平成27年一般質問
(((あれも聞きたい、これも言いたい)))
27年3月定例議会の一般質問
〜津浪避難施設整備について〜
私が平成24年の一般質問で取り上げた「命山」がようやく予算化されました。
27年度は調査、設計費用だけですが、これで軌道に乗せて、
一刻も早い避難施設の整備を望みます。
津浪避難施設整備について |
質問要旨 |
答弁要旨 |
当初質問 |
1. 施設整備の概要 2.
建設に伴う諸問題 3.
今後の施設整備 |
1. 避難困難地域(小中山、堀切)に人工の盛土避難施設 2.
地域の理解、協力が必要。安全な避難路の確保 3.
大規模な施設整備はこの2か所だけとする。 |
再質問 袋井市の命山 |
1. 避難の諸ルールとは 2.
避難路のブロック塀改修状況は 3.
耐震改修の状況は 4.
農業用重油タンクの管理は 5.
危険だと思うが、対策は 6.
地域への啓発作業は 7.
完成後のマウンドの管理は |
1.
徒歩避難の徹底、要配慮者の支援 2.
小中山3件、堀切4件 3.
小中山750棟中8棟、堀切400棟中6頭が改修済み 4.
届出のみで設置可能、立ち入り検査はしていない 5.
現地調査を行い、指導も行う 6.
地域に出向き、理解を得る 7.
地元自治会にお願いする |
地域によっては、未だに施設整備に対する理解ができていない人も。丁寧な説明を望みたい。 |
施設が整備されても避難路が無くては値打ち半減。しっかり避難路の確保を。 |
その他の津波対策・・・
堀切海岸の土盛り堤防(ボタ)の完全整備
三河湾側堤防の老朽化部分の修理
国道42号の嵩上げ
を早急に取り組んで欲しい。
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副市長2人制を修正
この3月議会最大の焦点になったのが「副市長2人制」。
4月で任期終了の市長が、何を血迷ったのかこの時期に議案を提案。
新聞にも批判的に掲載され、私の質問にも全くピント外れの無内容な答弁に終始。
「2人制」の必要性も理解できないし、この時期に提案する理由も分らない。
3月17日の総務委員会で「2人以内」の修正案が提案されたが、
私は、「施行時期が現市長の任期内では賛成できない」としたが、
自民クラブの賛成多数で可決、23日の本会議もそのまま可決となった。
内容として不満は残るが、田原市議会初めての議案修正は一歩前進と言えるのでは。
27年6月定例議会の一般質問
✡健康保険税28年度を目途に軽減✡
新市長が公約に掲げた「健康保険の低所得者への軽減」について質問。
医療費は最低にもかかわらず、保険税は最高額というのは、どう考えても納得できない。
低所得者の負担軽減策をもう少し考えるべきでは。
健康保険税制度について |
質問要旨 |
答弁要旨 |
当初質問 |
4. 応能、応益に応じた負担割合は 5. 国保加入者の平均所得と、他市との比較は 6. 今後、軽減策等の考え方は |
1.応能、応益のバランスを取り、50対50に近くなるよう定めている 2. 田原市88万、豊川69万豊橋72万円など 3.低所得者の負担軽減を検討 |
再質問 |
1. 田原市の課税方式は4方式だが、他市の状況は 2. 4方式は問題があるのでは 3. 1人当たり国保税負担額は 4. 1人当たりの医療費は 5. 一人あたりの医療費が一番安いのに、保険料が一番高い理由は 6. 一般会計からの繰入金が少なくなっているのが負担増の原因では。繰入金を増やしては 7. 市長公約の低所得者負担軽減はいつを目途にするか |
1. 県内で2方式が2市、3方式が12市、4方式が40市町村 2. 時代が変わり、資産割を廃止しているところも。慎重に検討 3. 1人当たり約12万円で、県内で一番高い 4. 約23万円で、県内で一番低い 5. 交付金制度で前期高齢者の比率が少ないと、交付金が少なくなるため 6. 財政補てん的な繰入は、税負担の公平性から行わない 7. 平成28年度を目途に検討を進める |
市長公約の国保負担軽減は28年度の目途が示された。 |
減免の割増しのみならず、制度の変革も検討していただきたい。 |
国の交付金制度が根本的に間違っている。
高齢化が進めば、医療費の負担が増えると言いながら、
高齢者の少ない田原市が他市よりも負担が大きいのは不思議。
5月27日に、国会で国保の県への移管が確定したが、
詳細は未だに不明のままであり、今後が不安である。