SOC-1  カーチス 「シーガル」 


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ハセガワ



アメリカの大型艦に搭載され、連絡や着弾観測に使われた機
体。


この頃のハセガワは作例のようにとてもマイナーな機体が出て
いました。どういう過程で機種選択がされたかとても興味があり
ます。

昔は、メーカーがキット化するには相当量の資料を持っているだ
ろうと想像していました。当時としては一般マニアより持っていた
でしょうが、今の目から見ると、意外に少ない資料でキットを設
計していたみたいです。

この「シーガル」はコックピット内がアッサリしています。その当
時のスタンダードでは、今ほどコックピット内部に力を入れてい
ませんでした。もしかすると内部の資料が無かったか?

「LS」が航空ファンの折り込み3面図を金型屋に持ち込んで、1
/144の飛行機をキット化したのは隠れた話です。金型屋の技
術もすごいですが、結構いい加減な過程でプラモデルが作られ
ているとビックリしました。




張り線は真鍮線を使いました。最近は、「大阪・レディーバード」の
上田さんに教えていただいた「ヒートン」を使う方法で張り線を張っ
ています。真鍮線では一度線を曲げてしまうと、修正が難しいで
す。それに線の色を塗るとき、機体を汚す可能性があります。「ヒ
ートン」法は色付きミシン糸を利用すればこんな悩みは無いです。
「縒ってあって」ワイヤーの感じも良いです。