトのテーマにも、繋がっているのかもしれない)を選ぶとこらから、22世紀末の青年にしては、かなり個性的だある。酔うと、岩手の方の言葉が出て、何を言っているかわからなくて、皆に迷惑をかけているのかもしれない。(方言が悪いんじゃなくて、私の知っている岩手の人は、ニか国語を話すように、標準語と方言をわけて使っていたので。岩手の人イコール標準語と方言の両方使える、というイメージが私の中にあるのです)

 

古代守:
 古代君のお兄さん。
 サーシャ(真田澪)の父親。
 真田さんとは、訓練学校時代の同期であり、親友でもある。(地球の環境に合わな いサーシャを、イカルスにいる真田さんに預けている)
 駆逐艦「ゆきかぜ」の艦長であった守さんは、冥王星海戦の際に沖田艦を守る為、 戦場に残り盾となった。(「死んで行った者に顔向け出来ない」「どうしても逃げる 気になれない」と、古代君と同じく熱血/頑固である)
 そのままガミラスの捕虜となるが、何らかの事故で宇宙に漂流していたガミラス船 の中にいたところ(半死半生であった)をスターシャに助けられる。
 スターシャに看病してもらっている間に愛が芽生え、ヤマトがイスカンダルを訪れ た時も、スターシャへの愛の為に、地球に帰還することを断念し、イスカンダルに 残った。
 以後、平和な日々が続いたが1年ほどで、暗黒星団帝国により、スターシャとイス カンダル星を失い、悲しみの中、帰還する。
 地球に戻ってからは、防衛軍司令部指揮官となる。(やはり、古代兄弟は優秀だ)
 対暗黒星団帝国での戦い(永遠に)では、処刑されそうになった長官を守る為、自 爆という壮烈な死であった。
 守兄さんには、長生きをして欲しかったです。 

 

藤堂平九郎:
 地球防衛軍最高司令長官。
 沖田艦長とは、古くからの友人。
 地下都市に移ってからもなおガミラスと戦った勇敢な男。(対暗黒星団帝国との戦 いの時にも、地下都市にある旧司令部にて抵抗を続けた)
 ヤマト計画の発案者であり、ヤマトクルーの良き理解者でもある。
 さらばでは、命令を無視して出発しようとしているヤマトに、斉藤始と空間騎兵隊 を送りつけていたし、Part2では、やはり命令を無視して出発するヤマトに攻撃をし ようとしている参謀をたしなめたりしている(マグネットミサイルの信管を抜くよう にしたし、戦闘衛星の攻撃を遅らせたり)。また、白色彗星帝国に降伏しようとして いたがヤマトが最終決戦を挑むことを知るや、ヤマトに自由に戦わせてくれたし。
 また、出発するヤマトに対し、「沖田の子供達が行く」と、挙手の礼にて見送って いる。
 対暗黒星団帝国の時(永遠に)は、処刑されそうになりながらもヤマトの所在を口 にはしなかった。(守さんが自爆をして、長官を守った)いつかは起こると予想して か、真田さんにヤマトを預け、密かにパワーアップを計っていた。
 太陽に惑星破壊ミサイルの流れ弾が当たり、太陽の核融合異常増進を唱えるサイモ ン教授の説に敏感に反応し、正式に新惑星探査計画が持ち上がる前に、ヤマトを第2 の地球探しに向かわせた。(星間戦争も行われていたので、ヤマトが適任と思ったの かな)
 ヤマトは地球防衛軍に所属している艦というよりも、長官直属の艦というような気 がする。(「新たなる」あたりから、どこかの艦隊に属している感じがなくなりましたよね)
 古代君にとって、沖田艦長がお父さんなら、長官はお爺さんのような存在だろう。
 実際、義理だがお爺さんとなる可能性のあるのは、相原さんだが・・・。(孫の藤 堂晶子と恋仲だから)

 

土方竜:
 地球艦隊司令官。
 古代君が訓練学校生の時の、宇宙戦士訓練学校校長。
 沖田艦長の後輩である。
 さらばでは、第11番惑星パトロール隊の司令として「ゆうなぎ」に乗艦していた が、白色彗星帝国の攻撃にあい、古代君たちに救助され、そのままヤマト2代目艦長 に就任。
 都市帝国戦で傷つき、古代君を次の艦長に指名して死亡。
 ヤマト2では、新造艦アンドロメダの艦長。
 ヤマト2の第1話では、古代君と土方艦長の頑固比べが見ものである。(2人とも 頑固で、航路を一歩も譲らない)その後に呼び出しを受けた際にも、古代君は頑固振 り発揮していた。(土方艦長曰く「相変わらず、頑固な男だな」と。結局、折れるのは、土方さんなんだよね
 参謀の命により、ヤマト阻止に向かった土方艦長(アンドロメダ)だったが、わざ と見逃している。一応説得も行っているが、これも土方艦長らしく「多くは言わん、 戻れ」と、簡素な説得である。(説得に応じる古代君ではないことは判っていたし、 土方艦長自身もテレサからのメッセージは否定していなかったし)
 見逃した際には、こんな通信を送っている。地球に対しては「我、遭遇予定空間に 達するも、ヤマトを確認しえず」と発信し、ヤマトに対しては「貴艦の健闘と航海の 安全を祈る」と。(土方艦長も古代君(ヤマト)に対する信頼は絶大ですね)
 地球艦隊での全面攻撃の際には、戦いの勝敗を決めるのは艦載機戦だと古代君に語 り、ヤマトに敵空母の奇襲攻撃の指令を与える。(古代君もその期待に応える。真田 さん&アナライザーコンビか)
 バルゼー艦隊に勝利するも、都市帝国に艦隊を撃滅され、アンドロメダにて都市帝 国に突っ込み戦死。(このときも、ヤマトに最後のメッセージを送ってました)


<イスカンダル星>
スターシャ:
 イスカンダル星の女王。
 隣の星:ガミラス星が地球に攻撃をしていることを知ると、地球に救助の手を差し 伸べる。(通信カプセルに波動エンジンの設計図を織り込ませ、放射能を除去するコ スモクリーナーDをイスカンダルまで取りに来るようにと)
 妹のサーシャをメッセンジャーとして地球に送った。(宇宙船の事故で火星に不時 着したがサーシャは助からなかった)
 また、何らかの事故で宇宙に漂流していたガミラス船の中にいた古代守を助け、互 いに愛し合うようになり、やがて長女サーシャを生んで幸せに暮らしていた。その幸 せも1年ほどしか続かなかった。
 暗黒星団帝国に、ガミラシウムの代わりにイスカンダリウムを狙われ、そのイスカ ンダリウムが宇宙の災いになる事を嫌ったスターシャは、守さんとサーシャを脱出さ せ、自らはイスカンダル星と共に散った。
 デスラーが心から愛している人。(イスカンダル星が爆発した時は、本星を亡くし た時より落胆していたように見えたが・・・)

<テレザート星>
テレサ:
 さらばでは、反物質世界の人として登場。テレサの能力に恐れていたズォーダーに より、テレザート星に幽閉されていた。(幽閉装置を古代君がコスモガンで破壊し た)
 さらばの最後は、自分の命を武器としてズォーダーが乗る巨大戦艦に進む古代君の 前に現れ、「私はこの時を待っていたのです。反物質である私の体が役に立つでしょ う」と、ヤマトと共にズォーダーを倒した。(皆、白色彗星に降伏し戦おうとはしな かったのね)
 Part2では、強力な精神エネルギーを持った女性として登場。その能力によりテレ ザート星を破滅させてしまったと、自分の力を恐れ戦いを避けていた。(小娘とは 言っていたが、ズォーダーも人目おいていた)
 島君(ヤマト)と交信している内に愛が芽生える。その愛に応えるように、テレ ザート星の間近に迫ってきた白色彗星(ズォーダー)に「進撃を中止しなさい」と勧 告を送っていたし、それが受け入れられないと判るや、実力を持って(テレザート星 自体を爆発させた)白色彗星の軌道を曲げた。
 その後は、やはり島君が気になっていたようで、ヤマトの後を追い駆けていたよう である。
 デスラーの攻撃にあい、宇宙に漂流していた島君を助ける。(輸血もしてしまう。 「島さんの中で生きていられる」と語っている)
 Part2の最後では、やはり、ヤマトで特攻をかけようとしていた古代君の前に現 れ、島君を古代君と雪に託し、ズォーダーが乗る巨大戦艦と刺し違えた。
 さらば/ヤマト2共に、全宇宙に向けて呼びかけていたテレサのメッセージに応じ たのは、ヤマトのみであった。
 ヤマト2でのテレサは、ヤマトシリーズの他の女性と違い、人間らしく『個人』を大切にしていた。ラストも「島さんの為」という感があり、女神的要素はないが、一人の女性であった。


<ガミラス/ガルマン・ガミラス帝国>
デスラー:
 ガミラス星/ガルマン・ガミラス帝国の総統。
 タランは、デスラーの最も信頼する副臣。また、ガミラス/ガルマン・ガミラスを 通じても、唯一心を許せる存在である。
 ヤマトへの恨みが消えてしまった後は、同じ武人として、また一人の男として認め た古代君との友情が始まる。
 Part1では、ガミラス星の寿命が残り少なかった為(スターシャによると、あと数 万年は寿命があったようだが)、地球に目を付け遊星爆弾を落とし、放射能により地 球人類が滅亡した後に移住しようとしていた。
 Part1では、自ら陣頭指揮をしてヤマトと戦ったのは、ガミラス本星の決戦と、ヤ マト艦内の白兵戦のみである。
 本星の決戦の時は、「偉大なるガミラスも負ける事がある地球との共存を」と言い 寄る気弱なヒス副総統を撃ち殺している。(戦いにのみ美しさを求めており、せっか く楽しんでいるのを邪魔された為。この頃は容赦なかった)
 ヤマト艦内の白兵戦では、初めて古代君と対峙する。が、雪が作動させたコスモク リーナーDにより艦内に充満しつつあった放射能ガスを除去され、あえなく退却。デ スラー砲によりヤマトを葬り去ろうとしたが、真田さんが密かに開発した空間磁力 メッキにより跳ね返されてしまう。(宇宙に漂っているところを白色彗星帝国に助け られる)
 Part2では、空洞惑星に閉じ込めて葬り去ろうとした時と、白色彗星帝国との決戦 に挑もうとしている時に横からちょっかいを出した時のみ。(一国の主というもの、 「真打ちあとから」なのかな)
 空洞惑星の時は、監視役として派遣されていたミル(&サーベラー)によりちょっ かいを出され、あともう少しというところで葬り去ることが出来ず苦い思いをしてい る。(この直後、サーベラーの陰謀により監禁されてしまう。この頃からデスラーの 心は動き始めていたのだろう)
 横からちょっかいを出した時は、ほとんど奇襲攻撃で、砲撃による主砲等への損傷 と機雷により波動砲を使用不可能にしてヤマトを追い込んだ。(デスラー自身も「確 かに私はヤマトに勝った」と言っている)
 白兵戦に持ち込まれた時に、再び古代君と対峙する。肩に傷を負っていた古代君は 力尽きてデスラーの目の前で倒れてしまったが、それを見ていた雪の身を呈して愛す る人を守る光景を見て、ヤマトへの恨みは消えてしまった。(雪、凄いぞ。2度も古 代君をデスラーから守っている)そして古代君(雪)に白色彗星帝国の攻略のヒント (真上と真下)を教え放浪の旅に出た。
 一目、最後の別れにとガミラス星に立ち寄った際、ガミラシウムを採掘する暗黒星 団帝国の艦隊に怒りを覚え交戦し、爆発した艦の余波を受けたガミラス星は爆発して しまい永遠に失ってしまった。その後は相方を失って暴走してしまったイスカンダル 星を追い駆け、ガミラシウムの代わりにイスカンダリウムを狙う敵と交戦するなど、 デスラーが心から愛しているスターシャの為に孤軍奮闘していた。(また、古代君 (地球)にイスカンダルの危機を教えている)ゴルバの砲塔に艦ごと突っ込むなど、 今までのデスラーらしからぬ行動もしている。
 暗黒星団帝国との戦闘後は、再び放浪の旅に出て、銀河系の核恒星系にガミラス星 とイスカンダル星に似た星(ガルマン・ガミラス星とスターシャ星)を見つけ、制圧 を受けていたボラー連邦から解放し、その星の総統となった。
 ヤマトがディンギルと戦闘している時に、トリチウムを満載したヤマトの代わりに ルガール総統と交戦し、ハイパーデスラー砲にて宇宙の藻屑としている。(お花のお 礼)
 デスラーも、ヤマトの最期を見送っている時には涙していた。
 あまりにも、部下や人民をないがしろにしてまでも、自分の意志を通しているが、そこが、デスラーの大きな魅力なのだろう。



参考資料:「ヤマト対銀英伝−キャラ対応表」付属資料 宇宙戦艦ヤマト編と同様

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