マップ内の一部施設を写真で見られますので、マウスで探してみてください。

 天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅構内の施設は、そのほとんどが昭和15(1940)年の国鉄二俣線開業当時に建設されたものですが、その中でも現在では貴重な存在となった運転区事務所や機関車転車台、扇形車庫などが、平成10(1998)年、国の登録有形文化財に指定されました。
 登録有形文化財に指定された施設はどれも現役で、扇形車庫や転車台は蒸気機関車が使われなくなった現在もディーゼル車の運行に使われ、旅情が漂う木造の事務所や休憩室、浴場も利用されています。

 登録有形文化財の指定を受けた施設の概要は以下の通り。

国指定登録有形文化財の概要

指 定 物 件

No

名  称

旧 名 称

員数

所 在 地

構造・形式・規模

建築年

1

天竜浜名湖鉄道
運転区事務室

国鉄二俣線
機関区事務室

1棟

静岡県天竜市
二俣町阿蔵

木造一部二階建日本瓦葺
延 497.8m2

昭和
15年

2

天竜浜名湖鉄道
運転区浴場

国鉄二俣線
機関区浴場

1棟

木造平屋建日本瓦葺
96.0m2

3

天竜浜名湖鉄道
運転区休憩所

国鉄二俣線
機関区休憩所

1棟

木造平屋建日本瓦葺
70.7m2

4

天竜浜名湖鉄道
機関車転車台

国鉄二俣線
機関車転車台

1棟

RC・鉄 径 17.2m
232.2m2

5

天竜浜名湖鉄道
機関車扇形車庫

国鉄二俣線
機関区車庫

1棟

木造平屋建波型スレート
波型鉄板葺  686.4m2


[ 戻る ]