寒狭峡開発委員会の会長丸山繁治さん、緑ヶ丘の大谷将夫さん始め多くの方々のご尽力で、 早川孝太郎 の研究会が立ち上がりました。昭和31年に病没とのことなので、平成17年は50年忌にあたります。この時期に気運が盛り上がって研究会が発足したのも、孝太郎の此の地への温かい想いからではないでしょうか。研究会の活動を通じ、著作を紹介しながら、孝太郎の愛した世界「三州民話の里」を散策してみたいと思います。
 このホームページの作成にあたり、多くの方々のご協力を戴いております。謹んで御礼を申し上げるとともに、今後ともご指導ご協力の程重ねてお願い申し上げます。また、ここに紹介してあるものは、孝太郎の著作のほんの一部に過ぎません。孝太郎先生に少しでも近づきたいと写経のつもりで慣れないパソコンと格闘しています。このページが孝太郎文学への招待状になれば幸いです。

■2009/09/09⇒須藤功先生(孝太郎研究家)の紹介
 大野の孝太郎研究家、山本好美さんからいただいた資料の中に、昭和46年、早川孝太郎全集(未来社)が発刊された際に、折込み月報に掲載された、須藤功先生の寄稿がありましたので紹介します。
■2008/11/13
 大谷先生から応募作品が届きました。何れ劣らぬ力作揃い!!。先生、今年も選に悩むぞきっと・・・。
■2008/11/02⇒ウォーキング。
 今年も素敵なウォーキング日和でした。孝太郎さんありがとう。御園の皆さんに感謝。。寒狭峡のスタッフに感謝。谷下のイノシシにお悔やみ・・・。お疲れさまでした。。
















■2008/02/23⇒大野の孝太郎研究家、山本好美さんから資料「早川孝太郎の年譜」をいただきました。全23頁ありますが、重くなりすぎますので冒頭の4頁分を紹介します。全頁必要な方は、大谷先生か山本さんに連絡してください。山本さんは、孝太郎の新たな(埋もれた)資料を探して見えるそうです。心当たりのある方は、教えてあげてください。
■2008/02/04⇒月例会で奥三河書房(長篠字殿関 TEL0536-32-0140)の伊藤敏女(としめ)さんが早川孝太郎について講演をしてくれました。本当によく勉強されています。孝太郎に憑かれた一人かな?きっと・・。孝太郎について興味のある方は「奥三河書房」を訪ねてみて下さい。熱く語ってくれると思います。


■孝太郎の横顔
 名古屋在住の孝太郎ファン、新実路乃さんが描いて送ってきたといって、大谷先生が鉛筆画を下さいました。今まで見た孝太郎の中で、一番いい顔をしていると思います。おだやかで、優しそうで・・・これは描いた人の性格が出るんでしょうね。
■大谷先生の講演(横山公民館)
 みんなコウタロウ狐に憑かれたかな・・・。そういえば、大谷先生もどこかしら「おとら」に似てきたような・・・。(孝太郎は柳田先生から「おとらさん」と呼ばれていたそうです。)



★大野在住の山本好美さんが長年に亘って集められた資料「写真で綴る早川孝太郎の生涯 −1−2−3−4、」をこの研究会のために提供して下さいました。少し重くなりましたが(PDF,0.6-1.6MB)、柳田國男をはじめ孝太郎を支えた人たちのこと、大著「花祭」が天覧に供されたことなど私たちの知らない孝太郎の世界が紹介されています。
■横山公民館での勉強会の様子です。(月1回第一月曜日開催)




■◇早川孝太郎の書籍(未来社)のご案内◇■

 早川孝太郎研究会 連絡先 
 世話人  大谷将夫   TEL(0536)-25-0888
 HP担当  竹川義和  mail : kubokawaya261(アット)ybb.ne.jp
⇒■□早川孝太郎を読もう(大谷将夫)□■
⇒■□三州横山の人 早川孝太郎(大谷将夫)□■
■三州横山話より■

 −ことわりがき−

    早川孝太郎
*リンク先は「PDF」です。アクロバットリーダーが必要です。
★横山の話★
■横山略図
■横山(二話)
 □位置
 □横山の名称

■村の草分け
■片目の生砂神
■種々な神仏の話(三話)
 □金白大王
 □伽藍様
 □山へ捨てられた辻堂

■夢枕に立った浄瑠璃姫
■セキの地蔵
■弁天様外(六話)
■山の神と行者(二話)
 □山の神
 □行者講

■水神様・変った祠
■地の神(二話)
■臼と土公神
■種々の行事(一一話)
★種々な人の話★
■我慢な男の話(二話)
 □馬の道具で働いた男
 □動いた位牌

■久保屋の話(四話)
 □五十里を一日に歩いた男
 □ないものなしの店
 □日本三家
 □俵に入れたヒョーソク

■種々な人の話(一一話)
★山の獣★
■猪の話(三話)
 □猪のソメ(案山子)
 □雨夜を好む猪
 □用心深い猪

■猪の話(四話)
 □昔の猪と今の猪
 □シシのイ
 □猪の牙
 □猪と鹿

■鹿の話(二話)
 □猟師に追われた鹿
 □鹿の鳴音

■鹿笛
■鹿の話(二話)
 □タラの芽と鹿の角
 □鹿の玉

■猿の話(二話)
 □猿の祟り
 □猿のキンイ

■狸の話(二話)
 □老婆を食い殺した狸
 □狸の腹鼓

■狐の話(八話)
 □狐の穴
 □屋根へ登る狐
 □蝋燭を奪る狐
 □人を化かす法
 □仇をされたのだろうという話
 □化かされて絹糸を焼いた噺
 □気楼を見せた狐
 □クダ狐

■鼬の話(四話)
 □ノシ餅を運ぶ鼬
 □鼬の鳴声
 □カマイタチ
 □鼬の最後屁

■山犬の話(四話)
 □塩を好む山犬
 □馬には見える山犬の姿
 □煙草の火とまちがえた山犬の眼
 □水に映る姿

★鳥の話★
■鷹の話(五話)
 □鷹の眼玉
 □鷹を撃つ方法
 □鷹の羽蔵
 □クラマの鷹
 □鶏を襲う鷹

■山鳥の話(二話)
 □人を化かす山鳥
 □肉の臭い山鳥

■その他鳥の話(八話)
★蛇の話★
■蛇のいろいろ
■山カガシの話(二話)
 □昇天する蛇
 □引越して行った蛇

■群れをなした蛇
■ヒバカリの塊
■烏蛇の恨み
■蛇の話(五話)
 □ツト蛇
 □人の血を吸う蛇
 □女を追う蛇
 □蟻に化した蛇
 □砂を吐く蛇

■蛇の神様
■蛇の話(二話)
 □両頭蛇
 □トカゲを追う蛇

■蛇の苦手
★虫の話★
■虫の話(六話)
 □双尾の蜥蜴
 □蜂の巣と暴風
 □蜂の戦争
 □蜂の巣のとりかた
 □蜂の巣の探し方
 □眼白を殺した蜂

■虫の話(三話)
 □クサ木の虫
 □アセボの木とダニ
 □シラミ屋敷

★草に絡んだこと★
■蕨(ワラビ)の話(二話)
 □蕨取りの遺恨
 □蕨が結びつけた縁

■人の恨みを嫌う椎
■茸の話(四話)
 □かわ茸のシロの噺
 □笑い茸をとった男
 □毒茸のクマビラ
 □万年茸(霊芝)の生える処

★川に沿った話★
■鮎の登れぬ滝
■竜宮へ行って来た男
■鮎と人との知恵競べ
■鯉・ハヤの話
■蜘蛛に化けて来た淵の主
■河童の話
★天狗の話★
■天狗
■天狗の火だろうという話
■天狗の話(四話)
 □天狗におどされたという話
 □鹿に化けていた天狗
 □一度に鼻を高くした猟師
 □火をつける神様

★種々なこと★
■種々なこと(十一話)
 □空を通って行ったもの
 □ヒトダマ
 □魔が通る
 □風に乗った魔
 □引越しを知っていた鼠
 □座敷小僧
 □屋根裏で聞えた三味線
 □仏壇に残る子供の足跡
 □柿をならせる手段
 □花ばかし咲いて実のならぬ梅
 □種々な呪いの歌
●猪・鹿・狸より●

 −序に代えて−

    早川孝太郎

 −跋−
■□猪・鹿・狸の解説(大藤時彦氏)□■
■□心のふるさとの書(大藤時彦氏)□■
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★猪の話★
●狩人を尋ねて
●子猪を負んだ狩人
●猪の禍い
●猪垣のこと
●猪の案山子
●村の変遷と猪
●猪除けのお守り
●空想の猪
●猪の跡
●猪に遇った話
●猪狩りの笑話
●昔の狩人
●山の神と狩人
●猪買いと狩人
●猪の胆
●手負い猪に追われて
●代々の猪撃ち
●不思議な狩人
●巨猪の話
★鹿の話★
●淵に逃げこんだ鹿
●鹿の跡を尋ねて
●引鹿の群
●鹿の角の話
●鹿皮のタッツケ
●鹿の毛祀り
●山の不思議
●鹿撃つ狩人
●十二歳の初狩り
●一つ家の末路
●鹿の玉
●浄瑠璃御前〔姫〕と鹿
●親鹿の瞳
●鹿の胎児
●鹿捕る罠
●大蛇と鹿
●木地屋と鹿の頭
●鹿の大群
★狸の話★
●狸の怪
●狸の死真似
●狸の穴
●虎挾みと狸
●狸を拾った話
●砂を振り掛ける
●狸と物識り
●狸の火
●呼ばる狸
●真黒い提灯
●鍬に化けた狸
●狸か川獺か
●娘に化けた狸
●狸の怪と若者
●塔婆に生首
●緋の衣を纏った狸
●狸寄せの話
●狸と印籠
●古茶釜の話
●古い家と昔話
●狸の最後
☆郷土随筆☆ ★長篠の船★
★ヒヨウの生活をめぐって★
★山林は日本の力★
★背戸の山★
★山と農業★
★山の彼方★
★山と山の霊魂★
★山と蒼空★
★猫を繞る問題1,2★
★村の動物を語る★
★農家と猫★
★小鳥と熊の話★
★農民と狸★
★鰻と蛇★
★山湊馬浪★
★山の伝承者を訪ねて★
★山の一つ家★
★山の生活★
★オコゼのこと★
☆おとら狐☆ ★T★
★U★
★おとら狐の後日譚★
★三河南設楽郡より★
☆猪の話☆ ★T★
★U★
★ミソサザイと猪★
☆鳥の話☆ ★T★
★U★
★V★
★W★
★X★
☆地狂言雑記☆ ★地狂言全盛地★
★狂言村と狂言系★
★奉納三番叟★
★狂言舞台と御仮屋の位置★
★盆踊りと盆狂言★
★塚所と氏神と★
★神楽組★
☆山村手記☆ ★花の木★
★浜射場その他★
★屋敷名★
★狩祭り★
★神の木★
★「しゃち」と七人塚★
★折柴の塚★
★門はやしと「みたま祭り」★
★古真立の「みこ」の面★
★参遠山村手記★