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臨済宗(りんざいしゅう)
お釈迦さまから数えて28代目の達磨大師(だるまだいし)は、中国に赴き「禅」を伝えました。そこから中国の禅宗はさかんになり、いくつかの派に分かれていきました。その中の一つが臨済宗です。日本に伝えられた禅宗には臨済宗のほかに、曹洞宗(そうとうしゅう)、黄檗宗(おうばくしゅう)などがあります。
妙心寺派(みょうしんじは)
鎌倉時代に日本に伝わった臨済宗は、現在では14の派があります。その中の一つ、妙心寺派は、京都の正法山(しょうぼうざん)妙心寺が本山です。
鎌倉時代から室町時代にかけての動乱の時代、後醍醐天皇の先代の花園法皇は、大徳寺の大燈国師のもとで禅に打ち込んでいました。建武四年(1337年)、花園法皇は、自分の離宮を寺院にしたいと思いました。そこで岐阜の山奥にいた大燈国師の弟子である関山慧玄禅師(無相大師)に開山(お寺を開く人)にお願いしました。関山慧玄禅師は何度も断ったのですが、そのお願いが師匠である大燈国師の遺言であることから、都に上がる事を承諾し、妙心寺の開山となりました。

幸せで安らかな日々のために・・・
生活信条
一日一度は静かに坐って、からだと呼吸と心を調えましょう。
人間の尊さにめざめ、自分の生活も他人の生活も大切にしましょう。
生かされている自分を感謝し、報恩の行を積みましょう。

信心のことば
わが身をこのまま空なりと観じて静かに坐りましょう。
衆生は本来仏なりと信じて拝んでゆきましょう。
社会を心の花園と念じて和やかに生きましょう。
・宗派について

達磨大師
6世紀頃、インドから中国にわたり、少林寺にこもって岩壁に向かって9年ものあいだ、黙々と坐り続けた。禅宗の宗祖といわれる。



関山慧玄の禅風
関山慧玄は師である大燈国師から修行第一の厳しい禅風を受け継いだのだが、それは、大燈国師の師、大応国師からの流れであった。政治権力から離れ、純粋な禅風を求めた、大応国師、大燈国師、関山慧玄(無相大師)の流れを応燈関の一流という。




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