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事務所は、新城市(愛知県の北東、旧鳳来町)に構えています。
この地は今は衰退しましたが林業の盛んな地でありました。
豊富にある杉・桧を適正な価格で直接建物に供給し、木材の良さを生かした低価格で質の高い建物を作ることを課題として設計活動をしております。

事務所は、川添いの木立の中に建っています。春から秋にかけては涼しく気持ちのいい場所です。

のんびりとこの場所で過ごしながら仕事をしようと思っていますが遠方からの依頼が多く、毎日せわしなく走り廻っています。

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食事をしながら打合せ

同じ状況を与えられても10人の設計者が考えれば10通りの解答が出てきます。
建物の設計には正解はないと思っています。
建主と設計者、そして施工者が後に後悔しないように十分に話し合うこと。
その過程が大事だと思います。

 

事務所には、色々な人が集えるスペース(宴会場と呼んでます)があります。
週末には、建主や職人さんとよく飲み会を開きます。
建主や職人さんと飲みながらの打合せは、普段とは違った話が聞けて楽しいです。

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ゲストルーム
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サウナ室
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露天風呂
山・国産材へのこだわり
施主との伐採見学

私の事務所では、構造材、下地材、造作材、そして家具等にも合板などの張物はほとんど使用せず、地元の杉・桧を使用します。
その方が安くて長持ちすると考えているからです。
山から出てきた丸太を大きく割って、自然の風で乾燥し製品にして使うのが建物には一番良いと考えています。
木材は、節の有無、木目の細かさなどにこだわると非常に高いものとなります。
節も木の個性と考え、乾かした木を大工さんと相談しながら適材適所に使えば、木材費を押さえることができます。

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木材の乾燥
ローコスト − 適正価格の究求

住宅は「直営」で造ることが多くなりました。

建主・設計士が木材を支給しようとすると大工さんの協力が必要となります。
建物のコストを押えようと徹底的に物の原価を調べてきました。
そうしているうちに「直営」と言う建築スタイルになってきました。
適正な価格の材料を集め、腕のいい職人さんに作ってもらえば必然的にローコストで質の高い住宅が出来ると思います。

手づくりの家

住宅には、素人でも出来ることが結構あります。コストを抑えるだけではなく、参加した家族が家に愛着が湧くのではないでしょうか。

皆でわいわい作業をすると結構楽しいものです。

施工・メンテナンス

工事が始まると、より良いものを建てようと変更も多い。
いつもぎりぎりの予算で工事をしているので予算の調整に頭を悩ますことが多い。
そんな時、予算内で納まるように一緒に知恵を絞ってもらえる職人さんたちでないと直営は出来ません。

今一緒に仕事している人たちは、気が良くて腕の良い職人さんたちであり楽しく仕事をさせてもらっています。

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