― 帝国陸軍九七式重爆撃機 二型 ―
今回、アートボックス社のご厚意により、月刊「モデルグラフィックス」1985年12月号より、写真の一部を使用させていただきました。
模型雑誌「モデルグラフィック」で初めて制作記事を書く体験をしました。当時は、「無限軌道の会」というサークルに入って、共同、役割分担をしてジオラマ （又は、ダイオラマ、日本語では情景模型と言うと思います。）を作っていました。現在、私はその会とは何の関係もありません。
ビルマ＝南方＝椰子の木、と言う発想からは樹木が低く感じられますが、当時日本軍が駐留した地方は情景のような低潅木地帯だったそうです。 トラックはハセガワ1/72の改造、自転車は鉄道模型用のエッチング製品です。
帝国陸軍九七式重爆撃機二型
キット：レベル 1/72
誠に残念ながら、現在絶版となっています。30年ほど前、アメリカの「レベル社」の日本代理店「グンゼ産業」が日本で制作したキットです。提携が解除された時、金型がメキシコだかブラジルだかの レベル支社に移されたと聞きました。一連のシリーズに「屠竜」「銀河」「呑竜」「月光」があります。 何度か再販されましたが、「九七重爆」だけは再販されませんでした。金型が行方不明になったとも聞きました。蛇足ながら、九七式は「きゅうじゅう−なな−しき」とは読まず、「きゅう−なな−しき」と読みます。
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