キ−61−1丙

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ファインモールド








太いパネルラインと戦車みたいな凸パネルが好きになれず、
溶きパテを使ってラインを埋めて細いラインに直しました。
埋まった箇所を彫り直すと、「ボロット」大きく欠けるので、
塗料を加えて柔らかさを増したサフェーサーの方が良かったと思います。






ファインモールドの飛燕は開発初期にハセガワの翼パーツを利用していました。
その影響を引き継いで胴体下面に丸味が足りない印象です。




ラジエター後半は外板一枚で出来ています。
左の様にキットはとても厚いので、可能な限り
薄くする様試みます。




2012.11.01

2012.11.11



操縦席後ろに軽め穴がありますが、型抜けの関係上省略されてるので再現します。
貫通させるべきですが、コックピットを密封する為に途中で止めます。




キャノピーは今の技術から見るとチョット厚めですが、縁を黒く塗ると材料の厚さが感じられなくなります。




エアーインテークの導風板を追加工作してみました。
モノが小さいので、板を差し込むのではなく、0.5mm板に溝を掘り
山の部分を板状に見せました。
それほど小さな部品です。




  
胴体とか翼の上下のパネルラインをつなげていく内に不自然な箇所が出てきました。
赤丸は下面パーツの線で、本来は青丸の線と繋がるはずです。
胴体に20mm機関砲を積んだタイプと翼パーツを共用したので生まれた誤差です。
右画像の様に赤線と付近の彫刻を青線まで下げて辻褄を合わせます。



パテを多く使ったので、サーフェサーを全面に吹いて下地を整えます。






2011.11.11
2012.11.20




爆弾の揺れ止めは右から左の様に削って細くしました。




244戦隊の88号機は胴体下の燃料冷却器が付いていないことを
写真で確認できたので取り付け穴を埋めます。





「フムナ」と周りの赤縁をエナメルで描き込みました。
フリーハンドで描いたので、良く見るとヨレています。
実機は濃緑色を剥がしたので、薄くなっているみたいです。





電光マークと尾翼の戦隊マークをデカールにしたので、色を合わせる為に
日の丸と帯は今までのモンザレッドの代わりにマルーンを使いました。





最初、手持ちのドラゴンのデカールを使う予定でしたが、
「88」の白縁がなかったので、ファインモールドでデカールを
分けて頂きました。





11月17,18のタミヤフェア・静岡県合同展示会には
半完成で出展しましたが、帰宅後、アンテナ線まで張って
完成させました。

作りかけのキ−64を完成させ、それだけでは展示会での注目度が低いので、
始めた「飛燕シリーズ」でしたが、少々お疲れモードになりました。
還暦間近で、気力の衰えを実感します。