Yak-2

ヤコブレフ   Yak-2

トップへ
トップへ
戻る
戻る



メーカー:Amodel 
簡易インジェクション








製作反省記
塗装が厚塗りになってモールドを消してしまった箇所が多くできた。
上面にソ連の戦車色を使ったが、これが完全艶消しのため、上にクリアーを掛け、それで塗面が厚くなってしまった。
下面色は大量に買いだめて有った「タカラレベル」のドイツ軍機下面色のライトブルーを使った。
古くなっていた為か、マスキングテープを取る時とモールドを彫り治した時に塗面の剥離が多発した。
修正を繰り返したのが、下面での厚塗りの一因。



デカールはキット付属のモノを使う。
デカール軟化剤を使えば何とか貼れる。軟化剤が乾くとピンと凹部から浮き上がるみたいなので、他のデカールとは少し性質が異なるかも知れない。
「☆」マークは下のベース白がずれていないので、喜んでいたら、ベース無いみたい。
チョット発色が悪いが何とか使えそうなので、手抜きをした。
星マーク貼る部分にモールド線が無いのが都合良かった。


塗料の回り込みで、キャノピーを汚す事は避けれたが、作業中にプラやパテの小さなゴミがキャノピー内部についてがっかりした。
密封度が悪かったし、キャノピーを接着する時に注意が足りなかった。
アンテナ線は後席側面から引き込み線が出るのだが、作品を持つ時切ってしまう気がしたので、あえて付けなかった。


脚支柱の接着はサイトで探した資料を参考にした。
本当に便利になったモノです。


爆弾架は全く分からなかったので、爆弾と一体になっていた一部を切り取り付けた。
ソ連の爆弾架は機体から直線的に出ている棒状の「揺れ止め」のタイプと、多くの国に見られるアーチ状の補助金具から突起の出ているタイプが資料から分かったが、このYak-2がどちらだか、又はこの機種独特の形状をしているのか皆目分からない。
下面色はチャートで見ると「No.323]の色が適切と思える。



側面に54(2?)番のカーキグリーンを軽く吹いて、トーンを変えてみた。

特別にパーツを自作する事もなかったが、すり合わせに時間が掛かった。
最近の「MPM 」に比べると少し質が劣る、と言うのが正直な感想。
キャノピーが典型的な例。

資料がほとんど無くてもココまで出来るのはそれなりに素性の良いキットとも言える。
プラの材質は柔らかめ。
「Amodel」のキットは他にいくつか持っているが、取りかかりに覚悟がいる事を改めて実感した。