リピッシュ DM-1

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アートボックス社のご厚意により、月刊
「モデルグラフィックス」1990年4号の写
真の一部を使用させていただきまし
た。



エアーモデル 
(バキュームキット)




 

   
  

   















雑誌の記事より
●DM-1

 エアモデルのバキュームキットです。
バキュームの常として小物は使えません。透明部品も傷があ
ったり形が悪かったりしていて使えません。
 平面形も直線であるべき前縁が図の点線のようにふくらん
でいます。後縁も前に傾斜しすぎています。15゜が正しい様で
す。脚収納孔の大きさは写真から判断すると違っています。
斜線で示したのが修正後です。キットでは収納孔とフラップが
中心線からずれているので気を付けてください。エレボンはヒ
ンジが見えて機体との間に隙間が開くタイプなので作例のよう
に修正しました。ヒンジの位置は図に示しました。これも写真
から計算しました。
 正面形ですが、水平、垂直翼とも翼厚の最大値が足りず、
又点線のように膨らんでいるので裏打ちをして修正しました。
最大翼厚は翼厚比が16.6%なので計算では14.6mmになりま
す。作例では修正して無いので翼が薄く感じます。
 側面形。 WAFFFN誌の10ページのラフスケッチに寸法が入
っています。 しかし、数字が小さく、どの間を示すか良く分か
らない部分があります。キットを点線で示しましたが、大体実
線の様に修正しました。
 キットのラダーは長すぎるので短くしました。
 タイヤはハセガワのグランドクルーセットの補器の物をキャ
ッストして使いました。直径は写真からして5.1〜5.3mmです。
脚柱はシンチュウ線と帯金です。
 コックピットは下から見えるのでフットバーを付けました。実
機はBU 181のものを流用したそうです。
 キットの説明書は全体を銀ドープで塗るように指定してありま
した。
RLM02の可能性も有りましたが、ポッツン・バラス社刊
『WAFFN-ARSENAL102 : Uberschalljager Lippisch 
Pl3aandve rsuchsgleiter DM- | 』誌の裏表紙のイラストの黄
色系の色に魅せられて調べたら、グライダーがRLM05のクリ
ームで塗られた場合の有る事が分かりました。それでチョット
目先を変えてクリームで塗りました。