ツポレフ TB−3

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ICM

大戦初期の長距離爆撃機。
日本軍とも「ノモンハン」で戦った。
キットを一口に言えば、「インジェクション技法で造った「バキュームキット」と言った感じ。
出来はとても良いが「メチャ、造りにくい!」。
道理で、編集部にいつまでもあったわけです(笑)。








上面はグンゼの戦車カラーを使った。
下面はドイツ軍のライトグレーに青を加え調合した。
ソ連機の下面色はカラーチップが付いた資料で見ると、随分鮮やかな色に感じる。
本物は「そう」かも知れないが、地中海や砂漠なら納得するが、北国の空のイメージとは私の中では結びつかない。








キットのままで何も手を入れていない。
再現度はとても良い。
材質も優秀で、破損しにくい。
ドラム弾倉の取っ手まで表現されていて、最初バリかと思った。





木製プロペラの表現は失敗。
研究の余地は大きい。










尾翼の「番号」はキットのデカールを使った。
メチャ硬くて、水に入れたら、ボロボロ欠けてきたのは大変困った。
強力な軟化剤を使って誤魔化した。
「星」は白いベースが付いていないので、台紙から離れたら、「赤い透明セロファン」状態となって使えなかった。
胴体の「星」はマイクロスケール1/48の中で一番大きなもので間に合ったが、翼の「星」は型紙を造って塗装した。



製作途中写真

インジェクションを組んでいる気がしない。
バキュームと言うより、ラジコンのバルサキットを組んでいるみたいだ。
表面の彫刻は素晴らしいが、接着の凹凸がほとんど無く、
接着位置の指示も説明書から推測した箇所もあった。
下2枚の画像は、プリントをスキャンしたので、少し見にくい。
接着しろが無くて苦労している様子がかいま見れるでしょう。
この構造の利点は、大きなキットの割に、軽くて丈夫(笑)な事でしょうか?














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