健康自然派住宅「FOREST森の家」

当社が目指す家造りは

シンライホームがめざす家づくりは
人と環境に優しいエコ・ビオ住宅です。

 地球・地域の環境汚染
今、地球は環境破壊や汚染がすすんでいます。二酸化炭素やフロンガスの放出に
よって地球が温暖化され、海面の上昇や大型台風、洪水などの異常気象がおきて
いるのです。フロンガスの放出はオゾン層の破壊をさらに進め、人と動植物が強い
紫外線を受けて身体に変調をきたしています。
 その他にも大気汚染・酸性雨・環境ホルモン・化学物質過敏症・ダイオキシンなど
地球規模や身近なところでも環境問題が深刻化しています。

 化学物質と住宅
 化学物質と住宅との関わりを考えたとき、30余年ほどまえから新建材やアルミサ
ッシが使われるようになって、建物の気密化が始まりました。新築時にはツンとした
鼻にささるような臭いと眼がチカチカする刺激がありました。
しかしこれらを新築の臭いと思い、何の疑問も持たず当たり前のように考えていた
のです。
 ところがその臭いの正体は、新建材から発散されるホルムアルデヒドなどの化学
物質でした。この化学物質は微量でも、人によっては頭痛・めまい・微熱をともなっ
た慢性的な疲労などをおこすこともあります。
 シックハウスという名前でマスコミにも取り上げられたこの現象は、化学物質過敏
症という人体のホルモン機能や免疫機能が、化学物質によって異常をおこし身体に
変調をきたすものでした。
 
 化学物質過敏症は室内環境だけでなく衣・食・住の全体が連鎖して起こる現象で
すが、住宅の果たす役割が大きいことは確かです。
 日本が高度成長期に住宅産業化が進み、大手ハウスメーカーによって大量の住
宅が供給されました。その住宅は品質の画一化、コスト削減、工場による大量生産
化を優先するため、化学物質を含む新建材が多く使われてきました。
 そのうえ、省エネ基準が設けられて、住宅の気密化に拍車がかかりました。新建
材から放散された化学物質はいつまでも室内に滞留して、住む人の健康を害する
「シックハウス」と呼ばれる結果を招いたのです。

 エコロジーとバウビオロギー 
 最近の家造りで自然素材が見直されているのは前述のような化学物質過敏症を
考えてのことですが、それだけではありません。
人間生活と自然との「調和と共存」をめざした自然環境保護運動としてエコロジーが
言われるようになってから、自然素材の家造りへの関心が高まりました。

 エコロジーは地球全体や地域との環境共生を言いますが、最近になって建築の世
界においてバウビオロギー(建築生物学)という新しい学問体系が注目されてきまし
た。
 バウビオロギーという言葉はドイツ人医師が最初に使った言葉と言われています
が、ひとことで言うならば「人と自然環境との調和を目的とした精神性の高い住宅」
です。「生命体としての人間の身体と、心の健康を中心」に考えながら自然に適合す
る建築を目指した考え方と言えるでしょう。
 バウビオロギーは土地の特性を考慮して風土、気候を科学し、建築を通して環境
文化の創造と自然循環の結合を目的としているのです。
 ドイツでは自然に優しい環境をエコロジーとし、人間の心身に負荷をかけず健康
によい環境をバウビオロギーと分類しています。
 環境先進国から広まってきたエコロジー・バウビオロギーの家づくりとは、自然素
材を用いることで、身体に害を受けることなく安全に暮らせる住宅(バウビオロギー)
を、地域・地球環境に配慮して建築する(エコロジー)ということです。

 日本の伝統的建築様式 
 日本ではエコロジー・バウビオロギーの建築事例はまだ少ないのですが、土壁や
漆喰壁で造られた日本の伝統的な建築様式である民家が、エコロジー・バウビオロ
ギーの考えに適った住宅だったと言われています。
 伝統的な日本の民家の特色は木・土・紙・石などの自然素材でつくられています
がそれだけではありません。縁側にみられる夏を涼しく過ごす為の開放性と、蔵の
温湿度を一定に保つ断熱性、気密性です。
 このような伝統の「しつらい」をもって、四季の気候に適応しながら日本の住文化
が育まれてきました。民家に使用された自然素材は地域で産した素材を地域で消
費する「地産地消」によっていました。それは、いくら自然素材を多用しても遠方から
運んでいては、環境に与える負荷が大きくなってしまうからです。
また地域の木材を使うことは、やがて地域の山を育てることにもなるのです。
 
 私達シンライホームは、古き良き時代の日本の民家を再認識して「日本人のため
の日本の住まい」を提案していきたいと考えています。日本では昔から自然とのつ
き合いのなかで家を建てて、季節の移ろいに合わせた「しつらい」を暮らしに取り入
れて文化を育んできました。もう一度その原点に返り、四季に応じた開放と閉鎖の
技術を現代的に融合して、住む人と環境に負荷をかけない自然素材の家造りが、
シンライホームの目指す住む人と環境に優しいエコ・ビオの住宅であり、それはま
た、「住む人の健康と幸せを考えた家づくり」なのです。           



(株)シンライ工務店 代表取締役 今泉隆真

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健康自然派住宅

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