5.機関車

6.ディーゼル機関車


 1)「アルファベット記号」について

 ディーゼル機関車の型式は、「Dieselの頭文字の「D」と動軸の数を組合わせた構成(DD、DEなど)+2桁の数字」になっています。
 「D」の後ろに付く記号については、動軸の数によって以下のように決められています。

   「B」:2軸
   「C」:3軸
   「D」:4軸
   「E」:5軸
   「F」:6軸

↑「DD51 712」は、動軸を4つもつディーゼル機関車で85km/h以上の運転が可能であり、500番台の212番目に製造されたことを示している。(車輌前面に記載)

 

 2)「2桁の数字」について

 2桁の数字については、最高運転速度により区分されています。

   「10〜49」:85km/h以下で運転
   「50〜89」:85km/h以下で運転
   「90〜99」:試作車輌
 

 3)「固有番号」について

 これまで説明してきた型式の後ろに、スペースを入れて各車輌の固有番号が付けられます。
 固有番号は、製造順に1から付けられていきます