ジョンの小部屋

こんにちは。ボクの名前は『鈴木ジョン』です。
もちろん男の子です。
ずっと病院の２階で暮らしていました。
２０１０年８月１５日、ボクはお星様になりました。

悲し過ぎて報告出来ずに居ましたが、いつかはお話ししないといけないので更新することにしました。
２０１０年８月１５日、ジョン君は１７年の生涯を閉じました。暑くて長い夏を越すことが出来ませんでした。
その日の朝まで普通にご飯を食べ、普通に元気でした。とても暑かったお盆の最終日、大好きな家族の腕に抱かれてジョン君は長い眠りにつきました。
そのときはとても悲しかったけれど、今思うと「その日」がお盆で良かったのかもしれません。
家族や親戚、たくさんの人たちに見送られ、ジョン君を可愛がってくれた亡きおじいちゃんと一緒に天国に行くことができました。
猛暑はその後もずっと止むことなく１０月まで続き、そして大雪に見舞われた２０１１年の厳しい冬・・・。
高齢のジョン君にはとても耐えられなかったと思います。
最後にお別れした時、体がまだ温かくて、手を握ったらふにゃふにゃで、ただ眠ってるだけのようでした。
このお手々といっぱい握手したね。
雨の日に「濡れるから出てこなくていいよ」って言ってるのに、必ず犬小屋から出て来て挨拶してくれたね。
仕事が嫌になるとこっそり抜け出してジョン君に遊んでもらったね。
白衣に足跡と黒い毛がいっぱい付いて「もうおしまい！」って言って仕事に戻ったけど、
もしかしてあれは「早く仕事に戻れよ！」って言ってくれてたのかな？
ジョン君の居ない犬小屋を見たくなくて、半年ぐらい近づくことすら出来ませんでした。
形見にジョン君のフードボウルを貰ったので大切にします。
これからもずっとずっとジョン君はきよし整形外科のシンボルです。
いっぱい思い出をありがとう。
いつか天国でまた会いましょう。

　　　　　　笑顔～💛　

　おやつくれる？

←click　ジョンのアルバム

追記　職員30名のうち、生きてるときのジョンのことを知ってるのはたった6名になってしまいました。
わたしがここでまだ働いてられるのは本当にジョンのおかげ・・・。ぜったいに忘れないからね、ジョン（2019.2.5）　

トップページに戻る