トランペッター

ホーカー 
シーフューリー


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トランペッター


2011年2月の松風会の例会で、知人の放出した在庫の一部を頂きました。
トランペッターのシーフューリーは一度は購入を考えましたが、豊橋メンバーの素組を見て、
プロペラのイメージが悪いのと価格が思っていたより高かったので止めていました。





改めて見ても、とても変な形をしています。



翼は折りたたんだ状態でも作れるようになっています。
細かなパーツもそれなりにデキがよい印象です。



合わせピンの周りにバリがあってピタッと填りません。
こんな経験は今まで無かった気がします。



翼の後縁も大きな隙間が空きます。





  
過剰な合わせピンも隙間が出来る原因でしょう。
後ろ側のピンを切り取り、翼内側を削り、後縁を出来るだけ薄くしました。





   
オイルクラー吸気口下に意味不明の凹みがありました。
写真を見てもこんな物はありません。金型制作時の傷と思われます。
ランナーを使って埋めました。材質が同じだと後の工作に便利です。




吸気口上部はチョット長さが足りなかったので、伸ばしランナーで修正しました。





クラー出口はエッジを薄くしました。
画像はキットオリジナルの状態です。





脚収納部は丸で囲んだように閉じた状態で作る時に「受け」の部分があります。
脚は出した状態にしたいので、削り取りました。


シーフューリーは終戦前に飛んでいるので、試作型にすれば問題ないと軽く考えていました。
翼は伸ばした状態で作る予定でしたが、折りたたみ部分が思った以上にデキが良さそうなので、
計画を変更して、折った状態で作る事にしました。

最初の試作機は1944年9月1に飛んだNX798号です。
これは調べると翼の折りたたみ機構がないと分かりました。
折りたたみ機能を持つ最初の試作機はSR666で、飛んだのは戦後の1947年10月12でした。
折角の折りたたみ翼を伸ばして作るのももったいないので、試作1号機は翼の伸びた状態のスペシャル・ホビーを作る事にしました。

2011.03.01