ここでは、JavaScriptでの配列の作成方法まとめています。ご参考になれば幸いです。
配列とは、例えば100個のデータ(要素)があった時、これを格納するために a0、a1、a2・・・のように単純変数を使用するのは面倒で効率が悪くなります。そこで、いくつものデータを総括的かつ効率的に扱うためのデータ構造として配列というものが考えられました。
まず、配列の要素を入れる器を作ります。
<script type="text/JavaScript">
<!--
function OriginalArray(n){
this.length = n;
for (var i = 0; i <= n; i++) {this[i] = 0;}
return this;
}
//-->
</script>
配列は要素(データ)名と何個目の要素(データ)かを表す添え字で構成され添番は[ ]で囲みます。 JabaScriptで配列を宣言するには、
要素名 = new OriginalArray(要素数);
要素名[添番] = 要素;
・
・
・
と設定します。
作成した配列は要素名[添番] で取り出します。
JavaScript1.1から追加されたArrayオブジェクトを使うと簡単に作れます。前段の配列の器は記述せずに
要素名 = new Array(要素数);
要素名[添番] = 要素;
・
・
・
と設定します。
Array()の要素数は省略可能です。また、設定した要素数以上の要素を設定しても設定した要素数しか設定されません。
<head>
<script type="text/JavaScript">
<!--
dow = new Array(7); //曜日を格納する配列の作成
dow[0] = "日".fontcolor("red");
dow[1] = "月";
dow[2] = "火";
dow[3] = "水";
dow[4] = "木";
dow[5] = "金";
dow[6] = "土".fontcolor("blue");
function getdow(d){
document.write("今日は",dow[d],"曜日ですね") //取り出した配列を書き出す
}
//-->
</script>
</head>
<body>
<script type="text/JavaScript">
<!--
today = new Date();
day = today.getDay(); //曜日の数値をdayへ代入
getdow(day);
//-->
</script>
<noscript>
JavaScriptが使えません。JavaScriptを無効にしているか、
JavaScriptに対応していないブラウザです。
</noscript>
</body>
どちらのオブジェクトを使っても結果は同じです。記述が簡単なArrayオブジェクトを使った方が記述量の節約になります。