22年一般質問

(((あれも聞きたい、これも言いたい)))

平成22年3月定例議会・一般質問(34日・木)

谷ノ口公園について

質問要旨

答弁要旨

当初質問

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谷ノ口海岸

1.太平洋岸総合整備事業と谷ノ口整備事業との関連は。

2.谷ノ口整備事業の概要は。

3.事業策定までの経緯は。

1.総合的取組の一つとして公園整備事業がある。

2.面積3.89ha、事業費4億円で、5年間で花木園、展望広場、キャンプ場、バンガロー、コテージなど。

3.平成8年「田原町太平洋岸総合整備」発足、13年に拠点整備地区に谷ノ口が決定。17年、公園整備の基本計画を策定した。

「太平洋岸総合整備事業」の課題は。

①海岸侵食対策

②沿岸森林の荒廃

③厳しい農業経営

④集落の生活環境

⑤観光客等への対応

 等で地域の活性化を図る。

再質問

1.谷ノ口公園事業に海岸侵食対策部分はあるか。

2.沿岸森林荒廃対策として里山整備があるのでは。

3.農業経営に関してはどうか。

4.集落の生活環境の改善は。

5.結局、観光施設整備ではないのか。

1.直接的な関りはないが、侵食状況を知ってもらう役割がある。

2.問題点に対する対応として里山整備がある。

3.公園内での産直市場、滞在型市民農園等。

4.関係は薄い。

5.観光施設の役割を果たしながら、総合的な戦略の推進を図る。

3回目質問

取得価格が平米単価約2千円というのは、農地価格二千七百円と比べ適正か。

不動産鑑定評価、地価調査を参考に設定した。

 

*谷ノ口公園事業については問題点が多すぎ、今回は課題の整理、取得価格だけで終わりました。次の機会に、更なる問題点の堀り下げをしたいと思います。

*「谷ノ口公園」が「太平洋岸整備」の一部でありながら、その課題とほとんど関りの無い内容で事業が進められています。住民のボランティア活動、里山整備は大いに評価すべきですが、市長の施政方針にあったように、観光施設と理解するのが妥当と思われます。とするなら、観光施設として適当なのか・・・?

*取得された用地は、ほとんどが山林、雑種地で、一部宅地があります。宅地は谷ノ口の旧村と別荘分譲地ですが、どちらも住居に不適で放棄されたものだそうです。それが、優良農地に匹敵する価格で買収されるのは疑問です。

*一般質問の最後に「地方自治法117条の除斥に該当するのでは?」と質問したところ、後刻、安田議員が「俺は利益誘導していない」と、激怒しました。

 地方自治法117条では2親等以内の親族に関する議案があった場合、除斥(議場から退席すること)となっています。安田議員の実兄が谷ノ口協議会の理事となっているので該当するのではと思い質問しただけなのですが、利益誘導という言葉を出しつつ、怒号を浴びせ、私としては戸惑っています。何か心当たりがあるのでしょうか?

*定例議会最終日の323日、議会運営委員会並びに議長から呼び出しを受け、「一般質問で除斥についてとりあげてはいけない。真木議員の本会議での発言を取り上げるのもけしからん」と詰問されました。谷ノ口事業の関連で当然関ってくるものと考えますが、新生会の幹部の気に入らないことは一切発言を封じる姿勢に、今の田原市議会の非民主手的な姿勢を感じます。議会改革を掲げながら、一番の基本となる「言論の自由」を自ら放棄しているように思われます。

 

22年6月定例議会・一般質問(6月11日・金)

観光産業の振興について

質問要旨

答弁要旨

当初質問

1.伊良湖地区への新たな観光施設は

2.伊良湖港湾整備としない交通体系とのかかわりは

1.今ある資源を活用し、観光事業者や地域と一体となった取組を検討。

2.市内陸上交通と海上交通の連携が必要である。

再質問/1観光施設について

1.    観光基本計画、新市建設計画 にある事業で手付かずのものは、温泉利用施設だが、観光に必須であると思うがどうか。

2.    商工会観光部会で温泉の観光資源化の話があったが

3.    その他のハード面の考え方は

4.    合併特例債事業であつみちくの観光施設整備は

 

1.    重要なアイテムの一つだが、他の観光資源を発掘したい。

2.    温泉以外のアイテムを活用したい。観光事業者、民間のコンセンサスがあれば、市として応援する。

3.    魚広場などを考えたい。

4.    合併特例債91,4億円のうち渥美地区は14,9億円で観光施設に対する利用はない。今後、伊良湖港湾整備に4,2億円を予定。

再質問/.交通体系について

1.    フェリー対策の補正予算1千万円の事業内容はインパクトに欠けると思うが

2.    四つのスキーム(対策方法)のうち、現行会社、別会社でも公的支援を行うか

3.    国、県への働きかけ以前に市として支援するべきではないか

 

1.    市役所全職員の意見集約のけっかである。

2.    そのとおり。

3.    国道であるから、国の役割である。視としては補正予算で取り組んでいる。

 

    203月の一般質問以来、市当局の観光に対する政策に少しの進歩も見られない。

    温泉掘削、温泉利用施設についても、市としての計画に載っているにも関らず、全く手につけようともしない。

    合併特例債の用途も、菰田元財政部長が「渥美地区に厚くする」といったにも関らず、観光を含め考慮がなされていない。

 

    「フェリー廃止問題は国の責任であり、そのように理解しないのは勉強不足である」など、市長の発言は、市としての責務を

露ほども感じていず、責任感の欠如甚だしいものである。

伊勢湾フェリーが海上国道であることなどは旧渥美の人間ならば誰でも知っている。今まで知らずにいて、自慢げに発言するなど

余りにも程度が低いといわざるをえない。

問題は、市がこれまで観光振興対策を軽視したことがフェリー廃止に帰結したことを全く理解していないことである。

 

平成22年9月定例議会・一般質問(9月7日・火)

下水汚泥の活用について

質問要旨

答弁要旨

当初質問

 

 

1.下水汚泥の処理方法は

2.リサイクル社会を目指し、今後の利活用は

1.年間5000トンあまりの汚泥のうち、やく4割を市外で堆肥化、6割を農地還元している。

2.19年度から検討してきたが、当面現行のままで継続する。

再質問

田原市バイオマス構想をどのように具現化していくか

市内での完全完結を目指すが、木質チップの不足により、市全体でよりも、下水単独処理で。

3回目質問

エネルギー利用は当面困難と思われるが、全国一の農業に役立てるため、汚泥からのリン回収はどうか。

一つの活用方法だが、建設費が膨大なため、研究検証しながら実用化に向けて、完結処理を目指したい。

伊勢湾フェリーの今後について

質問要旨

答弁要旨

当初質問

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1. 伊勢湾フェリーの利用促進策は

2. 「地域公共交通活性化再生事業」の問題点は

3. 「社会資本整備総合交付金」を活用すべきでは

1. 2県2市による法定協議会でけんとうする。

2. 事業の詳細は不明だが、対策協議会と連携し、要望した。

3. 航路は道路ではないので、基幹事業とならない。また、財政的余裕も無く、機動性を損なうため不適当。

再質問

1. エージェント等プロの力を借りたらどうか

2. 映像とのタイアップ、「宇宙戦艦ヤマト」の活用は

1. 県や鳥羽市と相談して検討する。

2. 伊勢湾フェリーに確認のうえ、使えるものなら活用する。

3回目質問

1.「再生事業」は生活路線でなくても利用できるか。

2.「社会整備交付金」を活用すれば、地域発展に有効だと思うが

1.問題は無い。

2.近々の中での事業化は難しい。

 

   バイオマスの活用について検討するのは評価に値するが、構想変更の公開遅滞、新構想の構築遅れは否めない。

   もっと積極的な事業展開をトップがリーダーシップをもって、行動していただきたい。リーダーシップの欠如が嘆かわしい。

 

  *フェリーがとりあえずは存続できたのは喜ばしいが、このままでいけば、また廃止問題の再燃となることを行政は認識できていないのでは。

  *経営体質を根本的に変換する必要性を感じているのか。

 

 

 

=12月定例議会の一般質問=

この数年来、渥美半島の背骨となる大山山系にイノシシの出没が報じられています。

本来棲息していない生物が跋扈することで、生活基盤の侵害、自然破壊が危惧されます。

これまでも予算委員会、決算委員会等で質問してきましたが、なかなか対策の進展が見られません。

イノシシばかりでなく、鳥類による自然破壊も各所で見られます。

市当局の早めの抜本対策が望まれます。

平成22年12月定例議会・一般質問(12月6日・月)

有害鳥獣対策について

質問要旨

答弁要旨

当初質問

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山田地区通学路

1.市内有害鳥獣の被害状況は。

2.イノシシ被害の経緯と今後の対策は。

3.鳥類被害の状況、対策は。

1.イノシシ、ハクビシン、カラス、ヒヨヂリ等により、農産物被害が約270万円、その他糞尿被害がある。

2.本年度11月までに167頭を捕獲。1129日に対策協議会を開催、関係者の連携で対策を講じていく。

3.農産物への食害、人家への糞尿被害に対し、猟友会による駆除等で対応。

再質問…イノシシについて

1.   捕獲オリの不足への対応は

2.   猟友会への委託料の内訳は

3.   山田地区通学路への対策は

1.   猟友会と連絡を取り、不足の場合は市で購入する。

2.   手間代1時間1250円、捕獲1頭につき5000円を市が支払う。

3.   道路整備にあわせて対策をするが、当面街路灯設置で対応する。

3回目質問…鳥類について

小中山保育園南の森に棲息するサギへの対策は

当該林は住宅地に隣接し、銃器による駆除ができない。地元と連携し草や倒木の除去をするなどで効果が期待できる。

市街化区域の雨水対策について

質問要旨

答弁要旨

当初質問

 

4. 市街化区域の雨水処理計画の施行状況と見通しは

5. 109日のゲリラ豪雨の被害状況と対応策は。

4. 19年度に取り掛かり、21年度作成の「下水道全体計画」の中で雨水処理施設の整備を順次進める。

5. 床上床下浸水36胸、車被害4件等の彼我があり、雨水のスムーズな排水のため局部的回収も必要。

再質問

排水施設整備の時期は。

汚水処理の施設整備のめどが付き次第実施する。

3回目質問

1.ゲリラ剛体悪として、調整池などの設置が必要ではないか

2.排水不具合の箇所の局部的改修方法は

1.調整池設置、地下への雨水浸透などの被害軽減手段を検討していく。

2.側溝の改修、グレーチング蓋への変更、水路の構造変更などで改修していく。