165系「伊那路」など

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この列車は飯田線で土・日曜日などの休日に走っていた不定期の急行です。
この急行に使われている車輌は、165系といいます。1960年代前半に登場した急行形電車で、上信越・中央線と山陽本線を中心に活躍しました。現在は車輌の老朽化と、座席がボックスシート(向かい合わせの席)ということがあって、急行列車には使われなくなっていて、ほとんどは普通列車用となっています。
そして、この急行「伊那路」は今では、特急「伊那路」に格上げされた上、定期列車となり、車輌も165系から替わっています。
撮影場所は東上-野田城で、1991年頃に撮影したように思います。

丸型のヘッドマークを取り付けた急行「伊那路」。

急行「伊那路」ですが、ヘッドマークが代わっています。このような形のヘッドマークはあまり見ることはありませんが、昔の急行のヘッドマークといえばこの形だったそうです。JR東海の粋な計らいで取り付けられるようになったのですが、165系電車にこのヘッドマークの組み合わせは、165系急行の全盛期を見ているかのようです。

この日は飯田線内でのイベントのために119系が不足したため、165系を普通列車として運用したようです。このようなことは珍しいことではないようですが、実際に見たのはこれが初めてです。このときは、豊橋-新城で運用されていました。1998年11月22日、新城-野田城で撮影。


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